若年性認知症を知り、予防するために

18歳以上、65歳未満で発症する認知症を若年性認知症と言います。その原因と予防法をまとめてみました。

view491

お気に入り お気に入り0

お気に入りに追加

  • 若年性認知症の現状

  • 働き盛りの40代後半では、人口10万人に27.1人が若年性認知症に罹患(りかん)しているとされ、年齢を追うごとに急激に増加し、60代前半では189.3人に達する。基礎疾患としては、脳血管性認知症、アルツハイマー病が大半を占めるが、頭部外傷後遺症、前頭側頭葉変性症、アルコール性認知症などの疾患が原因となっていることもある。
    出典 :若年性認知症 とは - コトバンク
     

    老人性認知症が人口10万人に7千~8千人と言われているのに対して人数は少ないですが、働き盛りの若年者の認知症は家族にも大きな影響を与えます。

  • 若年性認知症の患者数

     

    2009年3月に厚生労働省の調査結果では、全国で推計3万7千800人の患者がいることが明らかになりました。人口10万人当たりにすると47.6人で、男女別では男性が57.8人、女性が36.7人と男性の方が多い結果になっています。

  • 認知症の主な疾患と症状

  • アルツハイマー病

  • アルツハイマー型認知症=アルツハイマー病(AD)は世界的に最も多い神経変性疾患です。
    正式名称を“Alzheimer's basket cells”といいます。
    1907年、ドイツの精神科医であるA.アルツハイマー博士が初めて報告した病気で、報告者である博士の名前が病名につけられました。
    この病気は、脳内で特殊なタンパク質異常が起こり、脳内のニューロン・シナプスが脱落していきます。脳内の神経細胞がどんどん壊れ、脳が次第に萎縮していき、知能、身体全体の機能も衰えていきます。そして、二次性の呼吸器合併症などによって最終的に死に至ることも少なくありません。アルツハイマー病の原因は未だわかっておらず、特効薬といえる治療薬も、治療法もありません。
    出典 :認知症の種類:アルツハイマー型認知症【教えて!認知症予防】
  • アルツハイマー病の原因と症状

     

    アルツハイマー病の原因ははっきりとはわかっていませんが、アルツハイマー患者は、脳の神経細胞が大量に減り、脳が縮んでしまっています。多くは、もの忘れなどの記憶障害からはじまり、次第に症状が進行し、日常生活が困難になってきます。運動機能障害はほとんど見られないので、「もの忘れ」と「アルツハイマー型認知症」の違いがなかなかわかりづらいというのが実際のところです。

  • アルツハイマー病の治療

  •  アルツハイマー病そのものを治す薬はまだありません。今は進行をある程度遅らせる薬があるだけです。
    出典 :アルツハイマー病 家庭の医学 - Yahoo!ヘルスケア
  • アルツハイマー病の予防

  • アルツハイマーの予防には様々な方法がありますが、日頃から色々なことに興味や好奇心を持って生活することも大切なことです。
    興味や好奇心を持つということは、見たり聞いたりしたことを覚えるために必要な「注意と集中」が持続しますので、それが脳の活性化につながります。
    出典 :アルツハイマーの予防「脳の活性化」 :原因と予防
  • 脳血管性認知症

  • 脳血管性認知症の場合、突然の脳血管障害をきっかけに急激に認知症が発症する場合と、小さな脳梗塞を繰り返して起こしているうちに徐々に認知障害が現れる場合とがあります。脳の血管のどこの部位が障害されたかによって症状が異なりますが、記憶力の低下はあるのに時間や場所は分かるなど、できることとできないことがバラバラに現れることがあります。
    脳血管性認知症の場合、原因となるのはほとんどが生活習慣病といわれるものです。

    出典 :認知症の種類:脳血管性認知症【教えて!認知症予防】
     

    多発性ラクナ梗塞が代表的な疾患です。

  • 多発性ラクナ梗塞

     

    小さい脳梗塞が多発するものです。脳梗塞とは脳の血管が詰まり、脳の組織が死んでしまう病気ですが、小さい梗塞巣が1つ2つあるぐらいでは症状も現れません。しかし、小さい梗塞巣が多発すると徐々に脳の機能が低下して、認知症や運動の障害が出現してしまうのです。

  • 脳血管性認知症の治療と予防

  • 脳血管性認知症の記憶障害やその他の認知機能障害を改善させる確実な方法は現在ないため、脳血管障害の再発予防と認知症の症状への対症療法が治療の中心となります。脳血管性認知症は脳血管障害を再発することで悪化していくことが多いため、再発予防が特に重要となります。
    脳血管障害の危険因子である高血圧、糖尿病、心疾患などを適切にコントロールするとともに、脳梗塞の再発予防のための薬剤が使われることが多くあります。また、意欲・自発性の低下、興奮といった症状に対して脳循環代謝改善剤が有効な場合もあります。脳血管性認知症に多い抑うつに対して抗うつ剤が使用されることもあります。
    出典 :健康長寿ネット-脳血管性認知症 【脳梗塞や脳出血によって起こる認知症】
  • 前頭側頭型認知症

  • 「前頭側頭葉変性症」とは、主に大脳の前頭葉と側頭葉の委縮が目立つ脳疾患のことです。患者の症状によって「前頭側頭型認知症」、「進行性非流暢性失語症」と「意味性認知症」の3タイプに分類することができます。ピック病も大きく分ければ前頭側頭葉変性症に含まれます。物忘れは顕著に現れませんが、人格が変わったかのような行動が目立つようになります。
    出典 :認知症の種類:前頭側頭葉変性症【教えて!認知症予防】
  • 前頭側頭型認知症の原因と症状

     

    前頭葉や側頭葉が限局的に萎縮するために起きます。発症年齢が若い傾向にあります。
    人格変化が主な症状で、自身の身なりや周囲への対応に無関心になります。そのため、統合失調症や更年期障害と間違えられることがあります。毎日同じコースを何度も歩き回ったり、同じ言葉を話し続けるなど「繰り返し行動」が見られます。また、他者への配慮や礼儀がなくなります。衝動的な暴力行動が見られることがありますが、本人には悪気はありません。食べ物の嗜好が大きく変わり、無口になっていきます。

  • ピック病とは、大脳の萎縮することが原因で、認知症が生じる神経疾患です。
    この病気はアルツハイマー病にかかるよりも若い世代で発症することが多く、40代から50代が発症のピークといわれています。症状としては、記憶力の低下などはあまり見られず、初期においては情緒障害や気分障害が主な症状です。
    発症する年齢が40代から50代という、いわゆる働き盛りの年齢であることから、社会的地位のある人が急に盗癖を表すことにより、ピック病が発覚するケースもあるようです。
    また発症すれば進行が早く、長くても10年程度で衰弱死する患者が多いのも特徴のひとつです。
    出典 :ピック病(原因・症状・治療など)(沢山ある、認知症を引き起こす病気)【知っておきたい認知症】
     

    脳血管性認知症の代表的な疾患です。

  • 認知症の専門病医院