ありふれた病気だけど放置するのは絶対NG!「深部静脈血栓症」主な症状はむくみ

深部静脈血栓症はありふれた病気で、珍しい病気ではありません。深部静脈の血管に血栓ができるため、血流が滞るおそれがあります。そのため、意識不明になったり重篤な状態に陥る可能性もあります。その深部静脈血栓症の症状は主にむくみです。

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  • 深部静脈血栓症はありふれた病気

  • 静脈に血栓ができるというのは、実はよくあることです。同じ姿勢のままでいてもできるものなのです。テレビなどで時々取り上げられるエコノミー症候群なども同じ姿勢のままでいることで血管に血栓ができます。困ったことに、同じ姿勢でいるときに痛みや違和感をあまり感じないうちに血栓が大きくなるために気がついたときには意識障害を起こすこともあるのです。とくに中年以降の男性は注意が必要で、この年代は血管が滞り安く、また食生活によっては血栓がさらにできやすくなる年代だからです。
    このように、比較的できやすくなる年代もわかっており、また血管内に血栓ができることはそれほど珍しい現象ではありません。しかし、血栓ができた部位によっては、急速に症状が進行し、短時間で重篤な容態となることもあります。血栓ができて危険となる箇所は、静脈の深い部分です。これは骨盤の内側や太ももなど、比較的大きな筋肉の側にある深部静脈です。この深部静脈は、心臓に向かう大きな静脈の血流であるため、この血の流れが遮られると全身の血液の循環に影響します。

  • 深部静脈血栓症とは、深部静脈に血栓(血液のかたまり)が形成される病気です
    出典 :深部静脈血栓症 検査・診断|八重洲クリニック
  • 全身の表在性や深部のどの静脈にも起こりえます
    出典 :深部静脈血栓症 検査・診断|八重洲クリニック
  • 骨盤の中の太い腸骨静脈や大腿静脈・下腿静脈など、筋肉の間にある深部静脈に血栓ができた場合、心臓に向かうはずの静脈の血流が止まってしまいます...
    出典 :深部静脈血栓症/リムズ徳島クリニック/リンパ浮腫の治療と手術
  • 深部静脈血栓症はなぜ危険なの?

  • 深部静脈にできる血栓が全身の血液循環に影響すると説明しました。これだけ聞いても、なにやら体に悪そうに感じます。しかし、人間の体にとって、正常に血液が循環していない、ということは体の各部に栄養や酸素が行き渡らず、細胞がどんどん死んで行くというと等しいのです。そのため、たとえ小さな血栓であっても、数が増えたり、また、各々にできた小さな血栓が徐々に集まり、じわじわと血行を遮っていくのです。

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    睡眠中の姿勢がよくなった、寝相がよくなった、と思ったら意識的に姿勢を変えるようにしましょう。

  • 若い人は、それでなくてもじっとしていることが少なく、折りに触れてのびをしたり姿勢を変えたりと無意識のうちに筋肉を動かすことで正常な血液循環を保つことができるそうです。よくわかるのは、寝相かもしれません。小さな子どもは寝ながら、寝返りをうったり、布団まわりをごろごろと転がったりと非常によく動きます。これは脳の発達にも関係していると言われますが、体の自然な欲求としても姿勢を変えることはよいことなのです。
    以前は寝相が悪く、起きたら足元の布団がひどく乱れていた、ゆかたで寝ると朝には帯だけになっていた、という人が、寝た姿勢のまま目覚めるようになると危険なサインかも知れません。少しでも、そのような自覚がでたら、体の自然調節が衰える証拠なので、意識的に姿勢を変えたり、ふくらはぎを伸ばしたり縮めたりするために足首を動かす運動を日常生活に取り入れるようにしましょう。先ほども説明したように、この血栓の恐いところは、感覚的な不快感や違和感が少ない間にじわじわと進行していくことです。なので、日頃から十分に気をつけたいですね。

  • ごくごくありふれた病気ですが、恐いことが引き起こされることもあります。
    出典 :本当は恐い下肢静脈瘤(深部静脈血栓症): Dr.Tのクリニック開業への道
  • 時に重篤 な肺塞栓を生じる可能性もあります。
    出典 :深部静脈血栓症 検査・診断|八重洲クリニック
  • 深部静脈血栓症の症状、主にむくみ

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    朝と夕方で、靴の履きやすさは変わっていませんか?

  • 深部静脈血栓症なりかかってになっていても、不快感や痛みとしての自覚症状は少ないといいました。しかし、目にみえてわかる症状が一つあります。それはむくみです。むくみは女性に多い症状ですが、意外にも男性にも多いものです。朝と夕方で足まわりのサイズなどを測ると、そのむくみの強さはよくわかります。
    しかし、そのような面倒なことをしなくても、一旦靴を脱いではくとわかるようになります。朝にはすっぽり入った靴が、夕方以降にキツいと感じたら、それはむくんでいる証拠です。そのむくみが昼、夕方、夜間とじょじょに目にみえて酷くなることが確認できるまでになったら、それは普通のむくみではないと考えたほうがよいでしょう。
    むくみ程度で病院にいくのは気が引けるなどと思う人もいるかも知れませんが、一般的な症状だからといって軽いものだと思わないほうが賢明です。一旦、深部静脈血栓症になると、最初は急激な痛みに襲われます。また、皮膚の変色や冷えている感覚を覚える人もいます。このようなはっきりと自覚できるまでに症状がでてしまった場合、血栓によって血液循環は非常に悪くなっています。

  • 静脈血栓症が急に発症した時には、突然の急激な痛み・皮膚色の変化(赤黒くなる)・冷感が特徴的です。
    出典 :深部静脈血栓症/リムズ徳島クリニック/リンパ浮腫の治療と手術
  • 急性期を過ぎると、一般的な静脈性のうっ血による症状がみられます。
    出典 :深部静脈血栓症/リムズ徳島クリニック/リンパ浮腫の治療と手術
  • 夕方になるとむくみが強くなり、静脈の血液がたまるため、皮膚の色が青紫色になることもあります。
    出典 :深部静脈血栓症/リムズ徳島クリニック/リンパ浮腫の治療と手術
  • 1日の終わりに近づくほど、むくみがひどくなります。脚を水平にすると静脈内が空に なるため、夜間はむくみが解消されます。
    出典 :深部静脈血栓症の症状|八重洲クリニック