甘く見ないで!エコノミー症候群の症状と予防法まとめ

最悪の場合、死に至るというエコノミー症候群。その症状とエコノミー症候群になる原因、そして簡単にできる予防法についてまとめました。

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  • エコノミー症候群って何?

  • 下肢や上腕その他の静脈(大腿静脈など)に血栓(血のかたまり)が生ずる疾患。原因としては脱水、感染、旅行・長期臥床・手術などによる血流鬱滞、抗リン脂質抗体症候群などがある。この血栓が血流に乗って肺へ流れ肺動脈が詰まると、肺塞栓症となる。肺動脈が詰まるとその先の肺胞には血液が流れず、ガス交換ができなくなる。その結果、換気血流不均衡が生じ動脈血中の酸素分圧が急激に低下、呼吸困難をきたす。また肺の血管抵抗が上昇して全身の血液循環に支障をきたす。軽度であれば胸やけや発熱程度で治まるが、最悪の場合は死亡する
    出典 :静脈血栓塞栓症 - Wikipedia
  • 重度だと死に至るなんて、最近よく聞くようになったエコノミー症候群ですが、甘く見てはいけませんね。

  • エコノミー症候群の主な原因

  • 乾燥した空間や、低い気圧によって体内の水分が蒸散しやすくなり、血液の粘度が上昇してしまうことにあります。水分摂取の不足や、アルコール摂取なども脱水傾向を招き、血液粘度上昇のリスクを高めます。
    出典 :旅行者血栓症(エコノミークラス症候群)の原因と予防法|大塚製薬
  • 飛行機のエコノミークラスからきた名前なので、飛行機に乗らなければエコノミー症候群にならないと考えている人もいるようですが、同じ姿勢で長時間動かないでいることもエコノミー症候群の原因と言われているようですよ。

  • エコノミー症候群にかかりやすい人

  • 姿勢や水分不足だけに留まらず、身体的にエコノミー症候群になりやすい状態の人というのがいるそうです。

  • 下肢静脈瘤のある人や下肢の手術を受けた人、外傷、悪性腫瘍、深部静脈血栓症になったことのある人、凝固機能に異常がある人、肥満者、経口避妊薬の使用している人、妊娠中や出産直後の人、高齢者、低身長者、喫煙者などがかかりやすいといわれております。
     飛行機の中で、長時間足を動かさない、足の血管が傷んでいる、血が固まりやすい体質や病気の人、水分をとらない人がかかりやすいといわれています。サッカーや格闘技などで足を蹴られて、足の血管が損傷を受けている人はかかり易いのです。
    出典 :エコノミークラス症候群(急性肺動脈血栓塞栓症)
  • エコノミー症候群の症状

  • 軽い症状の場合は、片側の足(特にひざの裏)のむくみや痛みがあります。

    逆に症状が重い場合には、足にできた血の固まりが肺に詰まり、息が苦しくなり、胸の痛みを訴えて失神することがあります。
    出典 :エコノミー症候群 | マイファミリークリニック蒲郡(家庭医のマイファミ)| 愛知県蒲郡市中央本町| 家庭医療(内科、感染症内科、小児科、皮膚科、産婦人科) 統合医療| 土日診療、休日診療、予防接種、ワクチン、渡航外来、女性外来、栄養指導
  • 「足がむくむ」ことはよくありますが、それもエコノミー症候群の症状のひとつだと思うと見過ごせません。

  • 比較的小さい血栓の場合はまったく無症状のことも多いといわれています。
    しかし、ある程度以上の大きさの血栓が肺動脈を閉塞すると突然、呼吸困難が生じます。肺の大切な役割は、ガス交換といって体の外から酸素を取り込み、二酸化炭素(炭酸ガス)を体の外へ吐き出す働きです。肺の血管が詰まると、呼吸によって肺の中まで入ってきた酸素が血液の中に十分取り込まれなくなります。この結果、血液の酸素の濃度が低下します。呼吸をしていても、実は窒息状態となっているのです。非常に大きな血栓が肺動脈に詰まると血液は全く流れなくなります。この場合は失神やショックを起こしてしまいます。急性肺血栓塞栓症の患者さんの80%程度は、主な症状が突発性の呼吸困難です。呼吸困難の発作は一回だけのこともありますが、数回発作が生じ、その度に状態が悪化する場合もあります。また約半数の方で胸の痛み、10~30%で失神発作を経験されています。全身倦怠感、不安感、動悸、冷や汗などの症状が出現することもあります
    出典 :[46]急性肺血栓塞栓症(エコノミークラス症候群)の話||血管の病気|循環器病あれこれ|国立循環器病情報サービス
  • 胸の痛みや冷や汗・不安感といった症状は、体感できるため気づきやすいかも知れません。

  • 軽い場合は、片側の足のむくみや痛みがあります。
    この症状はすぐに分かることもあれば、時間が経って分かる場合もあります。
    重症例では足にできた血の固まりが肺に詰まり、息が苦しくなり、胸の痛みを訴えて失神することがあります。
    出典 :エコノミークラス症候群:エコノミークラス症候群ってなに?|JATA
  • 失神してしまうとかなり危険な状態なのかも・・・

  • エコノミー症候群セルフチェック

  • 危険を防ぐためには日ごろから注意しておくことが大切。

  • エコノミー症候群の予防法

  • どれも簡単にできるものばかりです。

  • ■水分補給
     まず1つ目は、水分補給です。
     血栓は、血液がドロドロになることで起きやすくなるのですから、これを逆にサラサラにすることが必要です。
     水分の補給は、熱中症や脱水症状の予防にも有効です。また、水道水やミネラルウォーターよりも、イオン飲料(スポーツドリンク)の方が適していると言われています。利尿作用のあるコーヒーやアルコールの飲み過ぎは、水分不足の原因となるため注意が必要です。

    ■弾性ストッキングや包帯で
     2つ目は、弾性ストッキングや包帯の利用です。
     水をまくホースを思い浮かべてください。ホースを使う際、ホースを押して水の通り道をせまくすると、勢いよく水が流れますね。これと同じ現象を弾性ストッキングや包帯を使って起こします。
     静脈は、動脈よりも血液の流れる速度が遅いのですが、伸び縮みのあるストッキングや包帯を足に巻いて締めつけることで、血液の流れる速度を速めて、血栓を予防するというわけです。
     包帯を巻くときは、心臓から遠い場所はきつめに、心臓に近い場所はゆるめに巻くのがポイントです。こうすることで心臓に戻る血液の流れを速め、静脈を流れる血液を心臓に向かって勢いよく押し出すことができます。

    ■運動・体操
     3つ目は、運動や体操です。
     「気軽にできる運動や体操」を紹介していますので、イラストをご参照ください。
     「立ったり座ったりする」「歩く」ということも効果的です。体を動かすと、筋肉が伸び縮みします。この筋肉の収縮運動がポンプのように働いて、静脈内の血液を心臓に向かって押し出し、うっ血を改善するというわけです。
    出典 :特集2/エコノミークラス症候群の予防/適度に身体を動かそう
  • エコノミー症候群の予防に、簡単にできる運動・体操

  • 座っていてもできる運動というのは、デスクワークの人はもちろん、あまり立ち上がることができない場所でも簡単にできていいですね。

  • 弾性ストッキング

  • 弾性ストッキングという名前を聞いてもピンとこない人も、メディキュットのような足のむくみを取る靴下を想像していただければわかりやすいかと思います。

  • 日本旅行医学会が推奨する7つの予防策

  • 7つは多いように感じる人もいるでしょうけど、どれも簡単にできる予防法です。