妊娠避妊薬[低用量経口避妊薬(ピル)]はどんなもの?

望まない妊娠を避けるために服用するピルはどんなものなのでしょうか?妊娠避妊薬ピルの副作用、購入方法、服用方法などをまとめました。

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  • 低用量経口避妊薬とは?

  • ピルは月経の第1日目から1日1回1錠を、毎日だいたい同じ時間に飲むことで、飲んだ日から避妊できます。服用開始は5日以内までは遅らせることができます。ピルに含まれる2つの女性ホルモン、卵胞ホルモンと黄体ホルモンが脳下垂体に働きかけて卵胞を成熟させるホルモンの分泌をおさえます。だから卵胞は成熟せず、排卵が起こらないのです。
    出典 :低用量経口避妊薬(ピル)
     

    それ以外にも、子宮頚管の粘液を変化させて精子を子宮に入りにくくします。
    また子宮内を変化させて、万が一排卵して受精しても受精卵を着床しにくくします。

  • 低用量ピルには、更に服用周期の中でこの二つのホルモンの量を変化させて作った一相性、二相性、三相性のピルがあります。現在までの研究によれば、それぞれに一長一短があり、使う側の選択にまかされています。
    出典 :一般社団法人 日本家族計画協会
  • 一相性とか、二相性とか三相性ピルとかありますが、これは何ですか?

  • それぞれの製剤の違いは、一周期におけるホルモン量の変化のつけ方にあり、一相性ピルは服用中のホルモン量は常に一定としたもの、二相性ピルは排卵を境にして卵胞期と黄体期でホルモン量に変化をつけたもの、三相性ピルは、二相性ピルのホルモン量変化に加えて排卵期のホルモン量を考慮して変化をつけたものとなっています。
    出典 :低用量ピルについて
     

    一相性では不正出血は少ないものの悪心・嘔吐などの副作用が出現しやすく、また三相性では副作用症状は少ないが不正出血が起こりやすく、また飲み忘れに対しての対処が面倒である、などの特徴があり、二相性はその中間的性質を持ったものと言えます。

  • ピルの避妊以外の効果

  • ■月経周期が規則正しくなる
    ■出血量が減少する、月経痛・月経前症候群が緩和する
    ■子宮外妊娠の発症頻度が低下する
    ■良性乳房疾患、 子宮内膜症、子宮体がん、卵巣がんの発症頻度が低下
    ■ニキビや多毛症が改善する
    出典 :ピル・わかるページ
  • ピルの副作用

  • 【ホルモン環境への不適応】
     ひとつ目は、ホルモン環境不適応による副作用です。つまり、ピルの服用により体内のホルモン環境が、それまでと異なったものになります。体が新しいホルモン環境に慣れるまでの間、不快な症状が現れることがあります。
    出典 :ピルの服用開始に伴って現れる副作用
  • 【疾病リスクの増減効果】
     ふたつ目は、ピルのホルモン環境によるある種疾病リスクの増加です。ピルと疾病リスクの関係については、長年にわたり多くの研究が積み重ねられてきました。ピルを服用すると、血栓症や一部の癌の発生率が高くなるとの報告があります。
    出典 :ピルの服用開始に伴って現れる副作用
  • ピルを服用する方法

  • 日本でピルを手に入れるには、医師の処方せんが必要です。産婦人科(婦人科)や一部の内科を受診し、医師に処方せんを発行してもらいましょう。扱っていない医院もありますので、事前に電話で問い合わせることをオススメします。
    出典 :ピルの効果・飲み方・種類・値段 [薬] All About
     

    ピルの処方は保険がきかないため、自費診療になります。目安として初回は検査が必要なので1万円前後、ピル自体の費用が1ヶ月分の1シートが2000~3000円程度です。ピル自体の値段も医院によって異なるので、心配な人は事前に電話などで問い合わせるようにしましょう。

  • ピルを飲めない人は?

  • 以前にピルでアレルギーを起こした人、エストロゲン依存性のがん(乳がんや子宮がんなど)の患者やその疑いのある人、原因不明の異常出血のある人、血栓にともなう病状(肺塞栓症、脳血管障害、冠動脈疾患など)のある人、中等度以上の高血圧の人、妊娠中もしくはその可能性のある人、授乳中の人などです。
    出典 :ピルを飲む人、飲めない人
  • 飲み忘れた場合は?

  • 続けて服用してきて1日だけ飲み忘れてしまった場合は、飲み忘れた1錠を直ちに服用して、そのあとの分を通常通りに服用すれば良いでしょう。2日以上続けて飲み忘れてしまった場合には、残っている錠剤は服用せずに中止して下さい。そのあとにまたピルを服用する時には、次の生理が来るのを待ってから服用を開始して下さい。
    出典 :低用量ピルについて