境界性人格障害・・・困った人・・・でも治療で治る!

境界性人格障害という疾病名は、直訳のために誤解を受けている可能性があります。
でも実際に関わると治療可能とは思えないのですが、時間はかかったとしても治る病気のようです。

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  • 境界性人格障害とは・・・

  • 境界性人格障害(境界性パーソナリティ障害:BPD)は、1980年代まで精神病と神経症の『中間領域』にある精神疾患と仮定されており、『境界例(ボーダーライン)』と呼ばれていました。

    境界性人格障害(Borderline Personality Disorder:BPD)は、アメリカ精神医学会のDSM-Ⅳ-TRで『クラスターB(B群)』に分類される人格障害(パーソナリティ障害)であり、『衝動性・攻撃性』や『気分(感情)の不安定さ・対人関係のトラブルの多さ』などに大きな特徴があります。
    出典 :境界性人格障害の“認知・感情・行動”のパターン
     

    Borderline Personality Disorder ⇒ BPD

  • 境界性人格障害の症状・・・

  • ●自傷行為

    ▲衝動的な行動

    ■暴力をふるう

    ▼怒りと恐怖とを同時に感じる

    ◆自分がない

    ●漠然とした不安や空虚さ

    ▲見捨てられ不安

    ■両極端な考え方

    ▼自分の感情を押しつける

    ◆人間関係をひっかき回す

  • 境界性人格障害の原因・・・

  • 見捨てられ恐怖が、境界性人格障害の行動の基本と考えると理解できるため、この説が定説のようになっています。
    出典 :境界性人格障害の診断と対応
  • 境界性人格障害の人口比・・・

  • 境界性人格障害の人口比は約2%ともいわれており、単純計算でも日本だけで約250万人が境界例の問題を抱えていることになります。
    出典 :境界性人格障害 理由と意味|心の病をもつすべての方へ
  • BPDの転帰・・・

  • ●外来患者が1年間治療した後に、継続して境界性パーソナリティ障害と診断されたのは41%

    ◆入院患者のうち35%が、2年後に境界性パーソナリティ障害の診断基準を満たさなくなった。

    ▲元入院患者のうち49%が、4年後には境界性パーソナリティ障害の診断基準を満たさなくなった。

    ■入院患者の経過研究で、6年間で約70%が境界性パーソナリティ障害と診断されなくなった。
    出典 :治療の基本|境界性パーソナリティ障害
  • BPDの予後を悪くするもの・・・

  • ●多量の飲酒

    ▲薬物濫用、薬物依存

    ■うつ病の合併

    ▼パニック障害の合併

    ◆境界性パーソナリティ障害以外のパーソナリティ障害の合併