子宮内膜症の症状、原因と治療法

子宮内膜症は良性の病気です。生殖年齢の女性のおよそ10%に子宮内膜症があると考えられています。妊娠したことのない女性に多いことも知られています。

view254

お気に入り お気に入り0

お気に入りに追加

  • 子宮内膜症とは?

  • 子宮内膜症は、本来は子宮の内側にしか存在しないはずの子宮内膜が、子宮以外の場所(卵巣、腹膜など)で増殖、剥離(はくり)を繰り返す病気です。子宮の内側からはがれ落ちた子宮内膜は、月経血として腟から体の外に流れ出ていきますが、子宮以外の場所で増殖した子宮内膜は腹腔内にとどまり、炎症や痛み、癒着(ゆちゃく)の原因になります。
    出典 :子宮内膜症ってどんな病気?|子宮内膜症
  • 良性の病気

     

    子宮内膜症は良性の病気ですから、それ自体で命にかかわることはありません。
    症状のコントロールをしながら、閉経までの間、気長につきあっていく病気なのです。

  • 子宮内膜症ができやすい場所

  • 子宮内膜症ができやすい場所は、腹膜、卵巣、子宮と直腸の間のくぼみ(ダグラス窩)です。卵巣にできたものを卵巣チョコレート嚢胞(のうほう)とよびます。ごくまれに、肺など遠く離れた臓器にできる場合もありますが、骨盤内にできるケースがほとんどです。
    出典 :子宮内膜症ってどんな病気?|子宮内膜症
  • 子宮内膜症の症状

  • 子宮内膜症の症状としてもっとも多いのは、生理(月経)時に起こる下腹部の痛みです。このほか、子宮内膜症になると、月経時以外の下腹部痛や排便痛など、様々な痛みに悩まされます。
    出典 :子宮内膜症の主な症状|生理痛の原因と治療|おしえて生理痛
  • さまざまな症状

     

    生理痛・下腹部痛
    代表的な症状です。生理中、子宮を収縮させる物質、プロスタグランジンが内膜病巣からも分泌されるといわれ、痛みがさらにひどくなります
    過多月経・レバー状のかたまり
    子宮全体が大きくなって経血量が増え、夜用ナプキンでも短時間で不安という状態に。
    吐き気・嘔吐・下痢
    生理中に多くみられる症状で、吐き気や嘔吐、下痢を引き起こすことがあります。
    排便痛
    肛門の奥に激しい痛みを感じます。一般的に生理前は便秘がちになり、生理が始まると解消されることが多いため、生理痛と排便痛が重なる場合もあります。

  • 子宮と直腸のすきまにある「ダグラス窩(か)深部」に病巣や癒着があると、セックスのとき、ペニスに圧迫されて激しい痛みを感じます。腟の入り口ではなく、奥の方が痛むのが特徴です。
    出典 :子宮内膜症の主な症状|生理痛の原因と治療|おしえて生理痛
  • 子宮内膜症の原因

  • 生殖年齢の女性のおよそ10%に子宮内膜症があると考えられています。妊娠したことのない女性に多いことも知られています。原因は不明ですが、月経時に剥がれ落ちた子宮内膜の一部が、卵管を逆走して卵巣や腹部臓器に達して増殖するという説が最も有力視されています。その他に生まれつきという説もあります。
    出典 :医療と健康[日本医師会ホームページ]
  • 子宮内膜症の治療

  • 未婚者や、既婚者でも将来的には妊娠を考えているが今は希望していないという場合は、薬物療法がとられます。痛みを抑えるのに最適なのは「低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬」です。生理の量を軽くする効果もあり、広く使用されています。
    出典 :子宮内膜症の治療|生理痛の原因と治療|おしえて生理痛
  • 症状が重く、子どもはもう望まないという人に対して、子宮を全摘出し、片方の卵巣などを残す手術です。毎月の生理がなくなり、ひどい痛みから解放されます。さらに健全な部分の卵巣を残すことで女性ホルモンが分泌され、更年期症状を防ぐことができます。ただし女性ホルモンが分泌される以上、残った病巣が再発する可能性は残ります。
    出典 :子宮内膜症の治療|生理痛の原因と治療|おしえて生理痛
  • 子宮内膜症の根治手術

  • 症状が非常に重い場合、子宮と左右の卵巣、卵管などをすべて摘出する手術です。生理がなくなり、ひどい症状から解放され、再発もありません。ただし女性ホルモンの分泌がなくなることで、のぼせ、肩こり、多汗、うつ状態などの更年期症状が起こってきます。したがって、ホルモン補充療法が必要となります。
    出典 :子宮内膜症の治療|生理痛の原因と治療|おしえて生理痛
  • 子宮内膜症の専門病院