ひそかに増えている「痔」。座薬で治す?手術?人に聞きにくい「痔」について総まとめ

「もしかして、痔??」なんて感じたことのある人、意外に多いのではないでしょうか?痔になってしまったら、どうなるの?座薬で治すのか、それとも手術?そんな人になかなか聞きにくい「痔」の情報をまとめてみました。

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  • 生活習慣病の筆頭、「痔」!

  • 今や、日本人の2~3人に1人は「痔」にかかっているといわれています。

    国民病とも言える「痔」ですが、ひどくなると日常生活にも影響を及ぼしかねません。

    そんな「痔」の起源、症状、予防方法から、手術や座薬を用いての治療までを総まとめします。

  • 「痔」という病気はいつから発生したの?

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    痔は、実は人間が二足歩行をはじめたことがきっかけとも言われています。

  • 二足歩行がもたらした副産物

    今から600~700万年前、人類はチンパンジーの祖先と枝分かれし、独自の進化をしてきました。その人類最大の特徴は、二足歩行です。二足歩行する事により、手を知的な活動に利用する事となり、大脳の急速な進化を促したと言われています。

    しかしその反面、二足歩行は思わぬ副産物ももたらしました。それは肛門部のうっ血です。今まで4本足で歩いていたものが立って歩くのですから、やむをえないことではあります。しかし、だからと言ってジャワ原人や北京原人、クロマニヨン人などが痔に悩んでいた事はおそらくないでしょう。

    痔と言うのは、直立二足歩行でうっ血しやすくなった肛門を持った人類が、文明生活において、長時間着席すると言う、やはり動物にはない行動パターンを生み出しました事が発祥と思われます。これにより、さらに肛門部はうっ血しやすくなったのです
    出典 :痔の起源|痔の症状・治療法完全ガイド
     

    「痔」というのは、二足歩行をする人類固有の病気と言われています。そして、便利な生活の代償ともいえるのでしょうか。

  • 「痔」にはどんな種類があるの?

  • 痔にはいくつかの種類がありますが、なかでも「三大痔疾患」と呼ばれるポピュラーなものがあります。
    「痔核(じかく、俗にいういぼ痔)」「裂肛(れっこう、俗にいう切れ痔)」「痔瘻(じろう)」の3つが、「三大痔疾患」とされています。

  • 「痔核(いぼ痔)」ってどうして起こるの?症状は?

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    痔核は痔のなかでも最もポピュラーなものです。

  • 痔核とは、肛門および周辺の血行が悪くなって一部が血栓となって盛り上がることで痔核ができ起こります。
    痔核には直腸内にできる「内痔核」と、肛門の周辺にできる「外痔核」があります。

    痔核の代表的な症状は粘膜に傷がつくことによる出血や痛みですが、症状が進んだ場合は、排尿障害や発熱なども起こります。
    痔核が大きくなったときには、排便時などに外に露出する脱肛(だっこう)を起こすことにもなります。

  • 「裂肛(切れ痔)」ってどういう症状?

  • 「裂肛(れっこう)」は、肛門の皮膚や粘膜が切れたり裂けたりするもので、便秘などと関連し排便時に硬い便を排出することによって起こります。

    肛門の皮膚が裂けること自体はよくあることで、軽いものならばそのまま治るケースも少なくありません。
    ただし、もともとの傷口が悪くならないよう安静に保つのが、物理的に難しい位置・状況にあるため、炎症が慢性化して潰瘍になりやすいことが特徴です。
    発生してしまったら、いつも以上の肛門を清潔に保つことが肝要です。

  • 「痔ろう」になる原因は?その症状は?

  • 「痔瘻(じろう)」は、肛門の奥に大腸菌などの細菌が侵入して、感染や化膿を起こすものです。

    痔瘻の初期症状としては肛門の周辺が熱をもって腫れ、激しい痛みを生じます。いつまでも我慢していると腫れが破れて膿を出すようになり、肛門と直腸の境目にあるくぼみと膿の出口がつながり穴を形成してしまうことから、「あな痔」とも呼ばれています。

    この「痔瘻」は上記の3つの中でも最も重い痔と言えるかもしれません。

  • 「痔」は自然治癒できるの?それとも手術が必要?

  • 痔核(いぼ痔)や裂肛(きれ痔)は自然治癒する可能性がありますが、痔瘻(あな痔)は肛門の内部にできているために感染が常態化しており、手術しない限りまず治らないとされています。

    また痔瘻の症状が複雑化すると手術もかなり難易度が高くなり、また完治も難しくなるために、痔瘻は三大痔疾患のなかでも、とりわけ早期の対応が必要です。

  • 「痔」になってしまった!「座薬」でお家で治療できる?

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    心配なときはお医者さんにかかって、しっかり治療してもらいましょう。

  • 先述の通り、「痔瘻(あなじ)」の場合、病院での手術等の治療が必要になります。

    いぼ痔、切れ痔の場合、市販の座薬を試してみることも可能です。しかし、痔は放っておくと、大きな病気につながりかねません。できれば、いずれの場合も、早期の受診をおすすめします。

  • 「痔」を予防するにはどうしたらよいの?

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    ほっかいろや温熱パットなどを適宜しようするのも効果的ですね。

  • 「寒さ」という要素を別にすれば、おおむね「痔」は「生活習慣病」であると言えるます。
    そのため、適度な「運動・栄養・休息」をとり、健康的な生活習慣になるよう改善することで、ある程度の予防・治癒することが可能である。

    長時間同じ姿勢を続けない、腰回りを冷やさないといったことが効果的です。