誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)についてのまとめ

誤嚥性肺炎についての症状等、色々調べました。食べ物や飲み物を飲み込むことを「嚥下(:えんか)」といいます。嚥下が正しく働かない嚥下障害による肺へのダメージ、それが誤嚥性肺炎です。

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  • 誤嚥性肺炎とは?

  • 細菌が唾液や胃液と共に肺に流れ込んで生じる肺炎のことを言います。高齢者に多く発症し、再発を繰り返す特徴があります。

  • 再発を繰り返すと耐性菌が発生して抗生物質治療に抵抗性を持ち、優れた抗生物質が開発された現在でも、多くの高齢者が死亡する原因になっています。

  • 症状

  • 一般に発熱、咳、痰(たん)、呼吸困難、胸痛などを主な症状としますが、高齢者の場合、はっきりしません。肺炎は、一般的に38℃以上の高熱を起こしますが、高齢者の場合、体温の上昇をみないか、あっても微熱程度のものが少なくありません。

  • 呼吸数は増え皮膚や舌の乾燥・脱水状態にあることが多いといわれています。「何となく元気がない」「食欲がない」場合でも肺炎を疑って検査を進める必要があります。

  • ●食べ物が口に残る
    ●口からよくこぼす
    ●食事の時間が長引く
    ●パサパサした食べ物が飲み込みにくい
    ●お茶にむせる

    これらの症状が見られた場合は,飲み込む能力が低下し始めていることが疑われます。

  • 症状が進行すると、せき込む・むせる・たんが出るの3つの症状が見られ、さらに悪化すると誤嚥するようになります。また「食後ガラガラ声になったり、声がかすれる、食事をすると疲れる、原因不明の体重減少」等の症状も起こります。

  • どうして起こるのでしょうか?

  • 脳卒中や全身麻痺、あるいは麻痺などの症状のない脳梗塞において、神経伝達物質の欠乏により咳反射や嚥下(;えんげ)反射の神経活動が低下して起こります。

  • 咳反射や嚥下反射が低下し、知らない間に細菌が唾液と共に肺に流れ込みます。これを「不顕性誤嚥」と呼びます。この細菌が肺の中で増殖して誤嚥性肺炎が起こります。

  • 他にも、胃液などの消化液が食べ物と共に食道を逆流し肺に流れ込む事で、誤嚥性肺炎が起こることもあります。

  • 治療はどのように行いますか?

  • 口腔ケアセミナー その2「誤嚥性肺炎について」(全8回) - YouTube

  • 肺炎の原因となる細菌を殺菌する抗生物質で治療します。胃液を肺の中に吸い込んで肺炎になった場合、ステロイドを短期に用いて肺炎を鎮める場合もあります。

  • 呼吸不全に陥った場合は、酸素吸入を行います。重症の呼吸不全では人工呼吸器などによる治療も併行します。

  • 予防できるのでしょうか?

  • ラジオ関西「医療知ろう!」11月15日分 - YouTube

  • 再発予防には、脳梗塞後遺症として使われる「アマンタジン」や抗血小板作用を持つ「脳梗塞予防薬」があります。これらの治療薬は咳反射や嚥下反射を改善し誤嚥性肺炎を予防します。

  • 咳反射を亢進させる降圧薬である「ACE阻害薬」も有効だそうです。また歯磨きを毎日して口の中の雑菌を減らしたり、食後に一定時間(2時間)座ってもらって胃液逆流を防ぐことも誤嚥性肺炎の予防に繋がります。

  • 高齢者には、歯ぐきをマッサージすると、嚥下反射が改善して誤嚥性肺炎の予防に役立ちます。