副作用が気になるんだけど、やっぱり肺炎球菌ワクチンは接種した方がいい?を考えてみる

「肺炎球菌の予防接種を受けたら、副作用が起こるかも…」小さなお子さんを持つお母さんなら、その心配も無理はないでしょう。副作用にはどのようなものがあるのか、病気にかかった時にはどのようなリスクがあるのか、まとめてみました。

  • lips 更新日:2013/08/14

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    病気はいつ何時やってくるかわからない

  • そもそも、肺炎球菌って何?

  • 「肺炎」って名前に付いているから、肺炎だけを引き起こす菌のように思われがちですが
    さまざまな病気を引き起こす、困った細菌なのです。

  • 肺炎球菌の話

    肺炎球菌は免疫のはたらきが十分でない、乳幼児や高齢者に様々な病気を引き起こします。肺炎球菌によって起こる主な病気には、肺炎、気管支炎等の呼吸器感染症や副鼻腔炎、中耳炎、髄膜炎、菌血症などがあります。本来であれば菌が検出されない場所(血液や脳脊髄液など)から菌が検出される病態(髄膜炎、菌血症など)を特に侵襲性肺炎球菌感染症(IPD)と呼びます。侵襲性肺炎球菌感染症は5歳以下の乳幼児と65歳以上の高齢者に多く発症することが知られています。また、細菌による感染症はペニシリンなどの抗生物質により治療しますが、近年は抗生物質が効かない薬剤耐性菌が増えているため、治療が困難になっているという問題があります。そこで、ワクチンにより、病気をあらかじめ予防することが以前にも増して大切になってきています。現在、肺炎球菌感染症を予防するワクチンとしては、2歳以上で肺炎球菌疾患にかかるリスクが高い人および高齢者を対象とした23価肺炎球菌多糖体ワクチンと、9歳以下の小児を対象とした7価肺炎球菌結合型ワクチンの2つが発売されています。
    出典 :肺炎球菌 | ワクチンのお話 | ワクチンについて | 一般社団法人日本ワクチン産業協会
  • そうなんです。

  • 肺炎球菌は、肺炎だけでなく、いろいろな病気を引き起こしてしまう細菌なのです。

  • さらにやっかいなのが、ペニシリンなどの抗生物質が効かない、
    耐性のある肺炎球菌が増えているのです。

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    では、この肺炎球菌から子ども達、お年寄りたちを
    どのようにして守ればいいのでしょう。

  • そこで登場したのが、小児用肺炎球菌ワクチンなのです。

  • 細菌性髄膜炎など、肺炎球菌による重い感染症を予防する、子ども用のワクチンです。

    肺炎球菌は90種類以上の型に分けられますが、その中でも重い病気をひき起こすことの多い7つの型の肺炎球菌による病気を予防します。小児用肺炎球菌ワクチン導入前の調査で、日本のこどもたちがかかる重い肺炎球菌感染症の70~80%は、この7つの型の肺炎球菌が原因であることがわかっています。
    出典 :小児用肺炎球菌ワクチン|子どもと肺炎球菌.jp | ファイザー
  • これまでかかると重症になっていた「細菌性髄膜炎」「菌血症」「重症肺炎」を
    予防できるようになりました。

  • 65歳以上の高齢者も接種したほうがいい?

  • アメリカでは、高齢者の肺炎球菌ワクチンの接種は、常識だそうです。

  • 副作用が気になるんだけど、どんな副作用があるの?

  • ワクチンというからには、やっぱり副作用が気になりますよね。
    どんな副作用があるのか、確認してみましょう。

  • 副反応について
     接種した方の5%以上に局所の疼痛、熱感、膨張、発赤が認められます。また、僅かに、筋肉痛、倦怠感、違和感、悪寒、頭痛、発熱がみられることもありますが、いずれも症状は軽度で2~3日位で消失します。
     重大な副反応としては、アナフィラキシー様反応、血小板減少、ギランバレー症候群があります。ただし、肺炎球菌ワクチンは国内において20年以上の使用実績がありますが、局所反応の頻度は高く報告されているものの、安全性については大きな問題は認められておりません。
    出典 :千葉市:高齢者肺炎球菌予防接種のご案内
  • 実際にお子さんに接種をされた方のお話も参考になります。

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    病気のリスクからお子さんや高齢者の方を守るために、予防接種は欠かせませんが、
    きちんと内容を把握して、しっかり納得してから摂取した方がいいですね。