成人でももちろん罹ってしまうロタウィルス感染症

ロタウィルスというと子どもが罹る胃腸の感染症と思いがちですが、成人でも罹ってしまっているという事実があります。

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    冬になると子ども達に多く見られるロタウィルス感染症とは、そのウィルスの正体や如何に?

  • ロタウイルスは直径70nmのRNA遺伝子をもち、11本もの分節型遺伝子で構造されている珍しいウイルス構造体をもつウイルスです。
    ※1nm=100万分の1ミリ
    出典 :ロタウイルス2大症状・感染経路 | 便の特徴・食事の目安【潜伏期間ナビ】
     

    ウィルスと呼ばれるだけあって、とてもとても小さなものです。そして、珍しい構造をしているという事から、抗ウィルス剤の開発が難しい一員となっているのでしょう。

    ロタウィルスは、5種類が確認されており、その中のA群、B群、C群という3群が疾病の原因の多くである事が解っており、そのうちのA群が乳幼児のロタウィルス感染症をほとんどを占めているとの事です。

  • ロタウィルス感染症は、冬季において多く見られる感染症です。
    そして、冬季に乳幼児に多く見られる「嘔吐下痢症」と呼ばれている疾病の80%以上の原因と言われています。
    乳幼児に限らずロタウィルスに感染し発症した場合には、胃腸炎を起こし色々な症状が出てきます。

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    どんな症状が見られるのか確かめましょう。

  • ロタウィルスに感染し発症した場合は、以下のような症状が見られますが、重篤な状態に陥る場合から、風邪症状程度の殆ど症状の見られない場合まであります。

  • 嘔吐症状

  • 「嘔吐症状」は、突然発症しますが、個体差があって、症状が出ない場合もあります。
    症状が治まるまでの期間は、ロタウィルス感染症の発症後、1~2日程度である事が多いと言われます。

  • 発熱症状

  • 嘔吐の症状が出て、感染の初期に発熱が見られる事があります。
    発熱症状は、38度以下の熱発で、多くは症状が出てから半日から1日程度で見られなくなります。

  • 下痢症状

  • 他の症状に比べると症状の続く期間が長く、5日から10日も続くことがあります。
    症状の特徴は、「白色水様性下痢」になる事で、「白色便下痢症」と言われていました。

  • 脱水症状

  • 主に下痢症状が続いた結果起きるもので、重篤な状態となると、特に乳幼児では痙攣、脳症、脳炎となり予後が悪い場合があるので注意が必要です。

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    ロタウィルスに感染しない方法は・・・
    ロタウィルス感染症が発症した場合の治療は・・・

  • ロタウィルスに感染しないための予防法

  • 経口感染で感染する疾病なので、なんと言ってもうがい手洗いであります。
    外出して帰宅したら、まずうがい手洗いをしましょう。
    トイレに行ったときも手洗いは欠かさずに行いましょう。
    食事や調理の前にも手洗いは必須です。
    手洗いは、指の先だけで無く、手全体、そして両手を合わせて指の付け根の部分を洗いましょう。

  • ロタウィルス感染症の潜伏期間

  • ロタウィルス感染症の潜伏期間は、24~48時間です。

  • ロタウィルス感染症の治療

  • ロタウィルスの特性から現在のところ有効な抗ウィルス薬はありませんので、対症療法を行って症状が重篤化することを防ぎ、自然治癒力を高める対応を行ってゆきます。

  • ロタウィルス感染症の二次感染

  • ロタウィルスに感染した人の便や吐瀉物からの二次感染が主な経路です。
    成人の場合は、二次感染による発症がほとんどです。
    便や吐瀉物の取り扱い時には、使い捨ての手袋やマスクの着用が必須です。

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    ロタウィルスに関するお役立ちサイト