頭痛や吐き気、放置しないで!脳悪性リンパ腫とは

ずっと続く頭痛や吐き気、放置は禁物。命にもかかわる脳悪性リンパ腫でも、そんな症状が出ることが。
そこで脳悪性リンパ腫の早期発見のコツや治療の前後についてまとめてみました。

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  • 脳悪性リンパ腫とは

  • 脳悪性リンパ腫を発症するのは男性にやや多く、年齢ではは45〜74歳で60歳代に多いと言われています。
    また、エイズウイルス感染患者の約20%に認められると言われています。

  • 脳悪性リンパ腫について(中枢神経原発悪性リンパ腫)
     血液細胞のひとつであるリンパ球が腫瘍化したものです。通常はリンパ球組織が存在する他の臓器に出来る場合が多いのですが、脳内だけにこの腫瘍が出来る場合があります。これが脳悪性リンパ腫です。
    出典 :悪性リンパ腫 | 日本医科大学 武蔵小杉病院
  • 脳にはリンパ系組織がありません。それなのになぜ悪性リンパ腫が発生するのかまだ分かっていません。炎症などで浸潤してきたリンパ球が腫瘍化するとか、他で発生したリンパ腫が免疫学的に保護されている脳内にだけ残ったとかの説がありますが、未だ解決されていません。
    出典 :Neuroinfo Japan:中枢神経系原発悪性リンパ腫
  •  

    原因は不明ですが、増えています

  • 脳のリンパ腫は、1970年代後半までは全リンパ腫の1%にも満たないまれな病気でした。しかし、1980年代より米国を中心にエイズ(後天性免疫不全症候群:AIDS)の患者さんや、臓器移植後などの免疫能が極度に低下している患者さんでの発症が報告されるようになりました。
    出典 :脳のリンパ腫:[がん情報サービス]
     

    日本でも増加傾向に。

  • どんな症状が出るの?

  • 症状は、腫瘍ができる位置によって様々

  • 腫瘍ができた場所によって症状は異なります。手足の麻痺や失語症などの脳局所症状が50%程度に、その他に頭痛、嘔気、嘔吐や精神症状があります。
    出典 :悪性リンパ腫 | 日本医科大学 武蔵小杉病院
     

    脳悪性リンパ腫は進行が早い腫瘍ですので、症状が出始めてからどんどん悪化していくことが多いようです。

  • 治療法

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    化学療法の後に放射線治療に移るのが一般的で、治療そのものは双方合わせて16週間。

  • 私の母親は、脳原発の悪性リンパ腫にかかりました。
    2年ほど経って、再発が見つかり、放射線治療と髄注した後、点滴を受けました。
    母親の場合は、抗ガン剤を受けてから極端に認知的な症状は出ませんでした。
    出典 :脳リンパ腫の抗癌剤と認知症
     

    治療の部位も複雑で完治が目指せる方法がはっきりと見つかっていないのが現状。
    しかし治療内容によっては、健康な状態を目指すことができます。

  • 治療は一定の効果があり、半身麻痺は残りましたがリハビリ専門病院へ転院しました。転院2週間目から体のだるさと意識不鮮明をしきりに訴え体のふらつきや自分で立てない状態が出て1日、2日で起き上がることができなくなり、無表情、無感情で言葉も発さなくなりました。
    出典 :脳悪性リンパ腫治療後の急激な認知症的症状について - 脳の病気・症状 - アスクドクターズ
     

    治療後も経過観察をきちんとする必要があります。

  • 大事なのは早期発見と病院選び

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    まずは早期発見できる専門の検査を。
    いつもの健康診断に、脳ドックを取り入れるのも良いでしょう。

  • 脳腫瘍や卵巣がん、悪性リンパ腫に有効なPET検査
    出典 :専門医が勧める脳ドック・検診と病院選びのポイント
     

    脳悪性リンパ腫は、進行が早いためすぐにでも治療にとりかかる必要があります。
    PET検査は従来のCT(コンピュータ断層撮影)やMRIががんを形で認識するのに対し、細胞の活動度で認識します。より精密な検査で、早期発見ができるとのこと。

  • 新しい治療の考え方は,化学療法を主体にして治すことです
    化学療法は強いものを使うので専門施設(がん化学療法の専門家がいるところ)でしか行なえません
    出典 :悪性リンパ腫(中枢神経原発リンパ腫) | 脳外科医 澤村豊のホームページ
     

    放射線治療を追加するかどうか、も意見が分かれるところ。
    60歳以上には放射線治療による認知障害が強く出るので化学療法だけにするという考えも。
    専門医をきちんと受診したうえで、セカンドオピニオンを検討するのもよいでしょう。