重度妊娠悪阻の際に行われる4つの治療法について

妊婦さんの中には、少数ではありますが重度妊娠悪阻になる人がいます。
重度妊娠悪阻では、つわり以上につらい症状が表れます。
重度妊娠悪阻になった場合、入院して治療を受ける必要があります。
重度妊娠悪阻の症状と、4つの治療法をまとめました。

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  • 重度妊娠悪阻の症状

  • つわりは症状が重くなると単なるつわりとは違い、重度妊娠悪阻という病気です。
    出典 :つわり 重度妊娠悪阻
     

    つわりの症状が重くなると、妊娠悪阻となり入院が必要になってしまいます。
    妊娠悪阻が更に重症化した状態が、重度妊娠悪阻です。
    つわりは多くの妊婦さんに見られる一般的な症状ですが、重度妊娠悪阻は妊婦さんの0.1%から1%に見られる症状です。
    珍しい病気ではありますが、重度妊娠悪阻で苦しんだ先輩ママはたくさんいます。
    妊娠したら誰にでもなりうる可能性があるため、その症状や治療法について知っておきましょう。

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    重度妊娠悪阻の症状としては、まず一般的なつわりと同様に吐き気やめまい、胃のむかつき、倦怠感などがあります。
    それに加えて、食べ物が食べられない、食べ物を食べると吐く、飲み物を飲むと吐く、何も食べていないのに吐くなど嘔吐の症状が強く表れるようです。
    また、便秘や下痢、頭痛、体重減少、脱水症状になることもあります。
    更に症状が悪化すると、脳の神経にも異常が表れます。
    人によってはけいれんなどを引き起こすこともあるのです。
    このように、重症の場合は母体も赤ちゃんも危険な状態となってしまう、とても怖い病気なのです。

  • 重度妊娠悪阻の治療

  • 重度妊娠悪阻の基本的な治療法は、「安静にすること」です。
    出典 :吐き気や嘔吐が止まらない。つわり時の重度妊娠悪阻の治療とは
     

    重度妊娠悪阻の治療で最も大切なのが、安静です。
    安静にするだけなら自宅でもできるのでは?と思う人も居るかも知れませんね。
    しかし、妊婦とはいえ家に居たら色々と家事をやらざるを得ません。
    ついつい掃除や洗濯に手が伸びてしまうのではないでしょうか。
    そのようなことから、入院してゆっくりと体を休ませることが重要と言われているのです。
    重度妊娠悪阻の治療中は家事や仕事など全てをお休みして、治療だけに専念しましょう。

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    妊娠中はおなかの赤ちゃんの成長のためにたくさん食事を食べようという気持ちになります。
    しかし、重度妊娠悪阻の場合は食欲が無く、食べても吐いてしまうのです。
    そんな時は無理に食べる必要はありません。
    食事を食べないことよりも、食べれないストレスや吐くことで体力を消耗することの方が赤ちゃんに悪影響を及ぼします。
    重度妊娠悪阻で食事がとれない場合は、点滴から栄養を補給します。
    そのため、赤ちゃんへの影響は心配せずに過ごしてください。
    症状が落ち着いてきたら、徐々に食事を摂り始めます。
    その際も無理に食べるのではなく、食べたいものを食べたい量だけ食べましょう。

  • 必要な水分と塩分を補給するため、ビタミンB1を含む輸液の点滴療法が行われます。
    出典 :吐き気や嘔吐が止まらない。つわり時の重度妊娠悪阻の治療とは
     

    重度妊娠悪阻で最も気を付けなければいけない症状が脱水症状です。
    喉が渇く、尿の量が少ない、体重が減少するなどが脱水症状のサインと言われています。
    脱水症状が悪化すると最悪の場合ママも赤ちゃんも死に至ります。
    そのため、重度妊娠悪阻の治療では、このような脱水症状に対する治療が行われます。
    基本的に薬での治療は行いませんが、重度妊娠悪阻の症状によっては薬を使った治療が行われることもあるようです。

  • 重度妊娠悪阻の症状があまりに重く、母体への体力的・精神的な負担が大きすぎると判断された場合は、母体保護の目的で人工妊娠中絶という方法を考慮する場合もあります。
    出典 :吐き気や嘔吐が止まらない。つわり時の重度妊娠悪阻の治療とは
     

    4つ目の治療が、人工妊娠中絶です。
    この場合、ママは助かりますが残念ながら赤ちゃんを助けることができません。
    この選択は、ママにとって言葉では言い表せないほどの辛いことです。
    しかし、このような選択をしなければならないほど症状が重症だと、いずれ赤ちゃんだけでなくママも命を落とす可能性があるのです。
    人工妊娠中絶という選択はとても悲しいことですが、重度妊娠悪阻の苦しい症状の中我が子を必死で守ろうとした思いは赤ちゃんにも伝わっているはずです。
    決してママに問題があった訳ではないので、あまり自分を責めないようにしましょう。