統合失調症の心理療法

薬での治療と、心理療法との併用した治療法。セラピー。先生と患者の信頼関係。

  • S 更新日:2014/04/11

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  • 従来、統合失調症への心理・精神療法の適用は禁忌とされてきた。その理由としては、1)自我の脆弱性、2)精神症状が防衛として機能している、3)思考障害、幻覚妄想体験は論理的な介入を受け入れない、などが挙げられる。本当にそうなのだろうか? 近年、ここに疑問符がつけられつつある。
    出典 :統合失調症の認知行動療法
  • 統合失調症は、思春期から青年期にかけて発病しやすい。

  • 電車の中や近所の人が自分の悪口を言っているといった「関係妄想」、自分は常に周囲の人から監視されているといった「観察妄想」などの「妄想」、自分の考えが周りの人に筒抜けになっているといった「思考伝播」などの「思考障害」など特有な症状を示し、大むね社会から引きこもって、正常なコミュニケーションが取れなくなる障害です。
    出典 :児玉教育研究所-症状別の心理療法 統合失調症
     

    誰もいないのに人の声が聞こえる「幻聴」も、これに入ります。

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    こういう人もいらっしゃいます。幻聴のうちに入るようです。

  • 関係妄想

     

    このタイプの妄想にも、色々な流れがあるようです。

  • 統合失調症は1911年にスイスの精神医学者オイゲン・ブロイラーによって命名され、長く精神科医療の中心になった病気。1952年に抗精神病薬クロルプロマジンが開発されて以来、薬剤の進歩が著しく、現在ではクロザピン研究に始まる非定型薬が開発され、リスペリドンやオランザピンといった治療薬が流通し、治療効果を挙げてます。
    出典 :児玉教育研究所-症状別の心理療法 統合失調症
     

    統合失調症に、薬物療法は必要不可欠という事です。

  • 「ストレス-脆弱性」「回転ドア現象」

  • 統合失調症は同時に対人関係の障害でもあり、集団や対人関係がストレス要因となって発病や再発が起こる「ストレス-脆弱性」といわれる人格の特徴をもっています。対人関係でのささいな出来事や葛藤によって深く傷つき、それが尾を引く為、生活上、精神上のリズムを崩し、入退院をくり返す回転ドア現象もよく見かけられます。
    出典 :児玉教育研究所-症状別の心理療法 統合失調症
     

    「ストレス-脆弱性」「回転ドア現象」

  • 薬だけでは治らないケースも多い為、別の方法(心理療法)と併用して行われます。

  • 統合失調症における一番スタンダードな治療法は薬物療法ですが、薬だけでは治らないケースも多いとされています。特に、陰性症状の場合は薬だけで治療という事はほとんどなく、別の方法と併用して行われます。心理療法もその中のひとつです。
    出典 :統合失調症の心理療法
  • 統合失調症の場合、薬に対して非常に大きな嫌悪感を抱く人も多く、また、自分が精神疾患であると認められない人も多いようです。そういった人たちに対し、まず「貴方は統合失調症である」という事を認識させ、治療が必要なのだという事をわかってもらうことが必要なのですが、この際に心理療法が用いられます。
    出典 :統合失調症の心理療法
  • 心理療法というのは、いわゆるセラピーに近いものです。

  • 精神面の回復を図る為、様々な試みを用いて患者をリラックス、安心させる事を主な目的としています。統合失調症においては、自閉、人を信じられない、過敏性など、精神面での問題がかなり重複します。これをひとつひとつ解きほぐし、少しずつ治療していくのが、心理療法なのです。
    出典 :統合失調症の心理療法
  • 心理療法における、先生と患者の信頼関係が必要です。

  • 心理療法によって自分が病気であると自覚した患者は、ほとんどの人がその病気を治したいと思います。そうなると、だいぶ治療は進みやすくなります。薬も素直に服用し、社会復帰の為に必要なトレーニングもこなすようになります。そうなる為には、心理療法における先生と患者の信頼関係が必要です。
    出典 :統合失調症の心理療法
  • 心理療法は、信頼を築く事が何より重要なのです。正常な状態の人と信頼関係を築くのでさえ難しい中、自閉などの症状に陥っている人との信頼を築くというのは、甚だ困難ですが、それを可能とするのが統合失調症の治療の為にこれまで培われてきた研究であると言えます。
    出典 :統合失調症の心理療法