妊婦さんに危険なサプリメントのまとめ

妊娠が判明すると医師から「今飲んでいる薬はありませんね」と確認されると思います。
この「薬」には、サプリメントも含めてください。
サプリメントの中には妊娠や分娩に影響するものもたくさんあります。
これらをまとめました。

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  • まず最初に、次のことを知っておいてください。
    FDA(食品医薬品局)は2008年~2011年に報告されたサプリメントの健康被害件数は6307件、うち入院報告が1836件、死亡例も92件あったと報告した。と朝日新聞2013年6月4日の朝刊が報じています。

    サプリメントは、有効性を証明する論文数が少なく、その少ない論文も開発した企業が研究費用を提供したものが大半であった。とも報じています。

  • 妊娠中は薬剤が使えないからと、サプリメントに手を出すのはとても危険なのです。
    どうしても、サプリメントを使いたい時は必ず主治医に相談してください。

    それでは、妊娠、分娩に影響を及ぼすサプリメント=妊娠中は特に使ってはダメ!
    について、まとめていきます。

  • サプリメントは名称がいろいろありますので、別名は( )内に記入しました。また、外国からの輸入品は日本語名で表示されていないこともあり、わかりにくいと思うので、英語表示も( )で記入します。

    ☆出血が止まりにくくなる可能性があるもの。
    ●ビタミンE(Vitamin E)
    ●イチョウ(ギンコ)(Gingo)
    ●高麗人参(ジンセン)(Panax ginseng)
    ●ショウガ(ジンジャー)(Ginger)
    ●アロエ・・・アロエは子宮収縮作用もあり、流産や早産を引き起こす可能性もあります。
    ●EPA(エイコサペンタエン酸)
    ●DHA(ドコサヘキサエン酸)
    ●魚油(フィッシュオイル)(Fish Oil)
    ●ドンクアイ(当帰)(Dong Quai)
    ●ニンニク(ガーリック)(Garlic)
    ●フィーバーフュー(ナツシオギク)(Fever few)

    分娩の際に出血するのは避けられません。
    血液サラサラ系のサプリは出血が止まりにくくなる可能性があります。

    次に麻酔の効果を高める可能性があるサプリや、血圧を上昇させるサプリ、その他妊娠・出産に影響のあるサプリを挙げていきます。

    脅すわけではありませんが、無痛分娩で麻酔を使う人だけでなく、万が一帝王切開になったり何らかのトラブルで麻酔が必要になることがないとは言えませんので、妊娠中は使わないのが賢明です。

  • ☆麻酔の効果が高まる可能性のあるサプリメント(麻酔から覚めにくくなる、麻酔事故の可能性が高まる)
    ●セントジョーンズワート(西洋オトギリソウ)(St.John's Wart)
    ●バレリアナ(バレリアン)(ヴァレリアナ)(西洋オトギリソウ)(Valeriana)
    ●メラトニン(Melatonin)

    ☆血圧上昇作用があるもの
    ●麻黄(マオウ)(エフェドラ)(Ephedora)・・・アメリカでは販売禁止になったダイエットハーブです。
    ●カンゾウ(甘草)(リコリス)(Licorice)・・・電解質バランスを崩すと言う報告も
    ●ゴールデンシール(キンボウゲ)(Golden seal)・・・腫れが強くなることも
    ●ヨヒンベ(Yohimbe)

    ☆傷の直りが遅くなるもの
    ●エキナセア(エキナシア)(Echinacea)・・・感染症を引き起こすおそれあり。

  • このように、多くのサプリメントが妊娠時、出産時に影響を及ぼします。
    医師が処方した薬以外には、手を出さないのが賢明です。