頭痛?嘔吐?気をつけたい【小児脳腫瘍】の症状

小児科ガンのひとつ、小児脳腫瘍について。
大人と違って子供は自分の不調を訴えにくいので、ちょっとした変化に気をつけて、早期発見を心がけたいです。

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  • 小児脳腫瘍について

  • 小児の悪性腫瘍のうち脳腫瘍は白血病に次いで多くみられる腫瘍です。
    1年間に発生する小児脳腫瘍は,人口10万人あたり2人弱といわれています。


    出典 :小児の脳腫瘍について
  • 成人の脳腫瘍と比べて、腫瘍の種類や部位が異なるため症状の経過や治療方法が成人の場合とは異なる

  • 成人では約9割の脳腫瘍が大脳に発生し,その発生部位により手や足が利かなくなったり,感覚の異常があったり,口がもつれるなどの特有な症状が現れます。しかし小児では約6割が小脳や脳幹に発生します。また大脳に生じた場合でも脳の正中部に発生することがもとで,脳や脊髄を保護する水である脳脊髄液の通過障害により水が貯まる状態(水頭症)になりやすいことが分かっています。

    出典 :小児の脳腫瘍について
  • 小児脳腫瘍が疑われる主な症状

  • 脳は頭蓋骨に囲まれているため、脳腫瘍ができると頭蓋内の圧が高くなり頭痛や嘔吐、意識障害などの頭蓋内圧亢進症状が現れます。
    ところが、乳幼児期には頭蓋骨縫合や大泉門が開存しているため、ある程度の大きさの腫瘍があっても自然に減圧され、すぐには症状が現れないという特徴があります。
    発見された時には腫瘍が非常に大きくなっていることもしばしばあります。
    出典 :小児脳腫瘍 | がん治療について | 社会医療法人 愛仁会 高槻病院 大阪府がん診療拠点
  • 子供は自分で頭痛を訴えにくいもの。周囲の大人が気をつけたい兆候

  • 子供は頭が痛いのか、自分ではよく分からないのです

  • •頻繁あるいは周期的に起こる頭痛(特に朝目覚めた後に多い)
    •嘔吐(特に朝に多い)
    •眼球運動障害または視力障害、あるいはその両方
    •不安定な歩行または平衡感覚の障害
    •顔面片側の麻痺
    •これまでに習得した知識や行動などができなくなる
    •腕または脚の筋力低下
    •乳幼児では泉門部(頭蓋骨と頭頂骨の間の凹んだ柔らかい部分)の膨隆、もしくは頭囲の増大
    •頭部や首の片側への傾斜
    •てんかん発作
    •言語能力が衰えたり、嚥下(※)が困難になったり、唾液が口から外へ流れたりする
    (※訳注:「嚥下」は「えんげ」と読み、呑み込むことの意味です。)
    •夜中によく目を覚ますほど強い背中と首の痛み
    稀な症状には以下のようなものがあります。

    •食事に関する変化、あるいは喉の渇き
    •発育不全
    •めまい
    •無気力、怒りっぽくなる、またはその他の行動変化
    •学力低下
    •腕や脚の感覚障害
    •外傷歴がないのに意識障害が起きる
    •排尿・排便の変化または失禁
    •感染症の症状のない聴力の低下
    出典 :小児がん患者とご家族のために CureSearch » 脳腫瘍の診断
  • 診察と治療にあたって大切なこと

  • 医師からご両親にお子さんが脳腫瘍だと告げられる時には,MRIという検査が終わっていると思います。
    このMRIをみれば,たいていの診断と治療方針は決まってしまいます。
    小児脳腫瘍に詳しい医師に少しでも早く見ていただきましょう。
    悪性か良性か解らないから入院して,いろいろな検査してから説明するというのではだめだと思います。
    小児脳腫瘍はものすごくたくさん種類があるので,専門家が見ないと治療の最初の方向性は決まりません。

    出典 :小児脳腫瘍について | 脳外科医 澤村豊のホームページ
  • 良性の脳腫瘍は摘出・完治が期待できる

  • 脳腫瘍の病状の経過は、脳腫瘍の種類や発症する年齢、手術が可能かどうかなど様々な要因により左右されるため一概に論ずることはできません。また小児脳腫瘍は比較的少ないために正確なデータがないのが現状です。
    良性のもので完治が期待できるものから、悪性のものまであります。

    出典 :名古屋大学大学院医学系研究科脳神経外科 外来案内
  • 闘病の事、記録されている親御さんもいらっしゃいます

  • 大事なことは、担当の医師から納得のいく説明を受け、お子さんの病状や治療方針をしっかりと理解して治療を受けることです。治療や通院が長期にわたることも多いため、担当の医師や看護師と信頼関係を築くことが重要です。わからないことがあれば気兼ねなく医師や看護師に質問してください。

    お子さんとご両親、そしてわれわれ医療スタッフにとっても脳腫瘍は手ごわい敵です。
    一緒に立ち向かって病気を克服し、お子さんたちが元気に暮らせるよう努力していきます。

    一緒に立ち向かって克服できるよう、そしてお子さんたちが元気に暮らせるよう、われわれも日々がんばっています。
    出典 :小児脳腫瘍 | がん治療について | 社会医療法人 愛仁会 高槻病院 大阪府がん診療拠点
  • 早期発見と適正な治療で、一人でも多くの子供たちが元気になりますように