肺炎や気管支炎を防ぐ肺炎球菌ワクチンの接種で発熱?これって副作用?

乳幼児や高齢者など抵抗力の少ない人には大敵の、肺炎球菌。これが引き起こす様々な症状を予防するために、肺炎球菌ワクチンを接種してみたら、子どもが発熱した!そんなことがあっても焦らないように、肺炎球菌ワクチンの副作用について知っておきましょう。

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  • 冬場や春先になると流行するのが、「肺炎」。

    風邪かな、インフルエンザかなと思っていたら実は「肺炎」。そしてそれが知らないうちに進行していることも。

    特に、乳幼児や高齢者の発生が多く、それらは「肺炎球菌ワクチン」の接種などで、予防することもできます。

    ここでは、「肺炎」や、「肺炎球菌ワクチン」、そしてその「副作用」についておさらいしましょう。

  • 「風邪かな?」と思ったら、実は「肺炎」!

  • 「肺炎」ってよく耳にしますが、実際にどんな病気かはっきりと答えられますか?「肺炎」と「風邪」の違いってどこにあるのでしょうか?これらの違いを知って、知らぬ間に肺炎が悪化するのを防ぐのは大切です。

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    肺炎になると38度以上の高熱が続いたり、色のついたたんが出たりします。

  • 風邪は、鼻や喉、気管支が侵されて鼻水が出たり咳が出たりするのが一般的な症状です。

    その一方、肺炎の場合は、その字の通り、肺が侵される(肺が炎症する)病気です。

    風邪がウイルスが原因で起こるのに対し、肺炎の場合は、風邪のウイルスをはじめ、細菌、誤嚥などの様々な原因で発症します。

  • もしもの時に、即判断。「肺炎」の症状って?

  • 肺炎の症状は、発症初期の場合、風邪と見分けがつかないかもしれません。

    しかし次に挙げるような症状があって、徐々に強く出てきて、しかも長く続くようであれば、肺炎の疑いがありますので病院でX線検査を受ける必要があります。

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    病院でX線検査を受けると、肺炎がはっきりとわかります。適切な治療を早期に!

  • ●高熱(38度以上)が続く。
    ●咳が激しかったり、タンが膿状になって止まらない。
    ●タンが透明ではなく、黄色や緑色になってきた。
    ●すぐ息が切れる・息苦しくて睡眠を妨げられる。
    ●呼吸や脈拍が増加する。
    ●咳き込むと胸に痛みを感じる。
    ●変な汗をかく
    ●食欲がない

  • 「肺炎」を予防するにはどうしたらいいの?

  • 自分でできる簡単な予防策として、歯磨きがあります。

    他にも、通常の風邪やインフルエンザから肺炎に移行する場合もありますので、風邪にかからないよう健康管理をしっかりとする、また流行前にインフルエンザ予防接種をするなどしましょう。

    さらに、「肺炎球菌ワクチン」を接種して、肺炎を予防することもできますが、全ての肺炎に対応しているわけではありませんので、ワクチンを打ったからといって必ずしも肺炎にかからないわけではありません。

    日頃の健康管理、体調管理、衛生管理も重要です。

  • 「肺炎球菌」って何?

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    肺炎球菌のコロニーは自己融解のために中央がくぼんだ特徴的な形状をしています。

  • 肺炎レンサ球菌(はいえんレンサきゅうきん、Streptococcus pneumoniae)とは、肺炎などの呼吸器の感染症や全身性感染症を引き起こす細菌。日本の臨床医療現場では肺炎球菌と呼ばれることが多い。また、かつては肺炎双球菌 (Diplococcus pneumoniae) と呼ばれていた。病原菌であるとともに、遺伝学の発展に大きな影響を与えた実験材料としてもよく知られる。
    出典 :肺炎レンサ球菌 - Wikipedia
     

    肺炎を引き起こす原因菌であることから「pneumococcus(肺炎球菌)」と呼ばれています。

  • 肺炎の予防に効果的な「肺炎球菌ワクチン」って何?

  • 肺炎球菌は、免疫のはたらきが十分でない、乳幼児や高齢者を中心に様々な病気を引き起こします。もちろん成人でも風邪などで抵抗力が弱っているときには注意が必要です。

    肺炎球菌によって起こる主な病気には、肺炎、気管支炎等の呼吸器感染症や副鼻腔炎、中耳炎、髄膜炎、菌血症などがあります。

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    医師の診断を受けて、肺炎球菌ワクチンを接種しましょう。

  • そうした「肺炎」を予防するワクチンが、「肺炎球菌ワクチン」です。

    肺炎球菌感染症を予防するワクチンとしては、2歳以上で肺炎球菌疾患にかかるリスクが高い人および高齢者を対象とした23価肺炎球菌多糖体ワクチンと、9歳以下の小児を対象とした7価肺炎球菌結合型ワクチンの2つが現在発売されています。

  • 「肺炎球菌ワクチン」の副作用ってどんな症状?

  • 2歳以上の罹患リスクが高い人と高齢者向けのワクチンの副作用としては、下記のような反応があります。

    接種後に注射部位に腫れがでる。
    痛み、赤みなどがある。
    発熱や筋肉痛などがある。

    通常であれば、これらの反応は通常3日以内に自然に消失します。

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    注射による腫れや痛みもあまり長く続くようであれば、お医者さまにすぐに相談しましょう。

  • 小児に対するワクチンの副作用としては下記のようなものがあります。

    ●接種後に注射部位の腫れや、痛み、赤み、発熱がある。
    ●普段よりも、乳児がむずがる
    ●普段より眠そうだ

    接種をするたびに、このような副反応がみられることがありますが、ほとんどの場合、特に治療を必要とせず回復することが知られており、海外での多数の使用経験からも、安全に接種できることが確認されています。