全身性エリテマトーデスと言う病気

全身性エリテマトーデスと言う病気はあまり知られていない病気ですが、膠原病の一種で完治するのはなかなか難しい病気です。

view537

お気に入り お気に入り1

お気に入りに追加

  • 全身性エリテマトーデスとは?

     

    全身性エリテマトーデス(SLE)は、細胞の核成分に対する抗体を中心とした自己抗体が作られてしまうために、全身の諸臓器が侵されてしまう病気です。よくなったり悪くなったりを繰り返し、慢性に経過します。とくに20〜30代の女性に多く男女比は1対10です。

  • 全身性エリテマトーデス(SLE) - YouTube

  • 原因は何か
    .SLEは、抗体を作るはたらきをしているBリンパ球が異常に活性化し、それに伴い産生された自己抗体によって、特有の臓器病変が生じると考えられています。SLEの原因はまだよくわかっていませんが、動物モデルにみられるように、複数の遺伝的要因が関与することは確実だと思われます。
    出典 :全身性エリテマトーデス| 膠原病と原因不明の全身疾患 - Yahoo!ヘルスケア
  • これは、ヒトでも一卵性双生児でのSLE発症の一致率が約70%と高いことからも裏づけられます。こうした遺伝的素因に、何らかの外因(感染症や紫外線など)が加わって発症するものと考えられています。また、女性に圧倒的に多いことから女性ホルモンが関与している可能性も示唆されています。
    出典 :全身性エリテマトーデス| 膠原病と原因不明の全身疾患 - Yahoo!ヘルスケア
  • 症状の現れ方

     

    全身の症状として、発熱、全身倦怠感、易い疲労感、食欲不振、体重減少などがみられます。また、皮膚や関節の症状はこの病気のほとんどの患者さんに現れます。

  • 皮膚・粘膜の症状は蝶型紅斑が特徴的です。また、顔面、耳、首のまわりなどにできる円形の紅斑で、中心の色素が抜けてコインのようになるディスコイド疹もみられます。。SLEでは日光過敏を認めることが多く、強い紫外線を受けたあとに、皮膚に発疹、水ぶくれができ、発熱を伴うこともあります。また、手のひら、手指、足の裏などにできるしもやけのような発疹も特有な症状です。
    出典 :全身性エリテマトーデス| 膠原病と原因不明の全身疾患 - Yahoo!ヘルスケア
  • 関節の症状
    とくに、関節炎で発病する場合には、手指にはれや痛みがあるために関節リウマチと間違えられることもありますが、SLEでは関節リウマチと異なって骨の破壊を伴うことはほとんどありません。
    出典 :全身性エリテマトーデス| 膠原病と原因不明の全身疾患 - Yahoo!ヘルスケア
  • 腎症状としては、急性期に蛋白尿がみられ、尿沈渣ちんさでは赤血球、白血球、円柱などが多数出現するのが特徴です。糸球体腎炎しきゅうたいじんえんと呼ばれる腎臓の障害は約半数に現れ、放っておくと重篤となり、ネフローゼ症候群や腎不全に進行して透析が必要になったり、命にかかわったりすることがあります。
    出典 :全身性エリテマトーデス| 膠原病と原因不明の全身疾患 - Yahoo!ヘルスケア
  • 心臓や肺では、漿膜炎しょうまくえんの合併が約20%に起こります。間質性肺炎かんしつせいはいえん、肺胞出血、肺高血圧症はいこうけつあつしょうは頻度としては低いですが、難治性です。腹痛や吐き気がみられる場合には、腸間膜の血管炎やループス腹膜炎ふくまくえん、ループス膀胱炎ぼうこうえんに注意が必要です。
    出典 :全身性エリテマトーデス| 膠原病と原因不明の全身疾患 - Yahoo!ヘルスケア
  • 中枢神経症状もループス腎炎と並んで、SLEの重篤な症状です。多彩な精神神経症状がみられますが、なかでも、うつ状態・失見当識しつけんとうしき・妄想などの精神症状とけいれん、脳血管障害が多くみられます。
    出典 :全身性エリテマトーデス| 膠原病と原因不明の全身疾患 - Yahoo!ヘルスケア
  • その他
    貧血、白血球減少、リンパ球減少、血小板減少などの血液の異常もよくみられます。また、抗リン脂質抗体という抗体がある場合は、習慣性流早産、血栓症、血小板減少に基づく出血症状などの症状を伴い、抗リン脂質抗体症候群と呼ばれています。
    出典 :全身性エリテマトーデス| 膠原病と原因不明の全身疾患 - Yahoo!ヘルスケア
  • 自覚症状は?

     

    疲れやすい、体重減少、高熱などの全身症状がある。
    関節の痛みやこわばりがある(痛む関節が変わることがある)。
    顔や手指に紅班が出る(日光に当たるところに出やすいがその他にも出ることがある)。

  • 頭髪が抜けやすくなる。口内炎が出来やすい。 出血班が出来やすい。冷気に当たったり緊張したときに手や足の指が白くなったり紫色になる。浮腫みなどの腎臓障害が出る。息切れなどの呼吸障害や循環器障害が起こる。痺れや麻痺、視力障害、偏頭痛が起こる。意識を失ったり、不安、不眠などが出る。食欲不振、吐き気、便秘、下痢などの胃腸障害が出る。発熱は発熱と解熱を繰り返す。
    出典 :膠原病の自己診断
  • 検査と診断

     

    一般的な検査としては、血沈、尿、血液検査、胸部X線、心電図などが必要です。血清検査では、免疫グロブリン、補体、抗核抗体、抗DNA抗体、抗Sm抗体、抗リン脂質抗体といった自己抗体の検査が重要です。

  • 抗核抗体が検出された場合は二本鎖DNAに対する自己抗体も検査します。尿検査では尿中にタンパク質や赤血球が認められ、血液中のクレアチニン濃度が上昇するなど、腎障害を示す所見がないか調べます。以後の治療計画を立てるために腎生検が必要なこともあります。
    出典 :全身性エリテマトーデス | 帝京大学医学部内科学講座リウマチ・膠原病グループ/研究室
  • SLEの診断は、1982年のアメリカリウマチ協会の「改訂基準」(1997年に改変)に照らして行われます。特に若い女性では、その症状と診察所見からSLEを疑います。しかし、症状が多彩なため、初期の段階では類似した他の病気との判別は困難なこともあります。SLEの診断は、症状や血液、尿、レントゲン検査などから総合的に判断しますが、専門医のもとで総合的に診断することが重要です。
    出典 :全身性エリテマトーデス | 帝京大学医学部内科学講座リウマチ・膠原病グループ/研究室
  • 治療法は?

     

    軽症のときは非ステロイド系の薬で炎症を抑えます。 重症のときは入院して、副腎皮質ステロイド剤(プレドニゾロン)や免疫抑制剤を使用します。

  • 副腎皮質ステロイド剤は、この病気の特効薬として知られています。この薬が使用されるようになり、全身性エリテマトーデスの治療成績は飛躍的に進歩しました。免疫抑制剤が使われるようになって病気のコントロールはさらに良好になってきています。しかし、病型によっては、これらの治療が効きにくいものもあります。
    出典 :全身性エリテマトーデス - 千葉大学医学部附属病院アレルギー膠原病内科
  • 副腎皮質ステロイド剤は通常最初4週間から6週間多めに服用し、病状を見ながら徐々に減らして一日あたり5?10mg前後を長期に飲み続けます。 副腎皮質ステロイド剤が、効果不十分か、副作用が強い場合に、免疫抑制剤を使うことがあります。
    出典 :全身性エリテマトーデス - 千葉大学医学部附属病院アレルギー膠原病内科
  • また病状によってはステロイドパルス療法、血漿交換療法などを行うこともあります。これらの治療薬は有効ですが、危険な副作用をともなうので、その使用には十分な注意が必要です。また、血栓を作りやすい抗リン脂質抗体症候群を合併している患者さんでは、アスピリン、ワーファリンなどの内服によって、血栓の予防が行われます。
    出典 :全身性エリテマトーデス - 千葉大学医学部附属病院アレルギー膠原病内科
  • 日常の注意としては、日光に過敏で、発症を促すので、なるべく皮膚を紫外線に当てないようにします。
    スポーツや海水浴のあとなどに発症する、または悪化して発見されることが多いので、夏は帽子や長袖のシャツを着用し、直射日光を避けるようにしましょう。また、肺炎などの感染症を併発しやすいので、風邪をひかないように注意します。
    出典 :全身性エリテマトーデス - 千葉大学医学部附属病院アレルギー膠原病内科
  • 全身性エリテマトーデス(治療) 2013-06 - YouTube

  • 全身性エリテマトーデスと安奈淳

     

    元宝塚で全身性エリテマトーデス患者の安奈淳の症例が紹介されていたが、全くもって共感できるところばかりでなんだか自分を見ているみたいだった。レイノー現象といって、手の先が冷たく白くなる現象があったにもかかわらず、安奈淳は更年期だろうとそれを無視していた。

  • 安奈淳も舞台のことしか頭になかったという。もちろんプロとアマの違いはあっても、私は大学のサークルは「青春」という言葉にふさわしく命をかけてミュージカルをしていたのでプロ意識だったことは間違いない。公演にはお金をとっていたのだからプロ意識でやるのは当然だが。そして安奈淳も朝起きると体が痛いということがあったが、みんなに迷惑かかるから我慢して舞台の稽古に臨んでいたという。
    出典 :全身性エリテマトーデスと安奈淳と私 - KEEP ON SMILING!
  • なんだか起きると体が痛いなあと思いながらも筋肉痛だろうと思って疑わず、毎日練習に行っていた。本当にかなり体が動かなくなるまで病院には行かなかった。というか、どんなに体が痛くても体の痛みくらいで病院には行く気はなく、39度の熱が出たから解熱剤が欲しいと病院に行ってついでに全身筋肉痛のシップでもくれたらいいなと思って医者に言ったのがきっかけである。本当に筋肉痛と思っていた。とにかく安奈淳の気持ちがよく分かる。
    出典 :全身性エリテマトーデスと安奈淳と私 - KEEP ON SMILING!
  • 彼女は腎臓を悪くしたため生死の境をさまよったようだが、私は腎臓を悪くしてないのでそのへんは違う。だが同じ病気なんだから注意しないと腎臓にくるということをしっかり念頭において闘病生活をしなければならない。それにしても彼女が「SLEは魚卵、卵の黄身、日光がだめ」と言っていたのだが、日光はよく聞くが、魚卵と卵の黄身というのは初耳なのだが。
    出典 :全身性エリテマトーデスと安奈淳と私 - KEEP ON SMILING!
  • 生活上の注意点

     

    SLEは慢性の経過で、病状が悪くなったり良くなったりを繰り返す特徴があります。長期に安定した状態(寛解)を維持することが治療の目標です。

  • 再燃するきっかけとして多いものは、日光は寒冷への暴露(海水浴・日光浴・スキー)、風邪などの感染症、妊娠、外傷、手術、薬剤アレルギー、治療薬を医師の指示通りに服用しないことなどが挙げられます。薬を指示通りに内服し、風邪などひかない健康的な生活を行うことが生活上の注意点です。また、副腎皮質ステロイドは食欲を増してしまいます。食事の内容と量に注意し、適切な食生活を送るようにしてください。
    出典 :全身性エリテマトーデス | 帝京大学医学部内科学講座リウマチ・膠原病グループ/研究室