熱帯地域に行く人は必須!黄熱の予防接種について

みなさんは黄熱って聞いたことありますか?
なんとなく聞いたことがあるという方もいるかもしれません。
では「黄熱病」と言ったらピンとくる方もいるのではないでしょうか?
黄熱の予防接種についてお話します。

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  • 世界中を飛び回る便利さと引き換えに…

  • 飛行機や航路の発達によって、今や世界中の国々に行くことが出来るようになりました。
    便利な時代であり、冒険心を掻き立てられる時代でもありますが、世界にはまだまだ環境が整備されておらず危険な病気が潜んでいる国も多くあります。

    まだ見ぬ国に行くことは構いませんが、思わぬ病気やトラブルに巻き込まれないように事前の準備が必要です。

  • ★渡航先ベスト50に入る国★

     

    アメリカ・フランス・ハワイ・韓国・中国・ドイツ・イタリア…などなど定番の渡航先はもちろん、南アフリカ共和国・カンボジア・ナイジェリア・ブラジルなどの地域にも多くの渡航者がいます。

    実は、アフリカ地域やアメリカ地域の一部では、その温暖な気候や環境整備の不十分さゆえに黄熱などの病気に罹る可能性が高いと言えます。
    これらの地域に行く場合には、しっかりとした準備が必要です。

  • 準備の方法として、訪問先の国のホームページ・または外務省のホームページを見て気候や流行する病気などを調べることができます。
    特別な事前準備が必要な国もありますので、必ずチェックして下さい。

  • 黄熱とはどんな病気か?

  • さて、黄熱とはどんな病気なのでしょうか?
    黄熱病で有名なのは、日本人の細菌学者・野口英世氏が黄熱病の研究中に自ら感染して亡くなってしまったことです。
    どんな症状が出るのでしょうか。

  • ★こんな症状が出ます★

     

    ・軽症の場合…発熱・頭痛・関節痛・嘔吐などインフルエンザに似ている症状が出る。
    大半は軽症で4・5日で快方に向かう。

    ・重症の場合…発熱・尿蛋白・下血・嘔吐・黄疸などの症状が起き、致死率は20~50%と高い。

  • 実は黄熱のウィルスを運ぶのは2014年に流行したデング熱と同じで、蚊です。
    ブタと蚊の間で感染が繰り返され、黄熱ウィルスに感染した蚊に刺されることによってヒトも感染してしまいます。

    蚊が媒介するため、蚊が発生しやすい熱帯・亜熱帯地域で流行しやすい病気です。
    罹ってしまった時の特効薬は現時点ではないため、治療方法は対症療法になります。

    黄熱は重症化してしまうと死に至る可能性が非常に高いため、まずは罹らないようにすることが非常に重要です。
    蚊にさされない工夫をしっかりとしましょう。

  • 黄熱の予防接種を受けましょう

  • 黄熱は非常に致死率が高く、罹ってしまうと恐ろしい病気の一つでもあります。
    日本にいる場合、今のところそんなに神経質になることはありませんが、海外に行く方で黄熱の流行地域・または流行可能地域に出掛ける場合は事前の予防接種を必ず受けましょう。

  • ★黄熱ワクチンについて★

     

    ・黄熱の予防接種を実施している機関は主に検疫所です。
    出発に余裕を持って予約の上、予防接種を受けて下さい。

    ★重要①★ 
    次の方は予防接種を受けることが出来ません。
    ・鶏卵・鶏肉・ゼラチンにアレルギーがある方
    ・妊娠の可能性・または妊娠中の方
    ・生後9ヶ月未満の乳児
    ・発熱や体調不良の方

    ★重要②★
    黄熱の予防接種の国際証明書がないと入国できない国も結構あります。
    必ず渡航先の情報を確認するようにしましょう。
    予防接種の有効期間は接種後10日後~10年間になります。

    ※渡航する日が接種して10日経っていないと証明書は無効なので、スケジュールには余裕を持って受けましょう。

    ★重要③★
    2014年現在ワクチン接種料は、国際証明書発行料も含めて12000円で少しお釣りがくる料金です。
    今後金額が変更する可能性もありますので、必ず予約時に確認して下さい。

    ※黄熱ワクチンは非常に貴重なワクチンなので、自己都合のキャンセルなどはしないように指定の日時を厳守して接種するようにしましょう。

  • 黄熱の予防接種は1回の接種で効果があります。
    ただし接種したからと言って安心するのではなく、現地では長袖・長ズボン・虫よけなどを徹底して、まずは蚊に刺されないようにすることが一番の予防になります。