大腸がんの内視鏡検査の流れは?メリットは?新タイプの飲む内視鏡は?

大腸がんの内視鏡検査は、増加する大腸がんでの死亡を防ぐ、精度の高い検査方法です。
大腸がんの内視鏡検査のメリットや検査の流れ、
今年保険診療として承認されたばかりの新しいカプセル内視鏡についてもご紹介します。

view195

お気に入り お気に入り0

お気に入りに追加

  • 2013年9月 ニューイングランド医学誌に「大腸内視鏡検診を受ければ大腸がんの死亡率が68%低下する」という論文が掲載されました。特に頻度の多い直腸がんやS状結腸がんに限れば、実に82%もの死亡率の低下が認められると報告されています。
    出典 :大腸がんで死にたくなければ「内視鏡検診」を  がんの見落としは1%未満、普及が望まれる決定的検査法:JBpress(日本ビジネスプレス)
  • 大腸がんの内視鏡検査は直接大腸内を観察するのでとても精度の高い検査法です。
    でも、どんなことをするのか、心配ではありませんか?

  • 大腸がんの内視鏡検査方法とメリット

  • 作者 Håkon Olav Leira クリエイティブ・コモンズ 表示-継承 3.0 非移植ライセンス

     

    大腸がん検査の内視鏡検査では肛門から内視鏡を挿入します。

  • 肛門より内視鏡を挿入し、大腸粘膜の観察を行う検査です。病変を直接観察でき、病変部の一部を採取することにより、病理組織検査でより正確な診断が可能です。また、早期の癌では、内視鏡下に病変を切除することも可能です。
    出典 :大腸がん(外科)
     

    大腸内を直接診ることができ、病理組織検査に回すこともできます。

  • 内視鏡検査の最大のメリットは、その場で発見と同時に切除治療を行い、完治できるということです。
    出典 :「痛みの無い」内視鏡検査なら、東京内視鏡クリニック
  • 特別医療講演 がんについての話 (その3 大腸がん切除の映像解説)

     

    内視鏡による大腸がん切除を解説しています。
    やや閲覧注意なので興味のある人は見てください。

  • 出血するまでに至っていない早期の大腸がんを発見できるばかりでなく、がん化する恐れのあるポリープを内視鏡で切除することによってがんを未然に予防することができます。
    出典 :大腸内視鏡検査について|四谷メディカルキューブ
     

    早期がんだけではなく、放っておくとがんになりやすいポリープも切除することができるんです。

  • 腺腫性ポリープは、大きさが大きくなるとがん化すると考えられており(図1)、一般的には10年以上の経過でがん化すると考えられていますが、当院での4年間の切除成績では、大きさが5mmのポリープでもがん化を認めています
    出典 :大腸がんの内視鏡治療と成績 | 大腸がん | がん研究会
     

    大腸がんは小さいうちに治療すればほとんど治癒する病気です。

  • 大腸内視鏡検査は、大腸の中の便を全部出して空にしないと検査ができません。便が残っているとその部分は観察できませんので、検査の精度が下がります。
    出典 :八王子 おなかクリニック 大腸内視鏡検査について
  • 肛門から内視鏡(ビデオスコープ)を挿入して、直腸から盲腸までの全大腸を詳細に調べる検査です。大腸内に便が残っていた場合は十分な検査ができませんので、検査当日に腸管洗浄液を1~2リットル飲んでいただき、大腸内をきれいにしてから検査を行います
    出典 :岩手医科大学 腫瘍センター|治療内容・成績|大腸がん
     

    デメリットは前処置が大変なことと、肛門から内視鏡を通す心理的負担です。

  • 大腸内視鏡検査を行なうには、大腸の中を空にしなければなりません。
    検査当日は2リットルの洗腸下剤を飲み、数回以上の排便後、便汁がほぼ透明になって、初めて検査が可能になります。 つまり検査は準備を含めて、1日がかりとお考え下さい。
    出典 :東京都世田谷区 胃カメラ 大腸内視鏡検査 ちとせ台内科 苦しくない内視鏡検査
  • 新承認!カプセル型の内視鏡検査

  • 「飲むだけ」のカプセル内視鏡で大腸のがんを探す検査が、来年1月から公的医療保険の対象になる。大腸がんは、がんの死因の上位だが、「恥ずかしい」などの理由で検診の受診率が低い。受診を促し、早期発見につなげるのがねらいだ。
    出典 :カプセル内視鏡のんで大腸がん検査 1月から保険適用:朝日新聞デジタル
     

    新しく保険診療となったのがカプセルタイプの内視鏡です。
    これなら肛門から内視鏡を入れる必要がありません。

  • これまでの、肛門から細長い管状のスコープを挿入する大腸内視鏡検査は、個人差もありますが、「怖い」「痛い」「苦しい」、また特に女性では、「恥ずかしい」といったイメージがあり、検査を敬遠されている方が多かったのも事実です。
    出典 :大腸カプセル内視鏡のご説明と受診方法|同仁会クリニック | 医療法人同仁会(社団)
     

    カプセル型の内視鏡なら痛みや苦痛もありません。

  • くすりの錠剤のように口から飲み込むだけで、消化管のぜん動で移動しながら腸の中の様子を撮影してくれる――。
    出典 :がん検診での活用が期待される大腸用カプセル内視鏡:日経メディカル
  • しかし、カプセル内視鏡にはデメリットもあります。

  • 通常の内視鏡検査でポリープを発見すれば「その場で治療ができる」しかしカプセル内視鏡だと検査しかできない。
    出典 :Nの衝撃 Vol.09 大腸がん カプセル内視鏡 - ニュースJAPAN - フジテレビ
     

    内視鏡検査の大きなメリットである、その場で切除したり、病理検査に回すことができません。

  • カプセル内視鏡には腸内を洗浄する機能がなく、便を十分きれいにするためにも、下剤を4リットルほど飲む必要がある。これは従来の内視鏡検査の倍量に当たる。
    出典 :カプセル内視鏡…腸内進み 連続撮影
     

    また、多量の下剤を飲む必要があります。

  • このほかに、実施している医療機関がまだまだ少ないというのが大きなデメリットです。