クローン病をヒュミラで治療する場合のメリット・デメリット

クローン病をヒュミラで治療する時のメリットとデメリットについて調べてみました。
☆なるべく分かりやすく、簡単に読めるようまとめてあります☆

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  • ヒュミラで7割の人に症状改善の報告

  • 体に炎症が起こることで発症する病気として関節リウマチや潰瘍性大腸炎、クローン病などが知られています。これらの疾患はいずれも難病と言われており、治療が難しい領域です。
    出典 :ヒュミラ(アダリムマブ)の作用機序:生物学的製剤
  • ただこれらの疾患を劇的に改善可能な薬としてアダリムマブ(商品名:ヒュミラ)があります。アダリムマブは生物学的製剤と呼ばれる種類の薬になります。
    出典 :ヒュミラ(アダリムマブ)の作用機序:生物学的製剤
  • ヒュミラ®情報ネットでは、ヒュミラによる治療を始めて4週間後に7割の患者さんに症状改善の報告があるとのことでした。

  • なぜ効くの?

  • 私たちの体は細菌などの感染症から身を守るために免疫が備わっています。風邪などによって熱が出たとしても、時間が経てば症状が改善していくのは免疫が働いているためです。
    出典 :ヒュミラ(アダリムマブ)の作用機序:生物学的製剤
  • ただし、この時の免疫系が過剰に反応すると、自分自身を攻撃してしまいます。関節の滑膜を攻撃すると関節リウマチになりますし、消化管を攻撃し始めると潰瘍性大腸炎やクローン病を発症します。このような病気を自己免疫疾患と呼びます。
    出典 :ヒュミラ(アダリムマブ)の作用機序:生物学的製剤
  • そこで、これら免疫系の暴走を抑えることで炎症を沈静化させることができれば、自己免疫疾患の症状を鎮めることができると分かります。このような作用をする薬がアダリムマブ(商品名:ヒュミラ)です。
    出典 :ヒュミラ(アダリムマブ)の作用機序:生物学的製剤
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    クローン病の治療薬として有名なレミケード。ヒュミラはその後認証された新薬です。レミケードと比較してみるとどうなのでしょうか?
    患者さん目線で比較されている情報があったのでご紹介します。

  • レミケードとヒュミラの比較・同じところ

  • どちらも生物的製剤で抗TNFα阻害薬。どちらもリウマチに使われています。TNFαが炎症を引き起こすらしく、それを阻止する薬で、近年注目されている薬です。
    出典 :井上明の今日の名言
     

    ヒュミラはリウマチや潰瘍性大腸炎などの治療薬としても使われているそうです。

  • レミケードとヒュミラの比較・違うところ

  • 副作用について
    簡単に説明すると薬の中身が、レミケードはマウス型に対してヒュミラは人型です。
    だから、一般的にヒュミラのほうがアレルギーは起こりにくいらしいです。
    出典 :井上明の今日の名言
  • 僕もレミケードで出ていたアレルギー反応がほとんどなくなりました。
    免疫が低下するため、感染症などにはどちらも注意が必要です。
    出典 :井上明の今日の名言
  • 投与方法 
    基本的にはレミケードが8週間の投与間隔に対して、ヒュミラは2週間です。レミケードは点滴で最短でも2時間、ヒュミラは皮下注射で数分で終わり、自己注射も可能。
    出典 :井上明の今日の名言
  • 両方やってみて、ヒュミラは体温や血圧を測ることもなく、手軽にできました。自己注射ができることからも、副作用はヒュミラのほうが少ないと感じました。ただし、ヒュミラは痛いです。針を刺して、液が体内に吸収されるのがシミル感じがして痛いです。
    出典 :井上明の今日の名言
  • ヒュミラのメリット

     

    まず、よく効くということ。
    また、アレルギー反応が少ないというところと、投与方法が点滴ではなく注射なので病院に行かずに自己注射も可能なので患者さんのQOLが向上するのがヒュミラのメリットと言えそうです。

  • ヒュミラはこんな人に使われる

  • 通常、関節リウマチ(関節の構造的損傷の防止を含む)・既存治療で効果不十分な尋常性乾癬または関節症性乾癬・強直性脊椎炎・多関節に活動性を有する若年性特発性関節炎・腸管型ベーチェット病の治療・中等症また重症の活動期にあるクローン病の寛解導入および維持療法・中等症または重症の潰瘍性大腸炎の治療に用いられます。
    出典 :【ヒュミラ皮下注40mgシリンジ0.8mL】効果と副作用(エーザイ株式会社) - QLifeお薬検索
  • 中等症、または重症のクローン病患者さん、また、今までの治療法では効果があまり得られなかった患者さんなどにも使われるということでした。

  • ヒュミラの主な副作用

  • アダリムマブは免疫系の作用を抑えるため、主な副作用として鼻咽頭炎が31.0%の患者さんでみられます。鼻咽頭炎とは、鼻やのどからくる風邪だと考えてください。
    出典 :ヒュミラ(アダリムマブ)の作用機序:生物学的製剤
  • ヒュミラの投与方法

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    ヒュミラは皮下注射の薬剤です

  • 通常、成人は初回量として4シリンジ(主成分として160mg)を皮下注射します。初回注射2週間後に2シリンジ(80mg)を皮下注射し、以降は1回1シリンジ(40mg)を2週間に1回皮下注射します。
    出典 :【ヒュミラ皮下注40mgシリンジ0.8mL】効果と副作用(エーザイ株式会社) - QLifeお薬検索
  • 薬価はなんと7万円ほど

  • 安定期にはヒュミラ」40mgを2週間毎に注射する。薬価が71,097円 3割負担で、約2万2千円程度でかなり高額なので、特定疾患疾患受給者証を持っていないと、つまり中等症または重症の活動期にあるクローン病でないと金額負担はかなりのものとなる。
    出典 :ヒュミラ、クローン病適用拡大10月正式承認の見込み。
  • ヒュミラのデメリット

     

    ヒュミラは値段が高かく、3割負担でも1本が2万円以上。
    患者さんの自己負担が高い薬剤と言えます。

  • クローン病をヒュミラで治療する時は、中等症もしくは重症でクローン病の活動期でないと、とても自己負担が大きいようです。ですが、レミケードではあまり効果が無くてもヒュミラで効いた方や、点滴よりも短時間でできる自己注射などヒュミラを使用するメリットも大きいようです。
    ヒュミラも選択肢の一つとして検討されている方は自分が特定疾患疾患受給者証の対象者になるかなど、病院で相談されてみるのが良いかもしれません。