マールブルグ熱は日本でも感染する!?その症状と予防は?

マールブルグ熱は日本でも感染するのではないかと、関係者が不安に感じています。なぜならば先日、今年世界中を恐怖に陥れているエボラ出血熱と同様に致死率が高い「マールブルグ熱」による死者がウガンダ共和国で出てしまったのです。そのマールブルグ熱は日本に入ってくることはあるのでしょうか?

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  • 「マールブルグ熱」どんな病気かご存知ですか?

  • マールブルグ熱(マールブルグねつ)とはフィロウイルス科のマールブルグウイルスを原因とする人獣共通感染症。
    出典 :マールブルグ熱 - Wikipedia
  • マールブルグ熱とは、エボラ出血熱同様、熱性の感染症です。その死亡率は20%~80%という恐ろしい病気です。

  • マールブルグ熱の始まりは、1967年に西ドイツのマークブルグ市で原因不明の感染症が流行したことです。
    その感染症の原因は、ウガンダから輸入されたアフリカミドリザルの組織とされており、その組織に触れた25人のうち7人が亡くなりました。

    このことから、この病気のウイルスは「マールブルグウイルス」と名づけられ、そのウイルスによる出血熱のことを「マールブルグ出血熱(マールブルグ熱)」と呼ばれるようになりました。

  • こんなに可愛いアフリカミドリザルが、恐ろしい感染症の原因となってしまいました。ですが、その後のマールブルグ熱の感染経路は不明で、アフリカミドリザルが原因という訳ではないようです。

  • マールブルグ病の発生にサルが関与したのは1967 年の事例のみで、以後のアフリカでの発生ではサルとの接触は全く知られていない。
    出典 :IDWR: 感染症の話  マールブルグ病
  • その後、マールブルグ熱の流行は目だったものはなく、ケニアとジンバブエでたまに発症があるだけでしたが、1998年にコンゴ民主共和国で100人以上、2004年から2005年にかけてアンゴラで約400人が感染しました。アンゴラでの大流行の際は、なんと80%の患者さんが亡くなられたそうです。

    また、今年(2014年)9月にもウガンダで、マールブルグ熱により男性が亡くなりました。そして感染が疑われている80名ほどが隔離されているそうです。

    現在、エボラ出血熱が世界中を恐怖に陥れていますが、このマールブルグ熱もエボラ出血熱同様に致死率が高い恐ろしい病気です。感染していないか、感染が拡大しないか、世界中に大きな不安を与えています。

  • マールブルグ熱の症状は?予防できるの?

  • マールブルグ熱の感染源、原因は不明でしたが、アフリカに生息するコウモリが原因という説が浮上しました。そのため、マールブルグ熱は日本にいる限りは感染する可能性は低いと思って良いでしょう。

    しかし、いつどのように感染が広がるかわかりませんし、日本に絶対入ってこないとは限りません。最近では、帰国者や入国者に検温を義務づける動きもありますが、マールブルグ熱をはじめとした感染症には潜伏期間があります。日本に入ってきても対応できるように、警戒しておくに越したことはないでしょう。
    特にアフリカに渡航する人、渡航者が周りにいる人は、体調の変化に気をつけましょう。

  • マールブルグ熱は、感染してもすぐに発症する訳ではありません。潜伏期間が3~14日間ほどあります。
    主な症状は、発熱や頭痛、嘔吐や下痢等ですが、吐血や下血、突然意識障害を起こすこともあります。ワクチンなどの治療法はなく、発症してから9日間以内に、約80%の確率で死に至ります。発症から死に至る期間が短いので、もしも体調がおかしいと感じたらすぐに受診をし、治療を開始することが何よりも重要な病気です。

    そのようにマールブルグ熱は、エボラ出血熱と同様、積極的な治療方法はありません。他の人に感染させないように隔離し、そこで輸血などの対症療法を行っていくこととなります。

    予防につきましても、感染しないように気をつける以外は手段がありません。発症地域に行かないこと、行ったとしても他者の血液や体液に触れないように注意することが大切です。また、前述のとおり、アフリカ方面に渡航した人が周りにいる場合は、その人の血液や体液にも注意しましょう。