難病の一つに認定されているALSの治療について

ALS(筋委縮性側索硬化症)とはどんな病気であるか、みなさんご存知でしょうか。
つい最近このALSの方を応援するALSアイスバケツプロジェクトというチャリティー世界各国で流行しましたね。
ここではALSについて勉強していきましょう。

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  • ALS(筋委縮性側索硬化症)とはどんな病気なのか

  • 世界のセレブや芸能人らによって広められた「アイスバケツチャレンジ」というALSの患者のみなさんへのチャリティーが、この夏一つの流行となりました。

    正直、このチャリティーが始まるまでALSがどのような病気であるのか知らなかった方も多いのではないでしょうか。

    ALSがどんな病気であるのかを正しく理解して、知識を広めていきましょう。

  • ★ALSはこんな病気です★

     

    ALSは正式名称を筋委縮性側索硬化症と言います。
    脳や末梢神経から出る指令を筋肉に伝える役割を持つ運動神経細胞が、何らかの理由によって侵されてしまう病気です。

    難病の一つに認定されています。

    <ALSの主な症状>
    ・手や足が動かしづらい…手足が上がらない・重い物が持てない・走りにくい・筋肉の痛みや引きつりを感じる
    ・言葉を話しにくい
    ・飲み物を飲み込みづらい

    *症状が進行してしまうと…*
    筋肉を動かす命令が出来なくなってしまう病気なので、病状が進行してしまうと全身の筋肉が動かなくなって寝たきりの状態になったり、肺や心臓も筋肉ですので呼吸が出来なくなったり、心臓が動かなくなってしまいます。

  • ALS(筋委縮性側索硬化症)の治療法とは?

  • 今のところALSになってしまう特定の原因は分かっていません。
    しかし、一つの可能性としてグルタミン酸が深く関わっているのではないかという研究結果があります。

  • ★ALS解決の糸口となるのか!?グルタミン酸とは何か★

     

    グルタミン酸とは、たんぱく質構成のアミノ酸の一種で体内では神経伝達物質として活躍している。
    興奮性を伴う神経伝達物質である。

    このグルタミン酸が神経細胞の隙間に過剰に存在してしまうと、神経細胞が興奮に晒されることになり、やがて疲弊して神経細胞自体を死なせてしまう可能性があるというのである。

    神経細胞が死滅してしまうことによって、脳からの筋肉を動かす命令が届かなくなってしまい体を自由に動かすことが出来なくなってしまうのです。

  • 過剰なグルタミン酸を抑える「リルゾール」とは!?

  • ALSの原因の一つの可能性として、グルタミン酸の過剰な働きが浮かび上がってきました。
    そこで、このグルタミン酸の興奮性を抑えて神経細胞を保護する役割を持つ「リルゾール」が開発されました。

    日本でも唯一のALSの治療薬として認可され、1999年から使われるようになっています。

  • ★リルゾールは残念ながらALSを根治する薬ではありません★

     

    ALSの治療薬として開発されたリルゾールですが、筋力が低下していくスピードを遅らせることは出来ますが、残念ながらALSを完治させる薬ではありません。

    あくまでも病気の進行を抑える効果に優れている薬なのです。

    また、次のような方は服用することが出来ません。
    ・症状が進行してしまっている
    ・妊娠している・または妊娠の可能性のある人
    ・重い肝機能障害を抱えている人
    ・腎機能が低下している人
    ・副作用が酷く表れる人

    ALSの救世主かと思ったリルゾールですが、実際には様々な制約があり服用に至らない患者さんも多くいるのです。

  • 私が小学生の時に同じクラスだった男の子もALSでした。
    彼はすでに症状が進行しており、車いすでの生活を余儀なくされていました。
    彼は若くして天に召されましたが、この病気で苦しむ多くの方のために一日でも早く特効薬が見つかりますように…。