母体が危険!死亡の可能性もある 産後に起こる癒着胎盤の恐怖

最悪の場合、お母さんが亡くなってしまう可能性のある癒着胎盤についてまとめました。

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  • 癒着胎盤とは何でしょう?

  • 胎盤が子宮筋に強固に付着して剥離(はくり)できない状態です。
    出典 :癒着胎盤の症状や原因など - goo ヘルスケア
     

    これ読んだだけでは「?」って感じですよね。何だかとても難しそうです。

  • 赤ちゃんが生まれると、暫く後(通常30分以内)に自然に胎盤が剥離して出てきます。出産経験のある女性だったら、その流れは理解できると思います。出産は赤ちゃんが生まれたら終了!・・・ではなく、胎盤が出て初めて無事終了と言えるものなのですね。ところが、癒着胎盤の場合、赤ちゃんが生まれた後に、当然起こり得るであろうタイミングに自然に胎盤が剥離せず外に出て来ません。
    出典 :癒着胎盤って聞いたことがありますか?: 最強母乳外来《 過去記事図書館 》
     

    少し、わかりやすくなりましたね。

    しかし、赤ちゃん生んだ時点でお産って終わりじゃないんですね。胎盤を出すところまでが出産なんですね。
    これは、経験した女性でも知らなかった人、多いんじゃないでしょうか?!

    まあ、話はそれましたが、癒着胎盤とは、赤ちゃんがお腹の外に出てきた後に、胎盤が出てこない状態をいうのですね。
    剥離とは、はがれることなので、それが無い、つまり、癒着しているということで、だから癒着胎盤と呼ばれるわけですね。

  •  

    生まれたー!
    「オギャー!」

    出産は、これで終わりじゃないんですね。
    赤ちゃんがお腹から出てきた後に胎盤を出すまでが出産なんですね。

  • 癒着胎盤の症状
    全癒着では胎盤剥離促進法でも剥離せず、出血なく分娩第3期が著しく遅れる。部分癒着では大出血となります。
    出典 :癒着胎盤 | 分娩時に起こる異常
     

    全部癒着するより、部分的な癒着の方が、出血量は圧倒的に多いんですね。
    大量出血なんて、出産でも出血するのに、本当に怖い症状です。

  • 原因は何か
     胎盤付着面の子宮壁に脱落膜が形成されない、あるいは帝王切開などによる瘢痕(はんこん)組織のため脱落膜の形成が不十分であることより、絨毛が子宮筋層に達するために発生すると考えられています。
    出典 :癒着胎盤の症状や原因など - goo ヘルスケア
     

    難しいですね~。これ読んだだけでは、さっぱり分かりません。

  • 癒着胎盤の原因:①先天的な子宮内膜形成不全、②多産婦に多い、③子宮の手術瘢痕(帝王切開術後、筋腫核出術後、Strassman手術後、子宮形成術後など)、④子宮内膜の過度掻爬(人工妊娠中絶、子宮内膜病理組織検査)、⑤子宮奇形⑥粘膜下筋腫合併、⑦子宮腺筋症合併、⑧前置胎盤(前置胎盤癒着)
    出典 :ある産婦人科医のひとりごと: 癒着胎盤、問題と解答
     

    箇条書きにした方が分かりやすいですね。
    癒着胎盤になる原因は、ひとつではないんです。原因とされる事はけっこうあるんですね。
    先天的なものではどうしようもありませんが、過去に何度も出産していたり、双子や三つ子など多胎妊娠したことのある方、帝王切開で出産したことのある方や、中絶経験のある方も癒着胎盤になりやすいそうです。
    妊娠中に前置胎盤と診断された方も、癒着胎盤になる可能性は高いといわれています。
    (前置胎盤になった妊婦さんの1割程度は癒着胎盤も起こしているそうです。)

  • 帝王切開で出産したことのある人と癒着胎盤発生率の関係

     

    帝王切開で出産したことのある人は、癒着胎盤を発症しやすいというのが分かります。
    帝王切開で何度も出産した人ほど、癒着胎盤になりやすいのですね。

  • 癒着胎盤は、母体を危険にさらします。
    母体には、どんな影響があるのでしょう。

  • 癒着胎盤の影響
    児は娩出後で問題ないが、母体は大出血のための出血性ショック、処置による感染の危険があります。
    出典 :癒着胎盤 | 分娩時に起こる異常
     

    赤ちゃんは既に生んでいるので、問題ありませんが、お母さんの体は、出血量が多くてかなり危険にさらされます。

  • 癒着胎盤の頻度
     付着胎盤を含めて全妊娠の約0.3%の発生率で,癒着胎盤だけでは約0.01%とまれな疾患である
    出典 :産科医療のこれから: 癒着胎盤
     

    母体への影響が大きいため、死亡してしまうケースも少なくありません。
    癒着胎盤の発症率が1万人に1人とかなり低いことに対し、癒着胎盤を起こして母体が死亡する確率は、3%ほどと言われています。
    癒着胎盤になってしまった場合、100人に3人、つまり30人に1人が亡くなるということです。
    これはかなり高い確率ですよ。
    恐ろしいですね。

  • 分娩以前には、その診断は不可能である。児娩出後、長時間経過しても胎盤剥離兆候がなく、ときには一部剥離した部分から大出血がみられ、胎盤用手剥離が困難なとき、癒着胎盤を疑う。確定診断は、摘出子宮・胎盤の病理学的所見による。本症の分娩前診断には、超音波検査、MRIそれぞれによる報告があるものの、現時点では確実に診断できる方法はない。
    出典 :ある産婦人科医のひとりごと: 癒着胎盤
     

    これも、怖いですよね。妊娠中は無論、症状は全くありませんし、いざ陣痛が始まってお産が始まる!というときにもまだ分からないのです。
    赤ちゃんがお腹から出てきて初めて胎盤が癒着しているかどうかが分かりますので、事前に手を打っておくということが出来ません。
    対応が遅れれば、母体の危険度はさらに増しますので、一刻を争う緊急度の高い症状と言えます。

  • 癒着胎盤と判明した際の医療処置は?

  • *胎盤が自然に剥離しない場合でも、待機することにより自然に娩出されることがあるため、すぐに胎盤用手剥離を行わない場合もあります。*胎盤用手剥離を試みる場合は、多量出血のリスクを考え子宮摘出術に以降できるに準備を整えて試みられます。*胎盤が完全に娩出されない場合、多量出血や感染の危険がるため、直ちに子宮摘出術を要する場合が多い。
    出典 :癒着胎盤 | 分娩時に起こる異常
     

    自然に出てくればいいですが、そうでない場合は、用手剥離、つまり医師が自分の手で胎盤を出す処置がとられます。この時、母体に麻酔を打つことが一般的ですが、中には打たない医師もいるそうです。
    かなり痛みがあるらしいですから、出来れば麻酔は打った方が良いでしょうね。

    また、それでも出てこない場合には、子宮ごと取る手術が行われます。この時、子宮は全摘になりますので、これも女性にとってはショックが大きいことです。手術では大量の出血が予想されますので、輸血も行います。輸血自体も感染などのリスクが伴いますので、癒着胎盤は、本当に生命にかかわる重大な症状です。