星野源を迷わせる、くも膜下出血の症状等について・・・

俳優兼シンガー・ソングライター、星野源も罹った病気、若年にも発症する率も高い、くも膜下出血は恐ろしい病気です。予防の意味も含めてのまとめ。

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  • 2012年12月22日、くも膜下出血と診断され活動休止。2013年2月28日、J-WAVE「TOKYO HOT 100 CHART OF THE YEAR」授賞式にてステージに立ち晴れて仕事復帰となりました・・・

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  • ところが2013年6月に行った定期検査の結果、手術した箇所が万全な状態ではなく、経過観察と新たな措置が必要との診断を受け、治療に専念することになり、再び活動休止となりました。

  • どんな病気?

  • 脳は3層の膜(まく)でおおわれています。脳の表面を直接おおっている膜を軟膜(なんまく)、その上をくも膜が、さらにその上を硬膜(こうまく)がおおっています。くも膜と軟膜の間には、くも膜下腔(まくかくう)というすき間(腔(くう))があり、ここには脳脊髄液(のうせきずいえき)が循環しています。血管が破れこのくも膜下腔に出血するのが、くも膜下出血です。

  • くも膜下出血も脳卒中(のうそっちゅう)の一種ですが、脳卒中のなかに占めるくも膜下出血の割合は12%、脳梗塞(のうこうそく)や脳出血(のうしゅっけつ)と比べると頻度はそう高くはありません。しかし、生命にかかわる危険が高く、心臓まひなどを含めた全突然死の4.7%を占めます。

  • 通常は中高年のいわゆる過労死(かろうし)の原因の1つとして、しばしば取り上げられていますが、近年は若年性のものも目立つ傾向のようです。

  • 原因

  • 頭部外傷で脳に傷がつくとくも膜下出血がおこることがあり、これを「外傷性くも膜下出血」といいます。外傷(けが)が原因でないものを「特発性くも膜下出血」といい、単にくも膜下出血といった場合は、この特発性のことをさします。この特発性くも膜下出血は、ほとんどが脳動脈の一部がこぶのようにふくらむ脳動脈瘤(のうどうみゃくりゅう)(「脳動脈瘤」)の破裂(はれつ)によっておこります。従来、脳動静脈奇形(のうどうじょうみゃくきけい)(「脳動静脈奇形」)や、もやもや病(「もやもや病(ウイリス動脈輪閉塞症)」)という脳血管の形態異常も、くも膜下出血の原因になると考えられていたのですが、CT検査が普及して以来、これらが破裂して出血したときは、くも膜下出血よりも脳出血(のうしゅっけつ)になるケースが多いことがわかってきました。

  • 脳梗塞(のうこうそく)や脳出血は、高血圧、動脈硬化(どうみゃくこうか)などの生活習慣病が基盤にあっておこるために、中年以降の人に多いのですが、くも膜下出血は、ほとんどが脳血管の形態異常が原因でおこるため、年齢を問わずに発症するのが特徴で、20~30歳代で発症する人もいます。脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血は、40~50歳代の人に多くみられます。

  • 予防

  • ●血圧をコントロール
    高血圧の人は日ごろから血圧に注意し、特に大きな変化(乱高下など)があったらすぐに受診しましょう。

    ●食事
    塩蔵品や漬物、味噌汁などを摂りすぎないようにし、また外食も塩分が多いので注意しましょう。野菜に含まれるカリウムは塩分の排出を促すので、野菜を多めに摂りましょう。アルコールの飲みすぎもリスクの一つなので控えめにしましょう。

    ●禁煙
    タバコを辞めるとリスクは低下し、やがて非喫煙者と同じレベルになります。禁煙による予防効果は明確なので、とくに高血圧の人や家族に脳卒中の人がいる場合には、禁煙を心掛けましょう。

    ●前兆を見逃さない
    血圧の乱高下のほか、突然の頭痛、頭のモヤモヤ感、目の痛みなどの前兆があったら、必ず受診しましょう。