かゆくてつらい「じんましん」。いったい何が原因なの?

突然発症する「じんましん」。え?え?何が原因なの?と、戸惑ってしまいますよね。調べてみたら、色々な原因がある模様。ここにまとめてみました。

  • momo 更新日:2014/11/20

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  • じんましん(蕁麻疹)ってなに?

  • じんましんとは、皮膚の一部に赤み「紅斑(こうはん)」を伴う皮膚の盛り上がり「膨疹(ぼうしん)」ができ、しばらくすると消えてしまう病気のことです。

    じんましんは、激しいかゆみを伴うことが多く、そのためにストレスを感じたり、掻き壊してしまったりすることもあります。
    出典 :じんましんは、なぜなるの?どう対処する? [湿疹・皮膚炎] All About
  • どんな症状なの?

  • じんましんは、最初に蚊に刺されたときのような赤いふくらみがポツッとあらわれ、それがだんだんと広がったり、体のあらゆるところに出てきたりします。そのときには、かゆくて仕方ありませんが、やがて跡形もなく消えてしまうのが非常に特徴的です。数分から数時間で消えることがほとんどですが、半日から一日程度続くこともあります。
    出典 :じんましんは、なぜなるの?どう対処する? [湿疹・皮膚炎] All About
  • 気になる原因について調べてみましょう

  • アレルギー性じんましん

     

    食物性アレルギー

  • アレルギー性じんましんの中でも、最もよく知られている原因に食事性アレルゲンがあります。

    食べ物を食べることで、かゆみやむくみが発症して、プツプツとした膨疹が現れます。

    食事性アレルゲンには食物が直接アレルギー反応を引き起こすケースと、食物にヒスタミンなどのじんましんを誘発する物質が入っていてアレルギー反応を引き起こすケースがあります。

    直接アレルギー反応を引き起こす物質が含まれる食品は「卵、牛乳やチーズなどの乳製品、サバ、マグロ、サンマ、エビ、カニなどの魚介類、豚肉、牛肉、鶏肉などの肉類、大豆、小麦、蕎麦などの穀物、ジャガイモ、トマト、キャベツなどの野菜、リンゴ、メロン」などの果物があげられます。

    一方、ヒスタミンなどのじんましんを誘発する物質が含まれる食品には「タケノコ、セロリ、ほうれんそう、バナナ、チョコレート、チーズ、赤ワイン、食品添加物」などがあります。

    中でも食品添加物である「合成着色料、保存料、酸化防止剤」などは、気付きにくいじんましんの原因の1つです。

    じんましんの抗原となる物質は腸から吸収されるために、アルコールやスパイスを摂取すると腸の吸収率が上がり、普段よりじんましんが発生しやすいケースもあります。

    また、腸に炎症が起こっていたり、胃酸過多や胆石などの病気を持っていると、同じ食事を摂っても体調が悪くなりやすく、じんましんを起こしやすいです。
    出典 :アレルギー性じんましん | じんましん(蕁麻疹)事典
  • アレルギー性じんましん

     

    花粉、ハウスダスト、ペットの毛、綿ぼこリ、カビ、細菌

  • 花粉、ハウスダスト、ペットの毛、綿ぼこリ、カビ、細菌」などを吸入し、口や鼻の粘膜に付着する吸入性のアレルゲンもあります。

    他にも「抗生物質、結成製剤、アスピリン、サルファ剤、ペニシリン」などの薬品の服用、塗布、注射、挿入による薬剤性アレルゲン、「ウルシ、蜂、ムカデ、イソギンチャク」などに刺されることによる刺咬性アレルゲンでもじんましんが起きます。
    出典 :アレルギー性じんましん | じんましん(蕁麻疹)事典
  • 機械的じんましん

     

    外部から機械的な刺激を受けた場合に起こるじんましん

  • 時計のバンド、ベルトで押さえていたお腹、下着のゴムによる締め付けで発生します。

    それ以外でもアクセサリーの金属類の接触部分、バッグを持っていた手首、強いかきむしりなどでもできます。

    これは刺激物質を受けた真皮の微細な血管の周辺にある、肥満細胞の細胞壁からヒスタミンという物質が遊離されるためです。

    ヒスタミンが毛細血管に作用して、血管の壁が物質を通しやすくなる透過性を高めていきます。その結果、血管から周囲の組織へ血漿が染み出て、赤みを帯びた膨らみができます。

    機械的じんましんは、他のじんましんよりも比較的判断が簡単です。例えば、新聞を束ねる紐などで手首を強く引っかき、その刺激により赤いみみず腫れができて、なかなか引かない場合は、かゆみが出なくても機械的じんましんです。

    摩擦で熱を帯びたために温熱じんましんに感じるかもしれませんが、あくまで皮膚に何らかの物質が接触した場合に発生したのであれば、機械的じんましんと判断できます。

    また、じんましんは強いかゆみを伴いやすいですが、機械的じんましんの場合は赤く腫れるだけで、かゆみや痛みはあまり感じないことが多いです。

    ただし、機械的じんましんが発生した箇所をかいてしまうと、かゆみが発生したり、じんましんが広がることもあります。

    基本的にじんましんができやすい体質であるにも関わらず、さらにかいてしまうことは肌に人工的な刺激を与える結果になり、症状が悪化します。
    出典 :機械的じんましん | じんましん(蕁麻疹)事典
  • 温熱じんましん

     

    温水や温風のような温かい刺激を受けるとできるじんましん

  • 特に気温が低いところから高いところに移動して、体が温まるたびに皮膚に発疹が出現します。

    蚊が刺したときのような皮膚の赤味とわずかな腫れ、温熱じんましんの特徴である強いかゆみを伴います。

    温度変化を感じ取りやすく、血管が集まっている腿や乾燥しやすいひじやひざ周辺に、ヒスタミンという物質が集中して、その結果、皮膚には赤みを帯びた膨らみができます。

    温熱じんましん発症すると接触部分の皮膚の温度は40~50℃くらいに上がります。温かさによる体温の上昇が原因ですので、入浴後や運動後、暖房器具にあたったあとに起こりやすいです。

    始めは肌がピリピリする程度ですが、症状はすぐに悪化し、かゆみが取れなくなることもあります。

    ただ、温熱じんましんは判別しづらいです。じんましんは基本的に温まると症状が重くなり、かゆみが増します。

    したがって、他の原因で発症したにも関わらず、体が温かくなったために「温熱」と勘違いしやすいです。普段の生活をじっくり観察した上での判断が必要です。

    温熱じんましんが発生した箇所をかいてしまうと、かゆみが発生したり、じんましんが広がることもあります。

    基本的に温熱でじんましんが起こりやすい皮膚であるため、摩擦熱を伴った皮膚組織への炎症は、症状が悪化してしまいます。
    出典 :温熱じんましん | じんましん(蕁麻疹)事典
  • 寒冷じんましん

  • 冬場に発症しやすく、皮膚が赤くなり、鳥肌に似たわずかな腫れとかゆみが起こることが特徴です。

    放置すると症状が悪化することもあれば、悪化せずにたまに出る程度で留まることもあります。

    体が急に冷たくなるたびに皮膚に発疹が出現したり、温かいところから寒いところに移動するとかゆみが出てしまう人は、寒冷じんましんの可能性が高いでしょう。

    激しい温度変化が、血管の周辺にある肥満細胞を刺激することでヒスタミンが放出され、そのヒスタミンが血管内の血漿を外に出すため、皮膚に赤みを帯びた膨らみができます。

    寒冷による刺激は体温低下を引き起こしますので、急激な温度差が原因になりえます。冷房器具にあたったあとや体温が上昇した入浴後の急激な体温低下もそうです。

    他にも朝起きて、素足でフローリングに触れると足の周りにじんましんができたり、外出すると顔が腫れたり、薄着をすると風が触れた皮膚が赤くかゆくなることも、寒冷じんましんの例によくあげられます。

    はじめは肌がピリピリする程度ですが、症状は悪化して、次第にかゆみが取れなくなることもあります。

    寒冷じんましんが発生した箇所をかいてしまうと、かゆみが発生したり、じんましんが広がることもあります。一時的にその周辺は温まりますが、すでにあるかゆみを刺激が炎症させます。
    出典 :寒冷じんましん | じんましん(蕁麻疹)事典
  • 日光じんましん

     

    太陽に直接当たった部分がかゆくなるじんましん

  • 特に4~9月の強い紫外線で発生しやすく、皮膚の赤味、わずかな腫れ、かゆみを伴う皮膚病になります。

    できやすい人は太陽光線に当たった数秒後に発症します。10分以内にはピークに達し、1時間以上は症状が続くことが普通です。

    放置すると症状が悪化することもあれば、悪化せずにたまに出る程度で留まることもあります。

    日光で刺激を受けた皮膚の内部では、大量のヒスタミンが放出されます。この割合が多いと毛細血管が反応して、血管壁からを血漿が染み出るようになり、赤みを帯びた膨らみが発生します。

    原因は直射日光によるため、意識的に防御をしないと日常生活に支障をきたす場合が多いです。

    特に日光じんましんが発生した箇所をかいてしまうと、かゆみが発生したり、じんましんが広がることもあります。基本的にじんましんができやすい人ほど肌が弱いため、さらにかいて皮膚を痛めつけることはかゆみが増幅して、症状を悪化させます。
    出典 :日光じんましん | じんましん(蕁麻疹)事典
  • コリン性じんましん

     

    発汗による刺激で発症してしまうじんましん

  • 特に運動、入浴、精神的ストレスによる発汗で起こりやすく、皮膚の赤味、わずかな腫れ、かゆみを伴います。

    発疹ができやすい人は少し歩いて、体が少し温まるだけで急に背中が痛くなります。それが首から頭に伝わり、腰から尻へ、両足にもかゆみが広がり、痛みを伴うこともあります。

    コリン性は汗が原因ですので夏場はかなりきつく、外出で支障をきたす場合が多いです。始めは肌がピリピリする程度ですが、症状は悪化して、次第にかゆみが取れなくなることもあります。

    放置すると症状が進行したり、より過敏になることもあれば、何もせずにたまに出る程度で留まることもあります。

    これは刺激物質を受けた皮膚にある交感神経の末端で、汗腺を刺激するアセチルコリンという物質が原因と考えられてます。

    そのためにコリン性じんましんの検査は、アセチルコリンを注射したり、熱や運動負荷を与えることで、皮膚の反応をみる方法が一般的です。

    コリン性じんましんが発生した箇所をかいてしまうと、かゆみが発生したり、じんましんが広がることもあります。

    基本的に肌にじんましんができやすい体質であるの人が、さらにかいてしまうとは刺激による炎症を広げてしまいます。
    出典 :コリン性じんましん | じんましん(蕁麻疹)事典
  • 心因性じんましん

     

    ストレスを中心とした心の病が原因で発症するじんましん

  • ストレスを感じる度に発疹が出現して、かゆみも出ると心因性じんましんの可能性が高いです。

    自覚症状がなしで精神的な負担を背負っていると、原因不明で皮膚に変化が現れることがあります。この状態を放置すると悪化することもありますが、自然に治まる可能性も高いです。

    ただ、あまりにも急激な環境の変化や著しい精神的ショックを体験したり、慢性的に不都合な状況にさらされたケースでは、柔軟に対処していく力が及ばず、心の病にかかりやすいです。

    特に「不安、焦燥、抑うつ、無気力、引きこもり」といったような精神的症状を自覚することがあります。このような症状が一時的に出現した場合は「心因性の症状」と呼びます。

    心因性の症状は「心身症、神経症、躁うつ病」に3種類に分けられます。例えば、心身症の病名には「ストレス、ヒステリー、てんかん、自律神経失調症」などがあります。

    また、内向的な人や情緒不安定な人に起こりやすいので、心因性じんましんだとしても体と心の両面からの治療が有効です。

    心因性じんましんが発生した箇所をかいてしまうと、かゆみが発生したり、症状が広がることもあります。心因性が原因だとしても外部から刺激を受けたら、それが原因で悪化しやすいです。
    出典 :心因性じんましん | じんましん(蕁麻疹)事典
  • 病巣感染によるじんましん

  • 病気を持っている人に起こるじんましんで、皮膚の赤味とわずかな腫れ、かゆみを伴います。

    病巣感染とはバイ菌による感染症の病気によって、一見まったく関係がないと思われる離れた箇所に障害が起こることです。

    この病巣感染の原因の60%が扁桃腺炎、30%が歯の病気、10%はその他の病気とされています。よく発病する例には扁桃腺炎、虫歯、副鼻腔炎などがあげられます。

    それに伴って「湿疹、かゆみ、じんましん」が発生します。この場合、放置したからといって悪化することは少なく、病気の中の一症状として留まるケースが多いです。

    病巣を持っている人で、アレルギー物質を摂取したり、物理的刺激を受けていないときに発疹が出現し、かゆみも出ると病巣感染によるじんましんの可能性は高いです。

    病巣感染が原因でもかゆい箇所をかいてしまうと、かゆみが強まったりして、じんましんも広がります。基本的に皮膚に体の不調が出やすい体質ですので、皮膚を直接かく行為は控えましょう。
    出典 :病巣感染によるじんましん | じんましん(蕁麻疹)事典
  • アナフィラキシーショック

     

    スズメバチの毒が体内に入ると、すぐに冷汗や悪心を感じ、数分もしないうちに全身にじんましんが発生

  • 最初に「嘔吐、しびれ感、くしゃみ、尿意、血圧低下」が先行して、次に「呼吸困難、胸内苦悶、喘息発作」が続きます。

    さらには声門に浮腫ができて「窒息、チアノーゼ、意識レベル低下」などが起こり、ここで処置をしなければ死亡に到ります。

    ただ、スズメバチに初めて刺されても死亡するケースは実は少ないのですが、そのときに体内にあるスズメバチ毒素に対して抗体が作られています。

    その後、2度目に刺されたときが危険であり、すでにある抗体の影響により、抗原抗体反応が過剰に起こり、先ほどのアナフィラキシーショックの症状が見られます。

    これらはアレルギーと同じ仕組みです。免疫細胞が特定の物質に対して「異物」と判断し、再侵入に備えて「IgE抗体」という抗体を生成し、IgE抗体がマスト細胞と結合します。

    特定の物質が再び侵入すると、マスト細胞が異物を攻撃するためにヒスタミンなどを放出して、そのヒスタミンの影響により細胞組織、血管、神経細胞を刺激、その結果「かゆみ、せき、くしゃみ」などを引き起こします。

    アレルギーは体の免疫力が働いているにも関わらず、働きすぎて逆に体が異常を訴えっている状態です。そのため、反対を意味する接頭語のana、防御状態を意味するphylaxisを併せて、日本でも「anaphylaxis」という名称が浸透しました。
    出典 :アナフィラキシーショック | じんましん(蕁麻疹)事典
  • アレルギーの対処法には、原因となる物質を特定することが重要

  • 多くのじんましんは根気よく治療することで改善が可能です。いずれにしても症状が重い場合は、自己判断ではなく皮膚科の専門医の診察を受けてもらうことが必要です。
    出典 :1分でわかるじんましん | じんましん(蕁麻疹)事典