認知症の症状ってどんなものがあるの?

認知症の症状は様々ですが代表的な症状にはどのようなものがあるのでしょうか。認知症の症状まとめました。

  • VP 更新日:2013/10/17

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  • 認知症には、「中核症状」と「行動・心理症状」の二つの症状があります。

    中核症状とは、脳の神経細胞が死んでいくことによって直接発生する次のような症状で、周囲で起こっている現実を正しく認識できなくなります。
    出典 :もし、家族や自分が認知症になったら 知っておきたい認知症のキホン:政府広報オンライン
  • 中核症状はどんなもの?

  • (1)記憶障害

    新しいことを記憶できず、ついさっき聞いたことさえ思い出せなくなります。さらに、病気が進行すれば、以前覚えていたはずの記憶も失われていきます。

    (2)見当識(けんとうしき)障害※

    まず時間や季節感の感覚が薄れ、その後に迷子になったり遠くに歩いて行こうとしたりするようになります。さらに病気が進行すると、自分の年齢や家族などの生死に関する記憶がなくなります。

    ※見当識(けんとうしき)・・・現在の年月や時刻、自分がどこにいるかなど基本的な状況を把握すること

    (3)理解・判断力の障害

    思考スピードが低下して、二つ以上のことが重なると話している相手が誰かわからなくなるなど考え分けることができなくなるほか、些細な変化やいつもと違うできごとで混乱を来す、などの症状が起こりやすくなります。例えば、倹約を心がけながら、必要のない高額商品を購入したり、自動販売機や駅の自動改札・銀行ATMなどの前でまごついたりしてしまうようになります。

    (4)実行機能障害

    買い物で同じものを購入してしまう、料理を並行して進められないなど、自分で計画を立てられない・予想外の変化にも柔軟に対応できないなど、物事をスムーズに進められなくなります。

    (5)感情表現の変化

    その場の状況がうまく認識できなくなるため、周りの人が予測しない、思いがけない感情の反応を示すようになります。
    出典 :もし、家族や自分が認知症になったら 知っておきたい認知症のキホン:政府広報オンライン
  • 行動・心理症状はどんなものがあるの?

  • 幻想 / 幻覚

  • しまい忘れたり、置き忘れたりした財布や通帳を誰かが盗んだ、自分に嫌がらせをするために隠したという「もの盗られ妄想」の形をとることが多い。このような妄想は、最も身近な家族が対象になることが多い。この他に「嫁がごはんに毒を入れている」という被害妄想や、「主人の所に女が来ている」といった嫉妬妄想などということもあります。
    出典 :認知症ホームページ » 認知症の症状について
  • 認知症では幻聴よりも幻視が多い。「ほら、そこに子供たちが来ているじゃないか。」「今、男の人たちが何人か入ってきたのよ」などといったことがしばしば見られることもあります。
    出典 :認知症ホームページ » 認知症の症状について
  • 不安 / 依存

  • 自分がアルツハイマー病であるという完全な病識を持つことはないが、今までできたことができなくなる、今までよりもの忘れがひどくなってきているという病感があることは珍しくなく、不安や焦燥などの症状が出現します。また、不安や焦燥に対して防衛的な反応として妄想がみられることもあります。
    出典 :認知症ホームページ » 認知症の症状について
  • 不安や焦燥のために、逆に依存的な傾向が強まることがあります。一時間でも一人になると落ち着かなくなり、常に家族の後ろをついて回るといった行動があらわれることがあります。
    出典 :認知症ホームページ » 認知症の症状について
  • 徘徊 / 攻撃的行動

  • 認知症の初期には、新たに通い始めた所への道順を覚えられない程度ですが、認知症の進行に伴い、自分の家への道など熟知しているはずの場所で迷い、行方不明になったりします。重症になると、全く無目的であったり、常同的な歩行としか思えない徘徊が多くなります。アルツハイマー病に多く、脳血管障害による認知症では多くはありません。
    出典 :認知症ホームページ » 認知症の症状について
  • 特に、行動を注意・制止する時や、着衣や入浴の介助の際におきやすい。型にはめようとすることで不満が爆発するということが少なくない。また、幻覚や妄想から二次的に生じる場合もあります。
    出典 :認知症ホームページ » 認知症の症状について
  • 睡眠障害 / 介護への抵抗

  • 認知症の進行とともに、夜間の不眠、日中のうたた寝が増加する傾向にあります。
    出典 :認知症ホームページ » 認知症の症状について
     

    加齢とともに、夜間の睡眠が取りづらくなるといいますが、認知症の症状としては
    これだけではないようですね。日中のうたた寝にも注意が必要ですね

  • 理由はわかりませんが、認知症の高齢者の多くは入浴を嫌がるようになります。
    「明日はいる」「風邪をひいている」などと口実をつけ、介護に抵抗したり、衣服の着脱が苦手であること、浴室の床でころぶかもしれないことなど、運動機能や条件反射が鈍くなっているための不安、水への潜在的な恐怖感などから生じると考えられます。
    出典 :認知症ホームページ » 認知症の症状について
  • 異食 / 過食

  • 食事をしても「お腹がすいた」と訴える過食がみられたり、食べられないものを口に入れる、異食がみられることがあります。口に入れるのは、ティッシュペーパー、石けん、アイスノンの中身までさまざまです。
    出典 :認知症ホームページ » 認知症の症状について
     

    異食は身体への影響も考えられるので、身近なひとに症状が出ている場合には注意深く見守ってあげることが大事なようです。

  • 抑うつ状態

  • 意欲の低下(何もしたくなくなる)や、思考の障害(思考が遅くなる)といった、うつ病と似た症状があらわれることがあります。うつ病では、「気分や感情の障害(悲しさや寂しさ、自責感といったもの)を訴えることがあるが、認知症では訴えることは少ないです。
    出典 :認知症ホームページ » 認知症の症状について
  • 接し方と心構え

  • 上記のような認知症の症状が身近なひとにみられた場合に、わたしたちはどのように接したら良いのでしょうか?
    またその時の心構えとは・・・??

  • ●自尊心を傷つけない
     物忘れや失敗を叱りつけたり頭ごなしに否定しない。教え込もうと説得しても効果はありません。

    ●本人の形成している世界を理解しそれに合わせる
     本人が今住んでいる世界を理解し大切にすること、その世界と現実とのギャップを感じさせないようにすることで、本人は安心し落ち着きます。ときには本人の世界に入り演じることも必要です。

    ●相手の主張を受け入れる
     現実とは異なっていても、本人の主張を受け入れる態度で接するとこだわりも消えます。正論を説いても理解できず混乱するだけです。

    ●やさしく愛情を持って接する
     認知症の人も感情は強く残っています。愛情のない接し方を敏感に見抜き、いやな感情だけが残ります。穏やかな気持ちになれるよう、よい感情が残るよう接することが大切です。そのためにはその人らしさに興味や関心を持ち、傾聴し、こまめに声をかけることです。

    ●通訳者としてのコミュニケーションを
     伝えたいこと、行動したいことを思い出すことができるように、さりげなくサポートしながらコミュニケーションをとりましょう。

    ●本人の習慣や役割を継続できるように接しましょう
     調理や掃除の一部などできることはしてもらい、感謝の気持ちを伝えましょう。誰かの役に立っているという自信を持ち、楽しさを感じることで脳も活性化します。

    ●生活のリズムを整えましょう
     食事をおいしく食べ、日光を浴び、日中は何かに興味を持って過ごし、夜は睡眠がとれるよう環境を整えましょう。
    出典 :認知症高齢者の症状と接し方・心構え - goo ヘルスケア
  • 気になる症状がみられた場合は早期発見のためにも相談をするのがよいかもしれませんね。