【知って安心♪】てんかんの症状と介助法まとめ

ある日突然、身近な人が発作で苦しんだ時すぐわかるように、てんかんの症状についてまとめました。症状が出た時に周囲の人ができる介助法も併せてご覧ください。

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  • てんかんとは?

  • 脳細胞のネットワークに起きる異常な神経活動(以下、てんかん放電)のためてんかん発作を来す疾患あるいは症状である。WHO国際疾病分類第10版(ICD-10)ではG40である。
    出典 :てんかん - Wikipedia
  • てんかんという病気はてんかん発作を繰り返す脳の病気の総称であって実際てんかんというひとつの病気があるわけではないのです。ですから、一般的にてんかんといった場合は、けいれんをおこしやすい体質によって生ずるものから脳の病気として胎内で生じた脳の奇形まで様々な病気を含みます。そのため原因によって治療の方法や内容、そして完治する頻度も様々なのです。
    出典 :てんかんとは?
  • 個別の病名ではなく総称だったんですね。

  • てんかんの診断・検査

  • 診断の一歩は、てんかんの症状が起きている目撃情報から

  • 病院に運ばれる段階ではすでに発作が収まっている場合が多いので、発作が起きた時の状況や患者の状態などを目撃した人が医師に説明するところから、てんかんの検査・診断が始まるそうです。

  • てんかんの発作には種類がある

  • てんかん発作の中には、全身がけいれんし、意識がなくなって倒れてしまうものや、意識はあるものの物が見えなくなったり、光や星などが見えるなどといった多くの種類があります。脳は部位によってさまざまな働きを持っていますので、脳のどの部位に過剰な興奮が起きるかによって、発作の起こり方も変わってきます。
    出典 :てんかんinfo
  • 部分発作

  • 脳の電気信号の異常が一部分に限定されている発作です。意識がはっきりしている単純部分発作と、意識を失う複雑部分発作があります。部分発作の中には、異常が二次的に脳全体に広がり、全般性の発作になるものもあります。

    <単純部分発作>
    患者さん本人は意識があるため、発作の始まりから終わりまで、症状をすべて覚えています。手足や顔がつっぱる、ねじれる、ガクガクとけいれんする、体全体が片方に引かれる、回転するなどの運動機能の障害だけでなく、「小さな虫が飛びまわっているように見える」、「人が話す声が聞こえる」といった視覚や聴覚に異常が起こるものや、頭痛や吐き気などを催すものもあります。
     
    <複雑部分発作>
    単純部分発作とは異なり、意識を失う部分発作です。したがって、患者さん本人はどのような動作をとったのかを全く覚えていません。しかし、意識はなくなっても倒れることは少なく、例えば、急に動作を止め、顔をボーっとさせるといった発作(意識減損発作)や、辺りをフラフラと歩き回ったり、手をたたく、口をモグモグさせるといった無意味な動作を繰り返す(自動症)などの症状が現れます。
    出典 :てんかんinfo
  • 全般発作

  • 脳の電気信号の異常が脳全体に起こり、発作直後から意識がなくなったり、全身に症状が現れたりする発作です。

    <強直(きょうちょく)発作>
    突然意識を失い、口を固く食いしばり、呼吸が止まり、手足を伸ばした格好で全身を硬くしています。数~数十秒間持続します。強直したまま激しく倒れ、けがをすることもあります。

    <間代(かんたい)発作>
    膝などを折り曲げる格好をとり、手足をガクガクと一定のリズムで曲げたり伸ばしたりするけいれんが起こります。一般的には数十秒で終わりますが時に1分以上にわたることもあります。

    <強直間代(きょうちょくかんたい)発作>
    強直発作と間代発作が合わさった発作です。15~30秒の強直発作と30~90秒の間代発作を起こします。発作後、自然睡眠(終末睡眠)と呼ばれる30分~1時間くらいの眠りに移行することがありますが、その後は普段の生活に戻ります。発作直後は意識がもうろうとしていますので、物にぶつかったり、熱い物に触ってやけどをするなど、発作そのものよりも、もうろう状態での事故も少なくないので注意が必要です。

    <欠神(けっしん)発作>
    けいれんを起こしたり、倒れたりしない発作で、数十秒にわたり意識がなくなる発作です。話をしたり、何かをしているときに、突然意識がなくなるので、急に話が途切れたり、動作が止まったりします。「注意の集中が悪い」と思われて、周囲の人がてんかん発作であることに気が付かないこともあります。学童期や就学前に症状が現れることが多く、女児に多いといわれています。
    <ミオクロニー発作> 動画を再生するiPad, MACはこちら
    体全体、あるいは頭部、足の両側の筋肉の一部が強く収縮する発作です。全身の場合もあれば、どこか一部分だけに起こる場合もあります。瞬間的な症状のため、自覚することが少ないのですが、連続して数回起こることもあります。また、転倒したり、持っている物を投げ飛ばしたりしてしまうほど、症状が強いこともあります。光によって誘発されやすく、寝起きや寝入りに起こりやすい傾向があります。

    <脱力発作>
    全身の筋肉の緊張が低下・消失するために、くずれるように倒れてしまう発作です。発作の持続時間は数秒以内と短いのですが、薬が効きづらい発作の1つです。
    出典 :てんかんinfo
  • 部分発作・全般発作のどちらにも属さない症状もあるそうです。

  • てんかん発作の介助法

  • -まずは周囲の安全の確保を-

    【大きなけいれん発作の場合】
    火、水、高い場所、機械の側などの危険な物の近くから遠ざける
    本人がケガをしないように気を配る
    衣服の襟元やベルトを緩める
    メガネ、コンタクトレンズ、ヘアピンなどに注意する

    発作中、激しく突っ張りあるいはガクガクとけいれんしている間は、下あごに手をあてて、上方にしっかり押し上げ気道を確保してください。窒息や舌を噛むことを防ぐことができます。

    けいれんが終わり、大きく息を吐いたら、あごを押し上げたまま顔を片側に向けて、呼吸が戻るのを待ち、意識が回復するまでそのまま静かに寝かせましょう。

    食事中や食事直後に発作が起きると嘔吐する場合があります。嘔吐物により、窒息する危険性があるので、嘔吐物や唾液をふき取ってあげましょう。


    【介助を必要とする発作の場合】
    (意識がぼんやりする状態が続く発作)
    そのままの状態で注意深く見守り意識が回復するのを待ちましょう

    【自動症の場合】
    (意識が曇ったままあちこちを歩き回ったり、一見目的にかなった行動を示す発作)

    無理に行動を抑制しなでください(思わぬ抵抗を示す場合があります)
    一定の距離を保ってともに移動し、危険なものを取り除きながら注意深く回復を待ってください


    【転倒する発作の場合】
    (崩れるように倒れる発作)

    転倒発作が繰り返して起きている期間には、眼の届かない場所にひとりで放置しない
    歩行するときはできるだけ手をつなぐ
    (ヘルメット)の着用
    出典 :||| 発作に出会ったら | 公益社団法人 日本てんかん協会 |||
  • 専門的な知識がなくてもすぐにできる介助法ですよね。

  • 検査方法

  • ■ 脳波検査
    脳波を測定する検査機器。頭に電極を付け、脳内の電気信号の乱れを検出します
    てんかんの診断において、一番重要な検査。頭に電極をはって、脳の電気信号を抽出します。痛くもかゆくもなく、繰り返し行うことができる検査です。場合によって、わざと目の前にチカチカする光を当てたり、息をハアハアしてもらったりして、波の乱れを誘発して変化を見ることがあります。

    ■ 画像検査
    画像検査のMRI、CT検査をおこない、脳の中に脳腫瘍、脳出血、脳梗塞、脳挫傷などがないか調べます。それだけではなく、脳細胞の働きを見るために、脳の電気活動により生じる磁場を測定する脳磁図や安全量の放射性物質を使って、脳細胞の活動具合を画像化するPET/SPECT検査を行うことがありますが、こちらは大変に大がかりな検査。一般的な病院では行わないことが多く、上記の脳波検査で代用します。

    ■ 血液検査
    血液中のナトリウムやカルシウムが減少すると、けいれんが起きやすいので、血液検査を行います。また、てんかんの薬を飲んでいる場合、薬の副作用のチェックや薬の血中濃度を測定して内服量が適切かどうかを調べます。
    出典 :てんかんの特徴・症状・治療 [脳・神経の病気] All About