どれくらいになる?「脊髄損傷レベル」を知っておこう!

脊髄損傷レベルはどのくらいになるのでしょう。レベルに関して集めてみました。

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  • 脳からの命令を体に伝えたり、体の情報(痛覚や触覚など)を脳に伝えたりする役割があります。脊髄自体は非常にやわらかいモノなので、背骨(脊椎)によって守られているのですが、外部からの強い衝撃などで背骨が折れたり脱臼したりすると中の脊髄もダメージを受けます。
    出典 :脊髄損傷とは何か
     

    ダメージを受けてしまう原因は色々ありますが、脊髄は大切なものなのです。

  • 脊髄の損傷は

     

    損傷場所によって分類され、障害の重さも変わってくるのです。基本的には損傷部位より下に障害が出るとされますが、完全に切れてしまうと麻痺として動かなくなってしまうのです。

  • 部位によって名前が違う

  • 頚(頸)髄 Cervical 8 C1~C8
    胸(背中) 胸髄 Thoracic 12 T(Th)1~T(Th)12
    腰 腰髄 Lumbar 5 L1~L5
    仙髄 Sacral(Sacrum) 6 S1~S5
    出典 :脊髄損傷とは何か
     

    このように分類で名前が付けられているのです。

  • この呼び方を使って、頚髄の部分を損傷した場合を頚髄損傷(略して頚損)、同じく胸髄損傷(胸損)、腰髄損傷(腰損)、仙髄損傷(仙損・・・とはあまり聞いた事ないですが)と言います。一般的には頚損以外をまとめて脊損という傾向があるようです。
    出典 :脊髄損傷とは何か
  • 脊髄損傷レベルは

  • 1. 損傷レベル C1~C3【ADL】全介助。呼気、唇や顎の動きを利用したハンズフリースイッチの操作が可能。 【運動機能】首を動かすことができるが、呼吸に障害がある。上肢・下肢・体幹が麻痺する。 【移乗・移動方法】専用の電動車いすを操作して移動する。
    出典 :脊髄損傷レベルと到達可能なADL 脊髄損傷の豆知識
  • 損傷レベル C4 【ADL】全介助。頭に取り付けた棒や口でくわえた棒を使っての動作(本のページをめくるなど)が可能。 【運動機能】自力での呼吸が可能。肩甲骨を上に上げられる。 【移乗・移動方法】専用の電動車いすを操作して移動する
    出典 :脊髄損傷レベルと到達可能なADL 脊髄損傷の豆知識
  • 3.損傷レベル C5【ADL】ほとんどの動作で要介助。ただし手を動かすことができ、上肢装具付きの自助具を使えば食事、筆記などが可能。【運動機能】肩、肘、前腕の一部を動かすことが可能。 【移乗・移動方法】平らな場所ではハンドリム(大きい車輪の外側についている小さい車輪)を工夫した車いすの操作が可能。
    出典 :脊髄損傷レベルと到達可能なADL 脊髄損傷の豆知識
     

    この名称のCとかが先ほどの名前の頭文字なのです。

  • 損傷レベル C6 【ADL】中等度~一部介助。自助具を用いて食事、筆記などが可能。上半身の着替えが可能。 【運動機能】肩に力が入るが不完全な状態。肘を曲げられるが伸ばすことは不可能。手首を上げることは少しだけ可能。プッシュアップの力も少しだけ入る。起き上がったり寝返りが可能。
    出典 :脊髄損傷レベルと到達可能なADL 脊髄損傷の豆知識
     

    移動はハンドリムを工夫した車椅子なら問題ないですよ。

  • 損傷レベル C7 【ADL】一部介助あるいはほぼ自立。自助具なしでの食事、着替えが可能。起き上がったり寝返りが可能 【運動機能】手関節の動きはほぼ完全に可能。プッシュアップが可能。【移乗・移動方法】標準タイプの車いすでの移動が可能。プッシュアップによるベッドと車いすの移乗が可能。
    出典 :脊髄損傷レベルと到達可能なADL 脊髄損傷の豆知識
  • 他にも沢山ある

  • 第8頸髄・第1胸髄(C8-T1)損傷
    <運動機能>
    上肢すべて動作可能。
    <日常生活動作(ADL)>
    車いすひとりで可能。車いすでのADL自立。
    出典 :脊髄の損傷レベルと対応: まなび
  • 第2~第6胸髄(T2~T6)損傷
    <運動機能>
    胴体(体幹)のバランス一部安定。
    <日常生活動作(ADL)>
    車いすは必要だが簡単な家事可能。
    出典 :脊髄の損傷レベルと対応: まなび
  • 第7~第2腰髄(T7~L2)損傷
    <運動機能>
    胴体(体幹)ほぼ安定。骨盤帯の挙上可能。
    <日常生活動作(ADL)>
    住環境整備により仕事やスポーツも可能
    出典 :脊髄の損傷レベルと対応: まなび
  • 第3~第4腰髄(L3~L4)損傷
    <運動機能>
    胴体(体幹)安定。下肢一部動作可能。
    <日常生活動作(ADL)>
    ADL自立。杖や短下肢装具で歩行可能。
    出典 :脊髄の損傷レベルと対応: まなび
  • 第5腰髄・仙髄(L5~S5)損傷
    <運動機能>
    足の関節の動きが不十分。
    <日常生活動作(ADL)>
    ADL自立。歩行は器具なしで可能。
    出典 :脊髄の損傷レベルと対応: まなび
  • 多少違うのが

     

    多少厄介なのが、欧米と日本では損傷位置表現の意味が異なることで、例えば第1腰髄損傷の場合、日本では第1腰髄が損傷していることを、欧米では第1腰髄まで健全であることを表します。これは文化と医学の違いかもしれませんね。