潰瘍性大腸炎が再燃しないように

安倍総理が患っていることで有名な潰瘍性大腸炎。安倍総理は良い状態が続いているようですが、再燃させず維持するためにはどのようにしたらいいのでしょうか?

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  • 潰瘍性大腸炎とは

  • 潰瘍性大腸炎は大腸の粘膜(最も内側の層)にびらんや潰瘍ができる大腸の炎症性疾患です。特徴的な症状としては、下血を伴うまたは伴わない下痢とよく起こる腹痛です。病変は直腸から連続的に、そして上行性(口側)に広がる性質があり、最大で直腸から結腸全体に拡がります。この病気は病変の拡がりや経過などにより分類されます。
    出典 :難病情報センター | 潰瘍性大腸炎(公費対象)
  • 病変の拡がりによる分類

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    •直腸炎型・・・直腸のみに炎症が起きます。潰瘍性大腸炎全体の約3割を占めます。
    •左側大腸炎型・・・横行結腸の左半分までに炎症が及んだものをいいます。潰瘍性大腸炎全体の約4割を占めます。
    •全大腸炎型・・・炎症が大腸全体に及んでいるものです。潰瘍性大腸炎全体の約3割がこのタイプに当てはまります。

  • 臨床的重症度による分類

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    潰瘍性大腸炎の重症度には、軽症、中等症、重症の3つがあります。

    重症度の分類は治療の方針を決めるにあたっての目安となるものです。
    軽症 ・中等症の場合は通院しながら薬物治療を、重症の場合は入院して治療を行います。

    軽症・・・下痢の回数が1日4回以下、ときに血便を認める以外は、全身症状も含め、とくにこれといった症状がみられないものをいいます。

    重症・・・6回以上の下痢、粘血便、腹痛がみられ、そのほかにも、発熱や頻脈、貧血など、全身にわたってさまざまな症状が起こっている場合をいいます。

    中等症・・・これらの中間。

  • 病期の分類

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    再燃と寛解を繰り返す「再燃寛解型」の他に、寛解期がほとんどみられない「慢性持続型」、発症時に急激に悪化する「急性劇症型」、活動期が最初だけの「初回発作型」の4タイプがあります。

  • 再燃と寛解って???

  • 再燃

    病気の進行が止まっていた、または、軽快していたが、再び進行し始めること。
    出典 :再燃とは?[さいねん] - 医学基礎用語・がん用語集
  • 寛解

    病変が縮小や消失する状態のこと。部分寛解と完全寛解があります。
    出典 :寛解とは?[かんかい] - 医学基礎用語・がん用語集
  • 潰瘍性大腸炎を再燃させないために

  • 潰瘍性大腸炎は再燃と緩解を繰り返す病気です。状態がよいからといって、お薬をきちんと飲まなかったり、体に負担をかけるような生活をすると、症状が悪化する危険性があります。再燃を防ぐためには、主治医の指示を守り、処方されたお薬をきちんと飲むこと(服薬遵守)が大切です。
    出典 :潰瘍性大腸炎 | 桜公園クリニック 戸田市 戸田公園 産婦人科 婦人科 内科 消化器科 経鼻内視鏡 日帰り大腸ポリープ切除術 胃カメラ 大腸カメラ検査 女医
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    メサラジンを服用し6ヶ月以上症状がなく、緩解を維持していた患者さん98例について、その後1年間の服薬状況と再燃の有無を調べました。その結果、再燃した患者さんの87%は服薬指導を守っておらず、再燃していない患者さんたちでは逆に73%が服薬をきちんと守っていたことが報告されています。

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    現在の健康状態はいかがですか?

    安倍:
    アサコールという飲み薬が画期的に効いて寛解状態が続き、「また悪くなるのでは」との懸念がなくなり、精神状態も本当に楽です。CRP(炎症反応)検査値はゼロ、内視鏡の結果は「何もない」この40年ではじめて「何もない」状態です。この薬は欧米では20年ぐらい前から使われていたのですが、臨床試験の問題もあって承認が遅れました。本当に残念です。