ピロリ菌に感染してる?「慢性胃炎と口臭」の関係と治し方

よく、口臭の原因に「胃の不調」が挙げられます。慢性胃炎と口臭の関係性、対策についてまとめました。なぜ胃炎で口臭が悪化するのでしょう?原因と対策です。

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  • 慢性胃炎とは

  • 慢性胃炎は、胃粘膜の状態によって、表層性[ひょうそうせい]胃炎(胃粘膜表面で軽い炎症のある状態)、びらん性胃炎(炎症により胃粘膜表面がえぐれた状態)、萎縮性[いしゅくせい]胃炎、肥厚性[ひこうせい]胃炎(胃粘膜表面が正常より厚く見える状態)と分けられます。
    出典 :主な胃の病気、胃の状態や症状 慢性胃炎|知っていると安心! 家庭の胃学|胃もたれ、胃痛、胸やけなどの胃の悩み対策サイト『胃のサイエンス』
     

    そのうちよく見られるのは、萎縮性胃炎で、胃炎が長く続いたために、胃粘膜が薄くなって萎縮してしまう状態です。また、最近では胃の粘膜に何の異常も見られないのに不調を訴えるNUD(潰瘍の無い消化不良)もよく見られます。

  • 胃のなかには、塩酸が常時存在していますし、食物自体も物理化学的に胃粘膜を障害する可能性があります。したがって、年齢が増すごとに胃の粘膜は荒れていくというのが、常識でした。そのため、慢性胃炎は加齢に伴う現象である、という説が日本の学会では主流を占めていました。
    出典 :慢性胃炎 - goo ヘルスケア
     

    しかし、1982年、ピロリ菌の発見のよって、慢性胃炎の大半はピロリ菌の長期感染によって引き起こされることが明らかになりました。

  • ピロリ菌とは

  •  

    胃もたれや吐き気、空腹時の痛み、食後の腹痛、食欲不振
    これらの症状が続くとき、慢性胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍などの病気が疑われます。

  • この「ピロリ」という印象に残るかわいい名前は「幽門」という胃の出口を意味する「ピロルス」から取っています。ピロリ菌が胃の幽門から初めて見つかりました。内臓の一部を名前にできるほどの大発見だったとも言えます。
    出典 :1分でわかるピロリ菌 | ピロリ菌事典
  • ピロリ菌に感染すると、ピロリ菌がつくりだす酵素ウレアーゼと胃の中の尿素が反応して発生するアンモニアなどによって直接胃の粘膜が傷つけられたり、菌から胃を守ろうとするための生体防御反応である免疫反応により胃の粘膜に炎症が起こります。
    出典 :ピロリ菌と病気 | ピロリ菌のお話.jp
  • ピロリ菌は飲み物や食べ物から感染することが多いため、下水道施設の整っていない不衛生なところでよく発生すると言われています。
    45歳以上で、戦後の衛生状態のよくない環境で育った人にも感染者が多いようです。また、日本人の50%以上が感染しているとの報告もあり、中でも、50代以上は感染率70%とも言われています。

  • ピロリ菌がいるかどうか調べるには?

     

    大きく分けて2つ
    胃内視鏡検査で胃粘膜を採取して調べる方法と、血液、尿、呼気を採取して調べる方法があります。

    除菌の方法は、まず、胃酸の分泌を抑える薬を服用してから、抗生物質で菌を退治します。

  • すべての感染者からピロリ菌を除去する必要はないと考えられています。現時点で除菌療法を受けることが保険で認められている病気は、ピロリ菌感染が原因と考えられる胃潰瘍、十二指腸潰瘍の方だけです。
    出典 :一般のみなさまへ | 日本消化器病学会
     

    ピロリ菌に感染しても、一部の人しか潰瘍や癌になりません。他の要因も大きいからです。(食生活やストレスなど)

  • 慢性胃炎の症状

  • 主に感じられる自覚症状としては、程度は別にして上腹部に嫌な感じを抱えていたり、食欲不振や倦怠感を訴える人がいます。食べ終わった後に胃が痛くなったり、胸やけや吐き気を訴える人も多く、ひどい場合には嘔吐してしまうこともあります。
    出典 :慢性胃炎の症状
     

    萎縮性胃炎の場合、血を吐くこともあります。
    胃粘膜が薄くなり、胃壁にある血管を傷つけてしまうのが原因です。

  • 慢性胃炎は口臭の原因

  • 慢性胃炎によって引き起こされている症状によって異なるのですが、もし口腔内に歯周病や虫歯などの原因がないにも関わらず口臭が強いといった場合には、消化器系の障害を疑ってみたほうが良いかもしれません。
    出典 :慢性胃炎は口臭の原因になります。
  • 1、胃酸が出にくくなっている場合
     胃酸が少ないと、食べのが胃に残っている時間が長くなる。
     すると、腸で行われるはずの「発酵」が胃で行われてしまうから。
    2、ピロリ菌がいる場合
     胃酸過多になり、酸の臭いが逆流して臭いを発する。
    3、胃炎による舌苔(ぜったい)の発生
     舌の苔がたまると口中の原因になります。

  • 胃炎と口臭の対策

  • 胃炎の早期発見が第一です。その他、生活習慣も見直しましょう。
    胃炎による口臭は胃炎を治さなければ治りません。

  • 1)規則正しく決まった時間に食事を取る
    2)動物性脂肪や蛋白質の食事を過剰に摂取しない
    3)牛乳や卵の動物性蛋白質と豆腐等の植物性蛋白質を摂取する
    4)繊維の豊富な野菜はじっくりと煮る
    5)肉や魚はミンチにするか細かく切る
    出典 :慢性胃炎が口臭の原因
     

    6)香辛料等の刺激物、アルコールや炭酸飲料等胃腸に刺激を与えるものの摂取量を制限すること
    7)喫煙を制限すること
    8)睡眠をたっぷり取ること
    9)出来るだけストレスを溜めないこと。

  • 舌回しで口臭も、内臓機能も改善

  • 舌を回すことは唾液の分泌をうながします。唾液が口の中にあふれてくると舌苔に住みついている雑菌や舌の汚れを水洗いすることになりキレイにできます。口臭の原因である雑菌の数を減らすと、口臭だけでなく舌の色もピンクになって鏡で見た瞬間に「違う!」と分かります。
    出典 :舌をグルグル回して簡単に口臭予防!内蔵機能の改善で体調が良くなる秘密
     

    やり方は次にご紹介します。

  • 舌のツボ押しをするのがいいのですが、人前で出来ないし、口の中に手を入れるのが嫌な方は、舌回しがおすすめです。舌を口の中でぐるぐる回すだけで、舌にあるツボを刺激できます。やる前に、うがいをしましょう。

  • 1、口を閉じて、歯の内側をなぞるように右10回左10回回してください。
    2、舌を外に出して出来るだけ大きく右10回左10回回す。
    3、舌を外に出した後、すばやく引っ込める10回
    朝と夜やるのが効果的です。