人生の節目に注意!適応障害

生活環境の変化に伴い起きる適応障害についてわかりやすくまとめてみました。

  • mix 更新日:2013/12/17

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  • 適応障害とは?

  • 適応障害とは、ある社会環境においてうまく適応することができず、様々な心身の症状を呈する症候群であり、職場不適応や登校拒否(不登校)などと呼ばれます。心理・社会的ストレス(環境要因)と個人的素質(個人要因)とのバランスの中で、いろいろなストレス反応(心理反応、行動反応、身体反応)が生じますが、これらは外界からの刺激に適応するための必要な反応です。ところが、ストレスが過剰な時、個人がストレスに対して脆弱(ぜいじゃく)である時に、このバランスがくずれて様々な障害をきたすようになります。適応障害の発症に関しては個人要因が大きな役割を果たしていますが、ストレスがなければこの状態は起こらなかったと考えられることが、この病気の基本的な概念です。




    出典 :適応障害 家庭の医学
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    適応障害はすべての年齢において起こり得ますが、生活環境が大きく変化する時期に特にリスクが高くなります。適応障害の原因となるストレスは離婚、失業といった深刻なものとは限らず、他の人にとってはそれほどに感じられない場合もあります。



  • 雅子様の件でよく耳にするようになりましたね。


  • 適応障害の特徴

  • 適応障害では学校、職場、家庭などでの明確なストレスが原因となり、心に不調が生じ、日常生活に大きな支障が生じます。適応障害で見られる症状には以下のようなものがあります。


    •気分の落込み

    •物事を楽しめない

    •絶望感

    •不安

    •集中力の低下

    •睡眠障害

    •飲酒量の増加

    •学校や職場をさぼる

    •約束を破ってしまう

    •暴力的になる


    出典 :適応障害、人生の節目に潜む心の病気
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    結婚、転居、退職など、人生の節目は新しい環境への順応が試される時です。うまく適応できないと、心の不調から日常生活に大きな支障が生じる「適応障害」が起きてしまう可能性があります。

  • 環境の変化に対応出来るかどうか・・ですね。


  • 適応障害の基準

  • 適応障害の診断には、次の基準を満たすことが必要です。

     [1]はっきりとした心理・社会的ストレスに対する反応で、3カ月以内に発症する。
     [2]ストレスに対する正常で予測されるものよりも過剰な症状。
     [3]社会的または職業(学業)上の機能の障害。
     [4]不適応反応はストレスが解消されれば6カ月以上は持続しない。

     そして、他の精神障害がないことが前提条件です。主要な症状によって以下のように分類されます。

     [1]不安気分を伴う適応障害:不安、神経過敏、心配、いらいらなどの症状が優勢。
     [2]抑うつ気分を伴う適応障害:抑うつ気分、涙もろさ、希望のなさなどの症状が優勢。
     [3]行為の障害を伴う適応障害:人の権利の障害、社会規範や規則に対する違反行為などが優勢。
     [4]情動と行為の混合した障害を伴う適応障害:情動面の症状(不安、抑うつ)と行為の障害の両方がみられるもの。
     [5]身体的愁訴(しゅうそ)を伴う適応障害:疲労感、頭痛、腰痛、不眠などの身体症状が優勢。
     [6]引きこもりを伴う適応障害:社会的引きこもりが優勢。


    出典 :適応障害 家庭の医学
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    適応障害の症状は多彩であり、不安、抑うつ、焦燥(しょうそう)、過敏などの精神症状、頭痛、不眠、食欲不振、腹痛などの身体症状、遅刻、欠勤(不登校)、過剰飲酒などの問題行動があります。そして、次第に対人関係、社会的機能が不良となり、引きこもってうつ状態となります。


  • なんだか考えるだけでこわいです・・。


  • 治療法と生活上の注意点

  • ・標準治療 

    適応障害の治療は、まず原因となっているストレス因を軽減することが第一です。環境要因を調整し適応しやすい環境を整えることや、場合によっては休職、休学して休養し、心的エネルギーを回復することが必要です。また、心理的葛藤に関してカウンセリングを受け、混乱した情緒面の整理をすることや社会適応へ向けての心理的援助を求めることも有効です。そして、それぞれの病型に応じて、主要な症状に対して薬物療法が必要な場合もあります。



    ・生活上の注意/予防 

    環境要因からの心理・社会的ストレスにより、心身のバランスをくずした時に、いろいろな症状が現れてくるので、日頃からストレスをためない、ストレス解消に心がける、適切な相談相手をもって一人でくよくよ考えないなどの一般的な注意・心がけが大切です。また、人といかにうまくつきあい、その中でいかに自己実現するかというソーシャルスキルを身につけることも有効です。


    出典 :適応障害 家庭の医学
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    心療内科や精神科では他の科と異なり、体ではなく心の部分に作用する薬剤を主に使用します。基本的に安全性の高い薬が多いですが、特殊な副作用を起こすこともあり注意が必要です。


  • 自分のライフスタイルがメンタル面でも健康的なものかどうかを見直すのもいいかもしれませんね。