脳死後に提供できる臓器と提供する方法

健康な人は自分の死後、臓器提供をしたいと考えている人も少なくないでしょう。ここでは脳死の場合に提供できる臓器と臓器を提供する方法をご案内します。

view396

お気に入り お気に入り0

お気に入りに追加

  • 脳死とは?

  • 脳死(のうし、英:brain death)とは、ヒトの脳幹を含めた脳すべての機能が不可逆的に回復不可能な段階まで低下した状態のことである。ただし国によって定義は異なり、大半の国々は大脳と脳幹の機能低下に注目した「全脳死」を脳死としているが、イギリスでは脳幹のみの機能低下を条件とする「脳幹死」を採用している。日本では、脳死を「個体死」とする旨を法律に明記していない。
    出典 :脳死 - Wikipedia
  • 脳死後に提供できる臓器一覧

  • 心臓

  • 肝臓

  • 腎臓

  • 膵臓

  • 小腸

  • 眼球

  • 脳死で提供できる臓器は、心臓・肺・肝臓・腎臓・膵臓・小腸・眼球の7つ。
    心停止による死亡判定の場合は、腎臓・膵臓・眼球の3つだそうですから、脳死の方がより多くの臓器を提供できるということですね。

  • 自分の意思で臓器を提供する方法

  • 臓器提供意思表示カードを作る

     

    ドナーカードとも呼ばれています。
    脳死に限らず自身の死後、どの臓器を提供するか?を意思表示しておくことができるカードです。

  • 最近は、健康保険証や免許証などの裏面にも同じ項目が設定されていますので、あえてカードを作らなくても臓器提供の意思表示は可能なようです。

  • インターネットでも臓器提供の意思表示ができる!

  • もし意思表示を忘れても、家族の承諾があれば臓器提供は可能

  • 2010年7月17日に改正臓器移植法が全面施行され、生前に書面で臓器を提供する意思を表示している場合に加え、ご本人の臓器提供の意思が不明な場合も、ご家族の承諾があれば臓器提供できるようになりました。これにより、15歳未満の方からの脳死後の臓器提供も可能になります。
    出典 :日本臓器移植ネットワーク | 臓器提供について | 臓器提供とは?
     

    15歳未満は本人が「提供する」と意思表示していても無効で、
    あくまで家族の承諾により臓器が提供されるというスタンスのようです。
    逆に「提供しない」という意思表示は、15歳未満でも有効。

  • 意思表示をする・しない、臓器提供をする・しないに関わらず、万が一に備えて日ごろから家族で話し合っておくといいでしょう。

  • 臓器提供はどこでできる?

  • 脳死での提供は、全国の大学病院と日本救急医学会が指定する指定施設、日本脳神経学会の指定する専門医訓練施設、救急救命センターを設置している特定の病院等に限られており、それ以外の病院では脳死判定・臓器提供は行われていない。
    出典 :移植 (医療) - Wikipedia
     

    心停止による臓器提供は、手術が可能な医療施設であればどこでも可能とのことですが、日本では今のところ、脳死を判定できる・臓器提供を行うことができる施設(病院)は上記のように限られています。

  • 脳死判定の基準

  • 1 深昏睡
      痛み刺激に全く反応無し
       開眼なし、発語なし、運動無し

    2 自発呼吸の喪失
       検査開始の時点で人工呼吸器により呼吸が維持されていること。その確
       認後、無呼吸テストを行い無呼吸状態と判定されること。

    3 瞳孔固定
       対光反射の消失、瞳孔径は左右とも4mm以上

    4 脳幹反射の消失
       対光反射、角膜反射、毛様脊髄反射、眼球頭反射、前庭反射、咽頭反射
       咳反射の消失

    5 平坦脳波
      1~4の条件がそろった上で最低4導出で30分以上平坦脳波であること。

    1~5の条件が満たされた後、六時間経過を見て変化がないこと

    これらを満たすと脳死と判定できる
    出典 :脳死判定基準
  • 臓器提供についてもっと知りたい人は