解離性障害について知ろう

いわゆる多重人格や、それに近い心因性の障害を解離性障害と呼びます。うつ病や統合失調症とは似ているようで違う、解離性障害についてまとめました。

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  • 解離性障害の概要

  • 私たちの記憶や意識、知覚やアイデンティティ(自我同一性)は本来1つにまとまっています。解離とは、これらの感覚をまとめる能力が一時的に失われた状態です。たとえば、過去の記憶の一部が抜け落ちたり、知覚の一部を感じなくなったり、感情が麻痺するといったことが起こります。
    出典 :解離性障害|病名から知る|こころの病気を知る|メンタルヘルス|厚生労働省
  • ある時期の記憶が全く無かったり、いつの間にか自分の知らない場所にいるなどが日常的に起こり、生活面での様々な支障をきたしている状態をさす。
    出典 :解離性障害 - Wikipedia
  • !注意!

     

    精神科の病気全般に言えることですが、ある特定の現象・症状が起こるだけでは病気・障害とは診断されません。

  • それにより本人が著しい苦痛を感じ、または社会的・職業的な領域で支障をきたしている
    出典 :解離性障害 - Wikipedia
     

    症状により社会生活に支障が出て、本人も困っている事実がある、ということが障害の定義の一つです。

  • 正常な範囲の「解離」

  • 「自分が自分でなくなる」解離。一時的なものなら健康な人にも起こり得ます。

  • 「何かに集中し過ぎてまわりに起こる出来事に気付かない」、
    「ぼーっとしていて時間の経過に気付かない」、
    「考え事をしていて話しかけられても気付かない」、
    出典 :そもそも解離とは
  • 不幸に見舞われた人が目眩を起こし気を失ったりするが これは正常な範囲での「解離」である。
    出典 :解離性障害 - Wikipedia
  •  

    あまりにも辛い出来事に対し「記憶喪失」などが起こるのは、正常な心の防衛反応と考えられます。

  • 病的な「解離」

  • 1. 解離性健忘

  • 外傷的な出来事の強い衝撃のために、それに関する記憶の想起が不可能になった状態であり、通常の物忘れよりもその範囲は広範です。
    出典 :解離性障害 - goo ヘルスケア
  • ↓実際にあった解離性健忘の例です。ある出来事について部分的に忘れているのにとどまらず、ある時期の人生の記憶がごっそり抜け落ちています。

  • メアリ-の話をよく聞いてみると、子供の時の記憶の大部分を 失っていることが分った。
    出典 :解離性同一性障害
  • メアリ-は、小児期に父親から肉体的・性的虐待を受けたことがあり、兄弟を同じような虐待から守れなかったことに自責の念を抱いて いる。時に母親も暴力をふるい、依存的性格の母親は、幼い頃からメアリ-に料理や掃除をさせていた
    出典 :解離性同一性障害
  • 2. 解離性遁走

  • 予期していない時に突然、家庭や職場などの日常的な場所を離れて放浪し、本人にその間の記憶がないものをいいます。飲酒や身体疾患による意識障害、認知症などでは説明できないものを指します。
    出典 :解離性障害 - goo ヘルスケア
  • 全生活史についての記憶を失ったまま所謂「蒸発」してしまい、全く別の場所で全く別の人間として生活を始めているところを発見されることもある。
    出典 :解離性障害 - Wikipedia
  • 3. 解離性同一性障害

  • いわゆる多重人格(たじゅうじんかく)と呼ばれる状態です。2つ以上のはっきりと区別される人格が一人のなかに存在し、それぞれの人格ごとに独立した行動をします。
    出典 :解離性障害 - goo ヘルスケア
  • 通常、主人格(もともとの人格)はそれ以外の人格による言動を直接には知りませんが、主人格の言動は他の人格に知られています。主人格の側から見れば、自分の言動に記憶の空白が生じることになるのです。
    出典 :解離性障害 - goo ヘルスケア