心身症の一つ、「パニック障害」ってどんな疾患なの?その治療は?

突然起こる猛烈な不安感や息苦しさ、もしかすると、心身症の一つ、「パニック障害」かもしれません。「パニック障害」とはいったいどんな疾患なのでしょうか?

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  • そもそも「心身症」ってどんなこと?

  • 心身症(英: psychosomatic disease)は、その身体疾患の症状発現や症状の消長にこころの問題の関与が大きい身体疾患の総称。

    何らかの身体的な疾患、たとえば呼吸困難やめまいなどが、精神の持続的な緊張やストレスによって発生したり症状の程度が増減する。身体的な検査で実際に異常を認めることも多い身体疾患であるが、症状の発生や、症状の増悪に心因が影響している疾患をさす。

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    ココロと身体はつながっています。

  • 心身症になりやすい人の性格傾向として、アレキシサイミアと呼ばれるタイプが指摘されています。これは自己の感情を意識的に認知することの苦手さや、空想力、創造力の欠如を特徴とする性格傾向。アレキシサイミアの人は、不満や不安などの感情を意識で認識し、言葉などで表現する代わりに、身体で表現してしまうのではないかというメカニズムが考えられている。

    また、例えば「攻撃的な性格の人は循環器系の疾患になりやすい」など、その人のパーソナリティと症状が表れる身体部位が関連するという説が一部にはあるが、明確に証明されているわけではない。

  • パニック障害ってどんな病気なの?

  • パニック障害は、突然起こる激しい動悸や発汗、頻脈(ひんみゃく:脈拍が異常に多い状態)、ふるえ、息苦しさ、胸部の不快感、めまいといった体の異常と共に、このままでは死んでしまうというような強い不安感に襲われる病気です。
    出典 :パニック障害ってどんな病気?
     

    突然の不安感、はげしい動悸、呼吸困難などが症状。

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    寒気などを感じることも。

  • この発作は、「パニック発作」といわれ10分くらいから長くても1時間以内にはおさまります。
     初めてのパニック発作で、救急車を呼んで病院に運び込まれる場合もありますが、医師の診察を受ける頃には発作は消え、血液検査や心電図検査をしても異常はみられず、時には気のせいなどと言われることもあります。
     パニック障害の特徴は、検査をしても身体的な異常は見当らないのに、パニック発作を繰り返すことです。
    出典 :パニック障害ってどんな病気?
     

    診察を受けても、その症状が見えないことも。

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    発作が治まってしまうと、症状がわからなくなる問題点も。

  • パニック障害が起こる原因は、恐怖や不安に関係している神経伝達物質「ノルアドレナリン」と、興奮を抑える神経伝達物質「セロトニン」とのバランスが崩れるためと考えられています。これについて詳しいことはわかっていませんが、脳内のセロトニンが増加する治療を行うと、パニック障害の改善がみられることから推測されています。
    出典 :パニック障害ってどんな病気?
     

    神経伝達物質の量に異常がみられると、障害がおこりやすい。

  • パニック障害の症状って?

  • パニック障害の最初の症状は、突然の動悸や呼吸困難、発汗、めまいなどの身体症状とともに強い不安や恐怖感を伴うパニック発作です。
     パニック発作自体は、多くの場合20~30分くらいでおさまりますが、何回か繰り返すうちに、また発作を起こしたらどうしようという、パニック発作に対する強い恐怖感や不安感が生まれるようになります。
    出典 :パニック障害ってどんな病気?
     

    発作に対する恐怖感や不安感にさいなまれることも。

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    満員電車や街中など雑踏、人ごみが怖くなる。

  • 予期不安は、逃げ場のないような場所でのパニック発作や、発作を他人や大勢の人に見られることの恥ずかしさといった不安や恐怖を生み、大勢の人が集まる場所や、過去に発作を起こした場所を避ける行動をとるようになります。これが、「広場恐怖(外出恐怖)」といわれます。
    出典 :パニック障害ってどんな病気?
     

    人ごみなどが異常に怖くなることも。