顎が外れた時の治療について。どんな時に手術が必要になるの?

一般的に、顎が外れた時の治療は口腔外科、整形外科、耳鼻咽喉科などで行われています。
これらの専門医では、顎が外れた際にどのような治療を行っているのでしょうか?
また、基本的に顎が外れた際に手術の必要は無いと言われていますが、場合によっては手術が必要になるケースもあります。

view149

お気に入り お気に入り0

お気に入りに追加

  • 顎が外れた時の治療法

  •  

    顎が外れてしまった場合、一刻も早く病院へ行って直してもらう必要があります。
    しかし、顎が外れた時の治療法と聞くと強烈な痛みが伴うイメージがありますよね。
    どんなことをされるのか不安に感じて、病院へ行くことをためらってしまう人もいるようです。
    実際に、顎が外れた時の治療法としては2つの方法が行われています。
    その方法とは、ボルカース法とヒポクラテス法です。
    もちろんどちらも効き馴染みの無い治療法ですが、それぞれどのような治療が行われるのでしょうか?

  • ボルカース法・・口外治療(親指を下顎の部分にあて下顎を上に回転して上げる感じで力を加えて直す方法)
    出典 :顎関節症でアゴが外れる?|宗像市の整体・マッサージ・整骨院なら、説明力No1の「かつきカイロプラクティック」 (福岡・北九州・福津市・古賀市・折尾・直方市・中間市・鞍手郡・宮若市・飯塚市・岡垣町)
     

    この方法は、医師が患者の後頭部を支えながら行います。
    しかし、多くの専門医ではボルカース法ではなくヒポクラテス法が行われているようです。
    そのため、この方法で外れた顎を元に戻すことはあまり多くありません。

  •  

    ヒポクラテス法は、医師が両手親指を患者の口内に入れて行う治療法です。
    親指以外の手は下顎を外側から支えます。
    この状態で、画像のように力を加えます。
    ポイントは奥に押し込むのではなく、下方向に押し込むことだそうです。
    このような方法が最もポピュラーな治療法と言えるでしょう。

  • あごが元の正常位置に戻った後、最低6週間は大きく口を開けないようにとの注意が与えられます。
    出典 :顎関節脱臼: 緊急治療が必要な口と歯のトラブル: メルクマニュアル 家庭版
     

    顎が外れた時の治療には2つの方法がありますが、どちらも痛みを伴います。
    しかし、医師によって正しく治療してもらえば、症状が慢性化することは無いでしょう。
    また、症状が慢性化しないためには治療後の安静も必要不可欠です。
    元のような生活に戻るまでには、最低でも2ヶ月程度を要することを覚えておきましょう。
    しかし、顎は日常的に頻繁に使う部位です。
    食事をする際にも話す際にも必ず顎を使います。
    そのため、長期間の間大きく口を開けないことは難しいことなのです。
    このようなことから、多くの人は症状が慢性化してしまうのです。
    慢性的に顎が外れることをどうしても防ぎたいのであれば、2ヶ月間は安静にすることを徹底しなければなりません。

  • 顎が外れて手術が必要なケース

  •  

    前述したように、顎が外れた時の治療では顎を元の位置に戻してある程度の期間固定することが基本です。
    そのため、基本的に手術による治療は行われません。
    しかし、中には手術による治療が必要になるケースもあるようです。
    では、どんなケースだと手術による治療が必要になるのでしょうか?

  • すぐに整復せずに慢性化してしまうと陳旧性(ちんきゅうせい)顎関節脱臼となり、元の位置に整復することは極めて困難となります。
    出典 :顎関節脱臼 治療方法 - goo ヘルスケア
     

    手術による治療が必要なケース1つ目は、陳旧性顎関節脱臼です。
    このような症状になる原因は、顎が外れた状態で放置したことにあります。
    顎が外れてしまった状態で放置すると、新たに関節が出来上がり元のような状態に戻すことは不可能になってしまうのです。
    また、自己流の方法で外れた顎を戻した場合にもこのような症状になりやすいようです。
    自己流の治療法には、このようなリスクがあることを覚えておきましょう。
    そのため、顎が外れてしまったら専門医の治療を受けることが最も最適な方法なのです。

  • 短期間に整復と再脱臼を繰り返すような病態を習慣性顎関節脱臼と呼びます。
    出典 :顎関節脱臼 治療方法 - goo ヘルスケア
     

    慢性的に顎が外れやすくなっている場合にも、手術による治療が必要です。
    習慣性顎関節脱臼になる最も大きな理由は、治療後の過ごし方にあります。
    前述したように、顎を元に戻した後は約2ヶ月間の安静が必要となります。
    しかし、この間に大きく口を開けてしまったり硬いものを食べてしまうなどの衝撃を加えると、再び顎が外れてしまうのです。
    このように顎関節脱臼は繰り返しやすいと言われているため、治療中は細心の注意を払って生活しなければならないのです。