角膜泥棒まで出現?角膜についてのこと。

ネット上で話題になっているのが、中国で起きた角膜泥棒の件、これを元に角膜についてのまとめをしました。

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  • 概要

  • 【注意】中国遼寧省で6歳の男児が両目をくり抜かれる 角膜泥棒にあう - YouTube

  • とてもおぞましい・・・角膜を売買目的にするというのが、実際にあり得るのでしょうか?

  • 角膜の役目

  • 眼球は強膜〈きょうまく〉という厚くて白っぽい膜で壁を作り球形を保っていますが、前方の角膜〈かくまく〉の部分だけは少し出っ張り透明になっています。透明ですからそこからは角膜の下の組織が見通せ、日本人では黒く見えます。つまり、黒目に該当するところを覆っているのが角膜です。

  • 眼で物を見る仕組みは、この角膜を通過して屈折した光が、眼球後方の網膜〈もうまく〉に焦点を結ぶことで成り立っています。角膜は眼球をかたちづくる壁であり、光をとり入れる採光窓であり、同時に凸レンズとしても機能しているということです。

  • 角膜の病気でその透明性が失われたり、かたちが変化してしまうと、視覚に障害が生じてしまいます。

  • ガラスやプラスチックのような物質のように見える角膜も、実際はもちろん生きた細胞が集まってできています。つねに酸素や栄養を必要としていますし、ゴミなどによる刺激や細菌・ウイルスなどが侵入する危険にさらされています。

  • 通常、酸素や栄養は血液によって細胞に運ばれ、外部からの異物の侵入は皮膚でブロックし、侵入したものは血液中の白血球などが排除します。ところが角膜は透明でないと意味がないので、血管も皮膚もありません。

  • 角膜の厚さは中央部約0.5mm、周辺部約0.8mmで、表面側から上皮、実質、内皮の三層に分けられます。上皮は角膜の最も外側にあたり、皮膚をもたない角膜を守るバリアとして働いています。また外気から直接酸素を取り入れ、血液が通っていない角膜の細胞に供給しています。

  • 上皮では細胞同士が涙も通さないほどしっかりと組み合わさっていて、異物の侵入をブロックしています。また上皮は大変敏感で、わずかに傷ついただけで激しく痛み、まぶたを閉じるなどの対処を促します。さらに細胞の増殖スピードが皮膚よりもずっと早く、傷ついた部分をすぐに修復することができます。