赤ちゃんがお腹で育たない…不育についてのまとめ

赤ちゃんを希望しているのに、流産を繰り返してしまう…不育症とはどのような病気なのでしょうか。また、それを改善する方法についてまとめています。

  • green 更新日:2014/05/11

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  • 不育症ってどのような病気なの?

  • 「不育症」とは、自然に妊娠できるのに、胎児が育たずに流産や早産・死産になってしまう病気の事を言います。
    出典 :不育症(習慣性流産) - スズキ記念病院
  • 同義語として「習慣性流産」があり、『習慣性流産とは、3回以上流産を繰り返すこと』と定義されています。その確率は約2%の頻度と推測されます。
    出典 :不育症(習慣性流産) - スズキ記念病院
     

    不育症は習慣性流産とも呼ばれているのですね。

  • 7. 免疫的異常 血液型不適合妊娠、自己免疫性疾患
    8. その他 心疾患、慢性腎炎、血液疾患、遺伝病など
    9. 原因不明:50~60%
    出典 :不育症(習慣性流産) - スズキ記念病院
     

    不育症の原因にはさまざまなものがありますが、ほとんどが原因不明のようですね。

  •  

    赤ちゃんを希望しているけれど流産をしてしまう不育症。では、その原因には何があるのでしょうか。

  • 不育症の原因は何?

  • 1. 内分泌異常:20%  黄体ホルモンの異常、甲状腺の異常、糖尿病、副腎機能異常、プロラクチンの異常、 エストロゲンの異常など
    2. 抗リン脂質抗体症候群:20%  ヒト細胞膜を組成する成分・リン脂質に対して後天的に出来る抗体
    3. 血液凝固機能異常:15%  第ⅩⅡ 因子、APTT異常など
    出典 :不育症(習慣性流産) - スズキ記念病院
  • 4. 子宮異常:15% 子宮奇形(双角子宮・中隔子宮など)、子宮筋腫、子宮内ポリープなど
    5. 染色体異常:4~8% 夫婦の染色体異常(夫婦ともに健康でもどちらかが保因者の場合、一定の確率で流産 や早産を起こしやすくなります)
    6. 感染症:1~2% 梅毒、トキソプラズマ、クラミジアなど
    出典 :不育症(習慣性流産) - スズキ記念病院
  • 妊娠後期の流産

     

    妊娠後期に流産を繰り返す場合は、抗リン脂質抗体症候群の可能性があります。これは血液の凝固検査をすることによって調べることができます。

  • 抗リン脂質抗体症候群とは??

  • 動脈や静脈の血栓症または胎盤微小血栓を主な病態とする自己免疫血栓症です。自己抗体の一種である抗リン脂質抗体が関係して血栓症を起こします。
    出典 :抗リン脂質抗体症候群(APS)| 皮膚の病気 - Yahoo!ヘルスケア
     

    抗リン脂質抗体症候群は、注射や点滴などで治療をすることができます。

  • 抗リン脂質抗体症候群の治療法

  • 血栓形成の予防 治療の最初のステップです。少量のアスピリンを服用します。
    出典 :不育症の検査、治療 抗リン脂質抗体症候群
  • 血栓を溶かす 少量のアスピリンで完全に防ぎきれなかった小さい血栓に対しては、これらの血栓を溶かす、ヘパリンという薬剤を用います。
    出典 :不育症の検査、治療 抗リン脂質抗体症候群
     

    以前ヘパリンは点滴でしか投与できませんでしたが、今は注射で治療ができるので、病院に入院しなくても、自己注射によって自宅で治療を続けることができます。

  • お子さんを望むご夫婦にとっては大変つらい不育症ですが、調査によれば、専門外来で適切な検査・治療を行った人のうち、なんと8割以上の方が、無事出産できていたそうです。
     

    治療をすることによって、8割以上の方が出産できるようです。