膝立ちの痛みは老化?それとも病気?どうすれば良くなるの?

家事やスポーツをしていて、膝立ちの痛みを感じたことはありませんか?膝の痛みは種類が多いため、どのようなときに痛くなるのか、というのがポイントになります。例えば、膝立ちの姿勢を取ることで痛みがある場合はオスグッド症や膝軟骨の損傷を疑います。根本的な治療はないので痛みを抑えるのが主な治療になります。

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  • 文明が高度になるにつれ、先進国を中心に寿命は伸びてきます

  • 人類の文明の発達とともに、より衛生的な環境で生活ができるようになり、安定的な食料の確保ができるようになりました。このような生活環境の改善に伴って、人類は徐々に長く健康に生きることができるようになってきました。また、20世紀に入ると、このような好環境に加えて、早期に病気をみつけて治療したり、多くの病気が完治できるようになった他、予防医学も著しく発達してきました。これに伴い、現在では先進国を中心に世界的に長寿になってきています。

  • 感染症や内臓疾患に比べて、遅れている関節や骨に関する医療?

  • この200年程で、とくに感染症や内臓疾患への医学の発展は著しく、これによって多くの人命が救われてきました。現在でもエボラ出血熱やマラリアなどの感染症が世界的に問題になってきます。これらの感染症は非常に感染力が高く、また感染し発症すると高い致死率であるにも関わらず、ペストほどに拡大し多くの感染者や死者が出ていないのは、医学進歩による感染予防知識があるからです。
    感染症や内臓疾患に顕著な医学的な発達が見られる一方で、あまり変わっていない分野もあります。例えば、骨や関節に関する分野です。骨や関節に関する研究はさまざまに行われてきましたが、未だに骨折を短期間で治す塗り薬はありませんし、骨の再生医療もまだまだ夢物語のような段階です。
    そのため、生活環境が良くなって、長生きをすることができるようになったとはいえ、骨や軟骨などが長く健康的なままでいられないということが注目されています。多くの高齢者が歩行や階段の上り下り、簡単な動作ですら、可動域の減少や痛みのために、動きが制限されるからです。この結果、外出や行動範囲の減少から認知症などの原因となるケースも増えています。

  • 人類は文明の発達で長寿になりましたが、骨や軟骨の寿命は年齢には追いついていません。年齢より先に骨や軟骨は老化して行きます。
    出典 :明石医療センター/診療科・各部署のご紹介/診療部 整形外科/医療記事
  • 体のどこの関節に痛みや可動域の減少があっても日常生活に困るものです。しかし、とくに膝の痛みは、人の運動の多くを担う場所であるため、膝に痛みがあることは大きな不快感となります。
    しかし、膝の軟骨は加齢とともにそのクッション性が失われることもわかっています。膝の関節や軟骨を再生する方法としては、膝に金属などでできた関節を入れるという方法があります。手術をした人はたいてい、もっと早くに手術すればよかったという感想を持つ人が多いそうです。一度手術すれば、10年くらいはそのままで過ごせるというのも魅力です。

  • 膝関節は大腿骨(太ももの骨)と脛骨(すねの骨)の間にある隙間で、主に屈伸運動を行います。
    出典 :明石医療センター/診療科・各部署のご紹介/診療部 整形外科/医療記事
  • 関節は関節包という袋に包まれ、関節面はやわらかく滑らかな軟骨で覆われ、滑らかな動きが可能となっています。...関節内外に靭帯を持ち、走ったり、歩いたり、跳んだり、踏ん張ったり・・・周囲の筋肉の働きとともに膝の動きと安定性に大きな役割を演じています。
    出典 :明石医療センター/診療科・各部署のご紹介/診療部 整形外科/医療記事
  • 膝立ちの痛みの原因となるのは、主に、激しい運動や老化によるものが大きいと言われてます。膝立ちの痛みがあるとき、もっとも疑われる病気としては、オスグッド症や膝蓋骨軟骨損傷です。どちらも、膝に強い衝撃や負荷がかかったために、膝立ちをする際に痛みがでるという特徴があるようです。
    しかし、オスグッド症は主に、若く、成長期の段階の青少年が過度の運動によって膝に負担をかけることで発症すると言われています。そして、膝蓋骨軟骨損傷も体が普段体験しないような過度の負荷をかけた時に発症するものとして、症例が増えているようです。

  • ・・・膝痛が起こる原因としては、「姿勢の悪さ」「激しい運動や労働」「老化によるもの」 など、様々な原因が上げられます。
    出典 :膝痛 - とみおか整骨院・鍼灸院HP
  • オスグッド症は、成長期の子供に起こる骨端症の1つです。膝のお皿の下にある骨(脛骨粗面)が徐々に突出し、痛みを生じる障害のことを言います。
    出典 :No.32「成長期に起こる膝の障害 オスグッド症」 | スポーツドクターコラム
  • 膝軟骨損傷の主な原因としては、事故やスポーツ...であり、軟骨に関わるケガや病気は近年増加しています。
    出典 :先端医療センター病院
  • いつまでも活動的な毎日を送りましょう

  • いずれにしても、画期的な治療法はなく、基本的には痛みをとる保存治療が行われます。激しい動きは制限されますが、日常生活に支障がないようになることを目的とした治療です。それでも、日常生活の中で掃除などの家事のために膝立ちしても痛みがなくなるというだけでも、だいぶ日々の生活は楽になります。
    膝の痛みを老化によるものだと諦めずに、近くの整形外科などで相談して痛みをなくして、いつまでも若々しく行動力のある生活を目指しましょう。