これから美味しくなるカキに、“絶対あたらない”方法はあるのか?

栄養たっぷりで、ぷりっぷりの身がおいしいカキ。でも、心配なのが食中毒。その対処法について探ってみました。

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  • 冬場に発生する食中毒の原因となる食材トップは

  • カキです

     


    海外では、May、June、Julyといった、
    スペルに「R」がつかない月には、カキを食べて
    はいけないとも言われています。

    日本では、年中食べられるカキもありますが、
    やはり出荷が多くなるのは、冬場です。

  • 食中毒の原因はノロウイルス

  •  

    牡蠣は、栄養などを取る目的、餌(えさ)としてプランクトンを含んだ海水を取り込みますが、その海水の中にノロウイルスが含まれていると同時にそれも取り込み、しだいに蓄積されていきます。しかし蓄積されても、二枚貝(この場合、牡蠣)の中ではノロウイルスは増えません。

    そのノロウイルスを含んだ牡蠣を人間が食べるのですが、十分に加熱した状態であればノロウイルスに感染しませんが、抵抗力の弱いお年寄りや子供、成人でも体調の悪い人などが、生や不十分な加熱状態で食べると人間の体内にノロウイルスが入り込み、人間の腸の中で粘膜によって増殖し感染する場合があります。


    出典:http://baby.shop-joho.com/cat49/

  • ノロウイルスによる食中毒の発生状況

     


    一年を通して発生はしていますが、
    11月くらいから増加傾向が見られ、
    12~翌年1月が発生のピークに。

  • 確かに、ノロウイルスによる食中毒の増加時期と
    カキのシーズンとはずばり一致しますね。

  • 生ガキ以外なら大丈夫?

  • 調理のポイントは加熱と加熱時間

     


    カキの中心温度が85度以上になった状態から
    1分間以上の加熱を行うことで、
    ノロウイルスの活動は不活化するといわれています。

  • 酢ガキは?

     


    一見、お酢を使っているので
    殺菌作用があるように思われがちですが、
    生で食すのは避けるのが無難です。

  • カキフライは?

     


    カキフライなどは、中まで火が通りにくいので、
    十分に加熱して食べるようにしましょう。

    180度前後の油で4分以上あげることで
    食中毒の発生率はかなり低減すると言われています。

  • カキにあたったら?

  • ノロウイルス食中毒の主な症状

     


    ●吐き気
    ●嘔吐
    ●発熱(ほとんどは微熱)
    ●腹痛(さすような痛み)
    ●下痢
    ●嘔吐下痢に伴う脱水症状

  • 一番大切なことは

     


    脱水症状にならないこと。
    時間をかけて、スポーツドリンクを
    飲みましょう。(目安は成人で1日1.5~2リットル)。
    また、自己判断で強い下痢止めの薬を飲まないことも大切。
    ウイルスの排出を遅らせてしまいます。

    症状が重いときは、すぐに病院へ。

  • あたる?あたらない?の分かれ目は・・・

  • 生牡蠣を食べた全ての人が食中毒症状を起こすという訳ではもちろんありません。

    実際に牡蠣は冬場の季節食材として多くの人に食べられていますが、食中毒症状を発症するのはごく稀なケースなのです。
    出典 :生牡蠣食中毒【潜伏期間ナビ】
     

    気を付けるに越したことはありません。

  • ノーウォークウイルス(NV/68) に限っては、血液型B型の人には感染しないようです。
    なぜなら、レセプターと言われるウイルスがくっつくための結合部位があるのですが、それがノーウォークウイルス用のレセプターがB型の人にはありません。
    しかし、他のノロウイルスには感染してしまいますので、あたりにくいといえるでしょう。
    出典 :牡蠣の食中毒について! 【広島かきかき鮮魚村】
     

    B型の人には朗報かも。

  • 結論

     



    絶対カキにあたらない方法というのは
    今のところありませんが、
    しっかり加熱処理して食べるように
    することで、不安は解消できるはずです。