どんな症状があるの?胎児性アルコール症候群の症状とは?

胎児性アルコール症候群の症状としては、外見的に顔に特徴が出たり、成長の遅れや知的障害など様々な面において症状が現れるようです。

  • Forti 更新日:2014/10/31

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  • 胎児性アルコール症候群の症状とは?

  • ①赤ちゃんが低体重、低身長で生まれ、成長障害が見られる

     

    SGA(Small For Gestational Age)は、赤ちゃんが母体にいた期間に比例した赤ちゃんの標準体重や身長が小さい場合を言います。赤ちゃん100人の体重と身長を比較して小さい赤ちゃん9人までがSGAということになります。そのうち、2,3歳までに成長が追いつくのが普通ですが、成長が見られない場合はSGA性低身長症であると考えられます。SGA性低身長症の要因はいろいろあるようですが、その一つに赤ちゃんがお腹の中にいた時にアルコールを摂取していたということも要因の一つであると言われています。他の子供たちがどんどん成長しているのに、自分だけが背が低かったりするとコンプレックスになったり悩んだりと複雑な心境になってしまうと思います。

  • ②外面的な顔の特徴として

     

    主に次のような9項目が挙げられるようです。1.頭が小さい。2.鼻梁が低い。3.黒目の眼球が小さい。4.平面的な顔面。5.鼻が低い。6.上唇がうすい。7.顎が未発達。8.短眼瞼裂。 9.人中(鼻の下の溝)の溝がはっきりしていない。 これらの顔の特徴ですが、成長すると共に顔に変化が出てくるためにあくまでも子供の時の顔の特徴として見られるようです。

  • ③中枢系の障害

     

    脳の働きが異常なために起こる知的障害、発達障害などは顕著に現れると言われています。幼児期は遊びが中心でも小学校に入れば机に向かって勉強をすることが中心になりますので、じっとして先生の話を聞けなかったり、同年代の他の子供が出来ることが自分には出来ないとうことになります。注意力が散漫で物覚えが悪く、情緒不安定などの症状が見られることになります。そのため成長するたびにいろいろな面での遅れが目立つようになると言われています。

  • アルコールは赤ちゃんにとっては「害」以外の何者でもありません。妊娠中に飲酒を繰り返した母親の胎児にアルコールの影響が強く出た場合、胎児性アルコール症候群といって、以下のような特徴を示します。
    1.軽度から中等度の知的障害
    2.低体重、低身長
    3.小頭症、斜視、心房中隔欠損症などの心臓奇形、鳩胸、尿道下裂など
    4.顔面の異常
    <母胎児性アルコール症候群の顔の特徴>
    ・目ぶたが短く鼻が低い
    ・人中(鼻と上唇の間にある縦の溝)がはっきりしない
    ・上唇がうすい
    出典 :【特集】専門家コラム 妊娠・授乳中の禁酒のすすめ|妊娠・出産をサポートする 女性にやさしい職場づくりナビ
     

    胎児性アルコール症候群になってしまうのは妊娠中に母親のエゴでアルコールを摂取していたことが原因です。生まれてくる子供が障害と闘わないければならないのは母親が原因であるということを決して忘れてはならないことですね。

  • ①出生前および、あるいは出生後の成長遅滞(妊娠期間を補正して、体重、身長および、あるいは頭囲が10パーセンタイルより下)
    ②中枢神経系の障害(神経学的異常の徴候、発達遅滞、あるいは知的障害)
    ③特有な顔面の形成不全で以下の3徴候のうち、すくなくとも2徴候を有する。
    a)小頭(3パーセンタイルより下の範囲)
    b)小眼球および、あるいは短眼瞼裂
    c)人中形成不全、薄い上唇、および平坦な上顎部
    全てが満たされなければなりません。全て満たさない場合であってもアルコール関連神経発達障害(ARND)や、アルコール関連先天異常( ARBD) があります。
    出典 :妊娠中の飲酒 | 妊娠中のマタニティライフアドバイス
     

    胎児性アルコール症候群と関連性のあるアルコール関連神経発達障害(ARND)や、アルコール関連先天異常( ARBD)といった症状もあります。そのため、すべての項目に該当していないから胎児性アルコール症候群ではないから大丈夫だと安易に判断してしまわないようにすることが大切です。

  • 胎児がFASを患っているかいないかを出産前に調べる方法は、残念ながら現段階ではありません。
    早くても生後18ヵ月から2歳くらいにならないと、子供が完全型の胎児性アルコール症候群FASを患っているかどうかを見分けるのは難しいです。診断を下すのに一番適している時期は社交性を求められる(個人差がありますが)2歳-9歳くらいからで、通常は子供がとる行動を観察することによって診断されます。
    出典 :FAQ(よくある質問)・当サイトについて- 作者からのメッセージ
     

    胎児性アルコール症候群になっているかを判断できる時期は2歳~9歳までの間だと言われています。その時期に子供の成長や子供が取る行動を見ることで診断できるようです。生まれてすぐには、子供の成長はそれぞれ違いますので判断は難しいのかもしれません。生まれてすぐに診断できるようであれば、今後の子供の成長過程についてじっくり考えながら対応していくこともできるかもしれません。もし、9歳ぐらいで診断された場合は、幼児期ではなくすでに小学生高学年という年齢で身体面も精神面もかなり大きく成長しているため子供です。そのため、いろいろな葛藤が見られるようになるかと思います。

  • 胎児性アルコール症候群の症状は、外面的に見られる場合は顔に特徴が出てくるようですが、成長すると共に知的障害、成長障害などいろいろな面で顕著に見られるようです。また胎児性アルコール症候群の症状は主に3項目(顔の特徴、中枢系の障害、発育や成長の障害)すべてにおいて当てはまらない場合でも、関連性のあるアルコール関連神経発達障害(ARND)や、アルコール関連先天異常( ARBD)という症状もあります。妊娠中のアルコールの摂取が子供に与える影響は大きいと言えます。