黄体ホルモンの正常値は女性の一生の健康の支え!妊娠出産から更年期障害までに関わる大事なホルモン

黄体ホルモンの正常値は病気の診断だけでなく、妊娠出産や更年期障害など女性の生涯の健康に深く関わっているものです。また不妊の原因の一つに黄体ホルモンの不十分な分泌が関係していることもわかっています。大切なことは男女ともに健康情報に振り回されることなく自身の月経や男性機能の状態から健康を知ることです。

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  • 女性の体の特殊性

  • 女性の体は男性の体に比べて、それほど変わらないように思えます。しかし、その仕組みは男性の体に比べてとても複雑で、今日のように発達したと言われている医学を持ってしても、女性の体についてはまだまだ多くの謎があると言われています。
    女性ホルモンはその謎の一つとも言われています。女性ホルモンは卵胞ホルモンと黄体ホルモンから成り、体内周期でそのバランスと分泌量が変化します。この黄体ホルモンの正常値であるか否かが女性の健康を大きくすると言われています。

  • 女性ホルモンとよばれるのは、卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)の2種類。
    出典 :女性ホルモン | ライブラリー | ソフィ-ユニ・チャーム
  • 月経についても謎がある

  • 現在の医学では女性は月経があることが健康な状態であるという見方が強いようです。しかし、その医学常識も一部では正しくないとされています。実際に、月経のない成人女性であっても妊娠出産をする報告例が数多くあるからです。また、月経のない女性の妊娠出産は女性の体に負担が少なく、また健康な赤ちゃんの出産率が高いという報告まであるそうです。
    このように、現代女性の多くが経験している月経が健康の証なのか、不健康の証なのかさえも完全に解明されていないのです。

  • シェルトン博士は次のように述べています。..「排卵は必ずしも血液の流出を伴わない。...出血を伴う子宮内膜の脱落は排卵の不可欠なプロセス(過程)であると考えるべきではない」
    出典 :健康であれば月経出血が無くても排卵は行われている - 新・イメージの詩 - Yahoo!ブログ
  • 子宮内膜は女性ホルモンと黄体ホルモンの微妙なバランスで厚みが増し、...排卵後5~7日目の標準的な子宮内膜の厚さは12~17mmで理想は15mm。黄体ホルモン値は10~40が正常です。
    出典 :黄体ホルモン低下と不妊 | 小塙医院 | 茨城県小美玉市
  • 不妊の原因となる黄体ホルモンの不足

  • 月経や女性ホルモンの仕組みが完全に解明されていないとはいえ、わかっていることもあります。それは黄体ホルモンが正常値を下回ると不妊となる傾向が強いということです。妊娠というのは女性の体が健康でないとできないようになっています。
    多くの女性は妊娠ができないという状態に悩むことが多いようですが、悩むべき問題は自身の健康にあるのです。女性ホルモンが不妊の原因になっているからいって、その部分だけに焦点をあてた治療は女性の本当の健康のためのものとはいえません。
    現在では不妊治療の技術も向上して様々な選択肢から赤ちゃんを授かることができるようになりました。例えばホルモン剤の投与もその一つです。確かにホルモン剤の投与で妊娠する女性は多く、その効果は間違いないでしょう。しかし、母体の健康を女性ホルモンの値だけでみるというのは短絡的であるという見方もあります。

  • 脳下垂体から分泌される卵胞刺激ホルモン(FSH)、黄体化ホルモン(LH)およびプロラクチン(PRL)とエストロゲン(E2)を測定します。このホルモンを測定することにより卵巣の機能を調べます。
    出典 :Fertility Clinic Tokyo ファティリティクリニック東京 - 一般不妊治療
  • 卵巣の機能が低下している場合にはFSHは高値を示します。 月経が不順な場合にはLH-RHテストという負荷試験(注射後30分、60分後に採血する検査)を行います。
    出典 :Fertility Clinic Tokyo ファティリティクリニック東京 - 一般不妊治療
  • 妊娠出産は健康の証

  • 女性ホルモンは大脳との関わりが強いとされています。この大脳は人の体の基本的で根本的な機能を管理する部位です。この大脳の制御されて神経やホルモンは人のカラダを正常に保っています。女性ホルモンは全体の状態をみて分泌されるものであり、それこそが女性の体が妊娠出産の準備ができたという合図でもあるのです。
    そのため、不妊治療は生殖器官や生殖に関わるものだけでなく、女性の体の全体的な健康度を上げることにより主眼をおくべき問題です。また、これは男性についても同様のことがいえます。男性機能の衰えを年齢や日々の仕事の疲労の結果としか考えないという態度は間違っています。毎日の生活を改善し健康的になることに対して、もっと積極的になる必要があると言えます。
    では、健康的な生活とはどんな生活でしょうか?テレビやラジオでは毎日のように健康情報や健康番組が放送されています。その情報量は多く、正しいものも中にはあるでしょう。しかし、これまでにも運動時の水の摂取などのように、正しいとされてきたことが間違っていたとわかることも多々あります。

  • 信頼できる?!変化する健康情報

  • とくに連日のように、体に良い食材、悪い食材として、栄養の話が出てきますが、摂取した栄養がそのまま、その機能を保持して、人の体に働くということが科学的に厳密に説明されているわけでないのです。
    特定の効果が認めれたと宣伝していても、特定の栄養成分のある食物を摂取したあとの感想をまとめただけの場合もあるのです。また、血液成分などを調べた結果などもありますが、それらも単一食物の効果を証明するには不十分なものも多くあります。そもそも、血液の成分に関与するのは数回の食事や数日の食事だけではないからです。中には数ヶ月にわたって血液の成分に影響を与え続けるものもあります。
    また、最近多く耳にするのは、野菜などの栄養の種類や含有量についてです。栄養成分の種類や含有量の多くても吸収できるかどうか、また吸収された栄養がどのように体内で利用されるのかについては知る方法はありません。

  • 健康の指標は自身の体で確認

  • 誰かに良い食べ物が、あなたにも良い食べ物だという保証もないのです。そのため、巷に溢れる健康情報に惑わされず、自身の健康を見つめることが大切です。
    その指標が女性なら月経の状態、男性なら男性機能になるのです。
    女性の月経の有無は実は健康のバロメーターとは言えない可能性を紹介しました。しかし月経の状態や基礎体温によって、健康度合いはわかります。例えば、出血日数が3日程度で痛みがないこと、そして基礎体温が周期的であることは確かな健康の指標となります。
    そして、男性も今日出した精子が作られたのは、およそ3ヶ月前と考えましょう。そのため、男性機能の働きがイマイチだなと思ったら3ヶ月前の生活習慣に問題があったと思いましょう。もし、長期的に男性機能が低下したままであるなら、残念ながら、習慣化している食事、睡眠、運動などのすべてが健康を損ねる要因となっている可能性があります。

  • 精子がつくられ、受精能力を獲得するまでおおよそ3ヶ月かかることになります。
    出典 :男性不妊 -ふたりが知っておきたいオトコのこと-|男性不妊
  • 本当に更年期障害か、きちんと受診

  • 女性にとって妊娠出産だけでなく、閉経後も黄体ホルモンの正常値が日常生活に大きく影響することがわかっています。最近では、よく知られるようになった更年期障害もその一つです。更年期障害は女性ホルモンのバランスが閉経によって変化することで体のあらゆる不快症状を誘発しているということがわかっています。女性にとっては初老を実感させる嫌な症状であり、更年期障害と診断されることで若くないことを認定されるようなものです。
    そのため、この年代の女性は初老認定を避けて、体の不快感を感じても勝手に更年期と結論付けて病院に行くことが遅れる場合があります。近年では更年期障害の不快症状を減らす薬や漢方も増えていますし、他の病気である可能性もあるので、自身で判断せずに一度は病院に行くようにしましょう。

  • 更年期障害は個人差が大きく、症状も多様です。頭痛やめまいで、いろいろな病院を回ったが、原因が更年期障害であることが分かるまでに、かなりの時間がかかったという話をよく聞きます。
    出典 :中目黒アトラスクリニック
  • しかし、...他の病気であるのに、更年期障害と思い込んで...病気の早期発見を遅らせてしまう場合もあるのです。
    出典 :中目黒アトラスクリニック