エイズの初期症状等、不安をなくす為に・・・

後天性免疫不全症候群(Acquired Immune Deficiency Syndrome)は、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)が免疫細胞に感染し、免疫細胞を破壊して後天的に免疫不全を起こす免疫不全症のことです。一般にエイズ(AIDS)と称します。

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  • HIV感染症(エイズ)の初期症状とHIV(エイズ)検査をわかりやすく

  • エイズについて

  • 人体の中のHIVが増えてくると同時に、免疫細胞が徐々に減っていきます。すると体の免疫力が低下し、健康な状態ではかからない様々な病気に罹りやすくなります。それらの病気には「ニューモシスチス肺炎」等の代表的なものが23個決められ、それらの1個以上を発症した状態をエイズと呼びます。

  • HIVについて

  • 人体を様々な細菌やウイルスから守る機能を免疫と呼びます。HIVは免疫の働きを助ける役目を持つTリンパ球やCD4陽性細胞に感染し、破壊するウイルスのことです。

  • なので、HIVに感染した時点では、まだAIDSの発症とは言えないわけです。

  • 歴史的概要

  • 知られざるエイズの歴史 - YouTube

  • HIVの起源は、カメルーンのチンパンジーという説が有力です。そこから人に感染して世界中に広まっていったと考えられています。1981年アメリカのロサンゼルスに住む同性愛男性に初めて発見され症例報告されました。しかしこれは正式に認定できる初めての事例というだけで、1950年代から疑わしい事例報告は既にあり、「やせ病」という疾患群が中部アフリカ各地で報告されていました。1981年の症例報告後、10年程度で感染者は世界中に100万人にまで広がっていきました。

  • アメリカでエイズが広がり始めたころ、原因不明の死の病に対する恐怖感、感染者にゲイや麻薬常習者が多かったことから社会的偏見が持たれ、現在は病原体としてHIVが同定されてから異性間性行為による感染や出産時の母子感染も起こり得ることが知られ、広く一般的な問題として受け止められています。

  • 日本での症例

  • 川田龍平さんと石坂わたるさんトーク03薬害エイズを隠すために作られた「エイズ予防法 ...

  • 1985年に初めてAIDS患者が確認され、1989年「後天性免疫不全症候群の予防に関する法律」が施行されました。大半が凝固因子製剤による感染症例(薬害エイズ事件)です。

  • 日本は新規HIV感染者数は世界でも特に少ない水準ですが、年々増加傾向にあるそうです。現状としては、同性間性的接触(男性同性愛)による感染が多く、異性間性行為による感染が続いています。また静注薬物濫用や母子感染によるものは極めて少ないようです。

  • エイズを発症するのはいつ?

  • 万が一HIVに感染したからといっても、すぐにエイズを発症するわけではありません。HIV感染後、感染初期にはHIVウイルスが急激に増加します。やがてウイルスの量は一旦減り、無症状期と呼ばれる状態に入ります。この期間は個人差もありますが、数年~10年程度です。しかしこの期間にもウイルスは増加し、相手にも感染させる可能性があります。

  • 初期にはどんな症状がでるの?

  • 初期症状としては、インフルエンザに似た症状が出ることがあります。全身倦怠感、体重の急激な減少、慢性的な下痢、極度の過労、帯状疱疹、過呼吸、めまい、発疹、口内炎、喉炎症、咳、40度近い熱等が該当します。約2週間後に発症し、数日~数週間後には治まります。人によって差があり必ずしも初期症状があるわけではなく、たとえ発熱があったとしても単なる風邪だったということも多く、それだけでHIVに感染したと判断することが難しいと言われています。

  • 世界基金: 命を救う10年の軌跡 ("The Global Fund: 10 Years of Impact ...

  • その後、普通の人間生活で罹らない多くの日和見感染を生じます、主な例はニューモシスチス肺炎やカポジ肉腫、悪性リンパ腫、皮膚がん等の悪性腫瘍、サイトメガロウイルスによる身体の異常等、生命に危険が及ぶ症状を呈してきます。また、HIVが中枢神経系組織へ浸潤し、脳の神経細胞が冒されるとHIV脳症と呼ばれ、精神障害や認知症、記憶喪失を引き起こすこともあります。

  • 感染経路を探ってみよう!

  • HIV感染経路は、ほぼこの3つに大別されています。

    ■母子感染
    ■血液感染
    ■性感染

  • HIV自体は感染力がとても弱いウイルスです。実は空気や水に触れるだけで感染力を失う程なのです。一般的な日常生活で感染することは、先ずありません。

  • なお感染源となりうるだけのウイルス濃度をもっている体液は血液・精液・膣分泌液・母乳が挙げられます。感染しやすい部位は粘膜(腸粘膜、膣粘膜など)、切創(せっそう)や刺創(しそう)等で血管に達するような深い傷口、なので通常の傷のない皮膚からは侵入することはありません。

  • 感染した場合、治るの?

  • 完治する処方は今のところ発見されていません。ただし治療方法や薬が進歩しているので、薬を飲み続ければエイズ発症を抑え、日常生活が出来ます。万が一エイズを発症した場合も、適切な治療をすれば初期HIV感染の状態に戻すことができます。つまりエイズですぐさま死ぬという事は無くなりつつあるようです。