TV「あのニュースで得する人損する人」で話題!新「食物アレルギー」治療

食べ物アレルギー・・・怖いですよね。
TV「あのニュースで得する人損する人」で取り上げられた、
新たな食物アレルギーの治療法法が話題になっています。

その方法とは「経口免疫療法」というもの。
アレルギー原因を、敢えて口にすることで治そうというその方法について、
まとめてみました。

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  • 食物アレルギーとは・・・

  • 食物アレルギーは、食物を摂取した時に免疫機序(アレルギー)を介して不利益な症状がでる場合と定義されています。アレルギー体質の人では特定のタンパク質にIgE抗体をつくりやすい免疫傾向があり、摂取した食物とこれらのIgE抗体を介して症状が起こるとされています。多くは食物を摂取してすぐから2時間程度でみられる即時型反応を示しますが、やや遅れて症状がでたりすることもあります。
    出典 :食物アレルギーとは
     

    これは辛いですよね。しかも時間差で症状が表れる場合もあるなんて・・・。

  • 命の危険さえ・・・「アナフィラキシーショック」

  • 複数の臓器に全身性に症状が出るものをアナフィラキシーといいます。このなかでも特に血圧が下がる、意識を失うなどの症状が出る場合をアナフィラキシーショックと呼び、命に関わる場合もあるので注意が必要です。
    出典 :どんな症状が出るの?|アレルギーi
     

    最近は小さい子供の事故をニュースで見聞きすることも・・・。本当に危険なんです。

  • 経口免疫療法とは?

  • 従来は食物経口負荷試験(以下、負荷試験)で陽性(症状が出て除去継続となること)と診断された場合、 その後は今まで通りに原因食物の除去を続けていました。ところが近年、専門の医師の管理のもとで “連日原因食物を少しずつ食べていくことで、原因食物が食べられるようになる”という報告が当科や、国内外で相次いでいます。 この治療法を経口免疫(減感作)療法といいます。負荷試験で明らかな誘発症状を認め、 当科の医師が「経口免疫療法の治療適応がある」と判断した患者さんを対象に、本治療法を実施しています。
    出典 :http://www.hosp.go.jp/~sagami/sinryouka/syounika_keikoumeneki.html
     

    少しずつアレルゲンを食べることで、克服できるようになるってこと?

  • 経口免疫療法でアレルゲン体制が25倍に?

  • ピーナッツアレルギーは最も一般的な食物アレルギーのひとつで、先進国の子供たちの1%以上に影響を与えている可能性がある。重度の場合、ピーナッツを微量でも摂取すると命にかかわる。医学誌「Lancet」に掲載された試験的研究によると、これらのアレルギー症状を持つ人たちに、非常に注意深く、制御しながらピーナッツを含む食品を与えていくことにより、彼らが耐性を獲得するのに役立つという。
    出典 :経口免疫療法でアレルゲン耐性が25倍に « WIRED.jp
     

    多くの子供達がアレルギーに!でも、これもちょっとずつ食べることで耐性を得られるようです。

  • 1回目の実験では、子供たちの半数にこの方法(経口免疫療法)が実施され、残りの半数はプラセボ対照群に割り当てられた。研究が終了するまでに、実験グループの子供たちの84%が800mgのピーナッツたんぱく質に対する耐性を、半数以上の子供が1,400mgのピーナッツ(およそ10粒に相当)への耐性を獲得することができた。2回目の実験で研究者がすべての被験者にこの方法を施したところ、91%が800mgに対する耐性を、大部分の子供たちがさらに高い量に対する耐性を獲得できた(800mgの場合、アレルゲン耐性は、経口免疫療法を受ける前と比べて25倍になったことになるという)。
    出典 :経口免疫療法でアレルゲン耐性が25倍に « WIRED.jp
     

    すごい!きちんと管理された体制の中で、少しずつ口にすることで、ここまで耐性を得られるですね!

  • 大人にも多い「卵アレルギー」も経口免疫療法で!

  • 最初に食べさせる卵は、そのものではなく、卵白の成分を粉末にしたものです。いきなり本物を食べさせて重いアレルギーを引き起こしてはなりませんから、まずは、どの量から治療を始めるべきか、大丈夫と言える量を探って行くのです。安全な最低量が分かれば、医師の管理の元で、時間をかけて少しずつ粉末を口にし、食べられる量を増やして行くのですが、症状の重さによって、かかる時間は大きく変わって来ます。必ず成功するわけではなく、失敗した後、期間をおいて再度チャレンジする場合もあります。一定の量を口にしてもアレルギーが起こらなくなれば、粉末から本物へと変えて行きます。
    出典 :卵アレルギーが治るかも?経口免疫療法で卵が食べれるようになる話 | 健康生活 – 元気の秘訣を毎日お届け
     

    最終的に「卵1個」が食べられるようになれば、治療完了なんだそうです。

  • 食物アレルギーが治る可能性は広がったが安易な実施は患者に負担を与えることに

  • 「安易に経口免疫療法を行うことは患児に必要以上の肉体的・精神的な負担を与えるということも肝に銘じるべきです。経口免疫療法を行って2年かけて牛乳が飲めるようになった患児がいるのですが、経口負荷試験をクリアしたその日の夜、ベッドで一人泣いていたそうです。嬉しくて泣いていたのではなく、その2年間がつらくて仕方がなかったのだそうです。それほどの負担を強いる治療であることを認識しておかなければなりません。
    出典 :med.taiho|アイピーディ|BreathLet Vol.3 TOPICS 2 食物アレルギーに対する経口免疫療法
     

    実は・・・辛い治療法でもあるんですね・・・。

  • 昨年秋に日本小児アレルギー学会から出版された食物アレルギー診療ガイドライン2012にも、「現時点においては、経口免疫療法を専門医が体制の整った環境で研究的に行う段階の治療であると位置づけ、一般診療においては未だ行うべきではない」としています。経口免疫療法を勧める医師は、その責任と覚悟を持ち、また保護者と患児にもその覚悟を知らせることは必須です」
    出典 :med.taiho|アイピーディ|BreathLet Vol.3 TOPICS 2 食物アレルギーに対する経口免疫療法
     

    決して簡単な治療法ではないこと。これは本人も、親も、医師もきちんと理解しておかないといけないってことですね。