摂食障害の薬療法について

摂食障害は通院や入院で治療するのがおすすめです。
その際に薬が処方される場合もあります。
摂食障害の薬物療法とはどういったものなのでしょうか?

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  • 摂食障害(拒食症)の治療

  • 比較的短期間に摂食障害から回復する患者さんの特徴

     

    ①本人と家族が、問題は食行動の異常でなく心理的問題やコーピングスキルの未熟さであることを理解できる。
    ②本人が体重を増加させる具体的な目的(就学、進学、習い事、旅行)をもつことができる。
    ③家庭が安心して療養できる場になる。
    ④いじめ、受験など当面の心理ストレスがない。

  • 拒食症の治療機関は、患者さんが「やせ願望」や「食べる恐怖」を安心して告白でき、有益な医学情報やアドバイスが得られる場になることが必要です
    出典 :摂食障害の理解と治療のために/拒食症/専門家の方へ・摂食障害の治療
  • 医療者-患者さんの信頼関係が築くのが大切です

     

    画像の神経性食欲不振症患者への教育的アプローチのように丁寧に教育すれば、80%の患者さんは体重増加に同意します。

  • 医療者は、家族や学校関係者に拒食症の説明をして協力をお願いして、患者さんにとって療養しやすい環境を整えます。これらの条件が調節されないと、患者さんは栄養療法も心理療法も受け入れず、ドクターショッピングをしたり、慢性化しやすいと言えます。
    出典 :摂食障害の理解と治療のために/拒食症/専門家の方へ・摂食障害の治療
  • 摂食障害の薬物療法

  • 残念ながら特効薬はありません。本症患者は一般には薬物の内服を嫌がりますが、それは食欲を増進させられて体重を増加させられることを恐れているからです。ただ、食べることへの不安剤や、うつ気分には抗うつ剤を、胃のもたれや頑固な便秘には消化酵素や胃排出能改善薬や便秘薬を処方します。
    出典 :摂食障害の理解と治療のために/拒食症/専門家の方へ・摂食障害の治療
     

    摂食障害に特効薬は存在しないのです

  • 薬物療法の主な目的は低下した消化機能の改善です

     

    当然ですが栄養素が足りていないため、それを補うビタミン剤やカリウム剤、生理が来ないという症状では ホルモン剤によって症状を緩和します。嘔吐をつづけたために胃炎を起こしているのであれば、胃腸薬も与えられます

  • 拒食症は心の問題から引き起こされる病気ですので、抗鬱剤や精神安定剤などが処方されるでしょう。 そのため、心理的な症状――鬱や精神不安なども緩和します。また、薬そのものの認識も、拒食症克服のために知っておくべきでしょう。
    出典 :拒食症の薬を使う:拒食症治療ブログ
  • 大事なことは、心理的身体的に関わらず、「現在の症状を緩和する」ということです。薬は一時的な症状の緩和であり、直接的に拒食症を克服できるといったものではありません。治療のプロセスにおいて、改善しやすくするためのものという認識を持って服用してください。
    出典 :拒食症の薬を使う:拒食症治療ブログ
  • 薬だけで摂食障害は完治するのか

  • 摂食障害に伴って現れる精神的な症状を緩和するために処方される薬。
    しかし、それはあくまでも補助的な意味での治療であって、薬だけで摂食障害を感知するのは難しいでしょう。
    出典 :摂食障害は薬で治せる?
  • 摂食障害の治療はあくまでも心理療法が主体。薬は、身体的・精神的な症状が悪循環しながら悪化していくのを食い止めるために使われます。
    例えば、精神面の改善に対しては、抗不安薬や抗うつ薬が処方されるようです。
    出典 :摂食障害は薬で治せる?
  • 現在効果が確認されている薬物は以下の通りです

     

    ◆過食症
    ・デシプラミン
    ・イミプラミン
    ・フェネルジン

    ◆拒食症
    ・アミトリプチリン
    ・サイプロヘプタジン

  • これらの薬は、精神的な症状に作用する薬。風邪薬や腹痛止めの薬とは異なり、効果には個人差があります。これらの薬によって過食嘔吐の回数が劇的に減ったという人もいれば、全く効果がなかったという人もいるよう。
    出典 :摂食障害は薬で治せる?
  • 薬の力に全面的に頼ってしまうのではなく、基本的なスタンスはあくまでも「自分で治ろう」
    「自分で摂食障害を克服しよう」という強い意思を持っていることです。