年々増加傾向がある病気。白血病について

白血病は子供から高齢者まで年齢を問わずかかってしまう病気です。
白血病の種類、症状、治療方法(ここでは一番発症率が高い急性骨髄性白血病)を簡単にまとめました。

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  • わが国の白血病発生率は年々増加傾向にあり、2009年では年間人口10万人当り 6.3人(男7.8人 、女4.9人)で、年間約7,900名が死亡しています。
    出典 :【JALSG】わかりやすい白血病の話:1.白血病とは
  • 白血病とは?

  • 白血病ってなに?

  • 白血病は血液のがんです。血液は赤血球、白血球と血小板の3種の血球と、これらが浮遊している液体である血漿より成っています。血球は骨の中にある骨髄の中で作られます。白血病は正確には血液のがんではなく、血球のがんです。血球を作る細胞すなわち造血幹細胞が骨髄の中でがん化して無制限に増殖する病気です。
    出典 :【JALSG】わかりやすい白血病の話:1.白血病とは
  • 白血病の種類は?

  • 大きく4つに分類されるそうです。

  • 白血病は、急速に進行する急性白血病と、ゆっくり進行する慢性白血病に大きく二分され、さらにそれぞれ骨髄系細胞から発生する骨髄性白血病と、リンパ球系細胞から発生するリンパ性白血病に分けられる。

    急性白血病急性骨髄性白血病(Acute Myeloid Leukemia:AML)
    急性リンパ性白血病(Acute Lymphoblastic Leukemia:ALL)
    慢性白血病慢性骨髄性白血病(Chronic Myeloid Leukemia:CML)
    慢性リンパ性白血病(Chronic Lymphoblastic Leukemia:CLL)
    出典 :白血病・悪性リンパ腫(がんの種類)|特徴/分類/検査方法などを解説【がん治療.com】
  • 種類別にどのくらいの人が年間発症しているのでしょうか?

  • 病名 罹患率    (発生率)         その他
    急性骨髄性白血病   10万人に対して6人    日本でもっとも多いといわれる白血病
    急性リンパ性白血病  10万人に対して1人
    慢性骨髄性白血病   100万人に対して5人    40~50歳前後の男性に多い
    慢性リンパ性白血病  10万人に1~3人      小児は少なく、中年以降に多い
    出典 :白血病 罹患率(発生率)
     

    急性骨髄性白血病が日本では最も多いようです。

  • 原因は?

  • 白血病の原因としてはっきり特定されるものは、他のガンと同様にまだありません。
    出典 :白血病 原因
     

    はっきりとして原因はまだわからないようです。

  • 症状は?

  •  

    こんな症状がでたら注意です。

  • 治療方法は?

  • 種類によって治療法が異なるようです。
    ここでは日本での発症率が一番高い急性骨髄性白血病の治療方法についてまとめました。

  • 寛解導入療法→地固め療法→寛解維持療法(強化療法)という3つの段階に分けた治療を行います。
    出典 :白血病の治療法~標準治療から最新治療まで~
  • 寛解導入療法

  • 第一段階となる寛解導入療法の目標は、文字通り「寛解」になることです。この寛解とは、骨髄中に存在する白血病細胞が全体の5%以下の状態です。通常7~10日間抗がん剤が投与されます。その後、白血病細胞だけではなく正常な血液細胞も骨髄の中から減少します。

    この時、赤血球や血小板が極端に減少した時には輸血が行われます。白血球は輸血することはできませんので、抗がん剤の投与の後、自然に白血球が増えてくることを待ちます。この期間は約4週間くらいです。

    白血球が回復した時に骨髄穿刺を行い、寛解状態であるかどうかを調べます。およそ8~9割の患者さんがこの段階で寛解状態になることが期待できます。
    出典 :急性骨髄性白血病の治療方法-化学療法 | 急性骨髄性白血病(AML)を学ぶ | 種類別がん情報 | がんを学ぶ
  • 地固め療法

  • 寛解導入療法で寛解が得られたと判定されたら、血球細胞が回復したことを採血により確認した後、すぐに、第二段階となる地固め療法を行います。

    この段階の目標は、寛解導入療法で5%以下になった白血病細胞を更に死滅させ、根治させることです。地固め療法でも強い抗がん剤が使われますが、これも、治療後の白血病の再発を防ぐために必要な治療なのです。
    出典 :急性骨髄性白血病の治療方法-化学療法 | 急性骨髄性白血病(AML)を学ぶ | 種類別がん情報 | がんを学ぶ
  • 最近では、この地固め療法で強力な治療を行う事で、以前行われていた地固め療法後の維持・強化療法がおこなわなくてもよいとされています。
    出典 :急性骨髄性白血病の治療方法-化学療法 | 急性骨髄性白血病(AML)を学ぶ | 種類別がん情報 | がんを学ぶ
  • 寛解維持療法(強化療法)

  • 寛解導入療法と地固め療法で体内の白血病細胞がほぼ消失した状態になったら、寛解状態を長期間維持させるために、1~2年間は定期的に通院し、弱い抗がん剤を投与します。
    出典 :白血病の治療法~標準治療から最新治療まで~