肺炎球菌の予防接種が有効です。

日本ではあまり広まっていない肺炎球菌の予防接種ですが、日本人の死因3位に肺炎があがってきた今、検討してみる価値はあるのではないでしょうか。

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  • 今あらためて肺炎について知ってみましょう。

  • 私達日本人にとって、”身近”と言っていいほどの病気になってきています。

  • 細菌やウイルスなどの病気を起こす微生物(病原微生物)が肺に入り感染し、肺が炎症を起こしている状態を「肺炎」といいます※。
    ※肺炎の原因には、微生物以外にも、化学物質の刺激やアレルギー反応によるものなどがありますが、一般に、単に「肺炎」といった場合は、微生物による肺炎を指すため、本コンテンツでは、微生物による肺炎を「肺炎」として解説しています。
    病原微生物の多くは空気と一緒に身体の中へ入ってきます。普通は、人間の身体に備わっているさまざまな防御機能が働いて、これを排除します。しかし、何らかの原因で体力や抵抗力が落ちていて、病原微生物の感染力の方が上回ると、肺炎になるのです。
    肺炎は、がん、心臓病、脳卒中に続いて、日本人の死亡原因の第4位になっている病気です。高齢者や慢性の病気を持っている方などは、とくに肺炎にかかりやすく治りにくい傾向があるので、予防や早めの治療が重要です。
    出典 :アステラス製薬|なるほど病気ガイド|肺炎 病気の基礎知識
  • 上述の通り、肺炎は日本人の死因の第4位でしたが、昨年、ついに、脳卒中を抜いて第3位になったとの発表がありました。

  • 肺炎にかかるのは高齢者だけではありません。
    人気俳優の松坂桃李くんも肺炎で療養中です。

  • 松坂桃李くん

     

     若くて体力があって、格好よくても、(最後の一つは関係ないですね)肺炎にかかってしまう危険性はあるのです。

  • こちらの箕輪はるかさんは・・・

     

    結核を患われました。

  • もう去年のことですが、お笑いコンビTKOの木本さんも肺炎で入院されました。

  • TKOの木本さん

     

    すっかり元気になられて良かったです。

  • 肺炎は普段健康な人にも決して無縁な病気とはいえませんね。

  • とはいえ、やはり肺炎で命にかかわるような重篤な症状になってしまうのは高齢者が多いようです。

  • 肺炎から、自分や大切な人を守るにはどうしたらいいでしょうか?

  • 日本ではあまり普及していませんが、ワクチンによる肺炎球菌の予防接種が有効です。

  • 肺炎球菌の話
    肺炎球菌は免疫のはたらきが十分でない、乳幼児や高齢者に様々な病気を引き起こします。肺炎球菌によって起こる主な病気には、肺炎、気管支炎等の呼吸器感染症や副鼻腔炎、中耳炎、髄膜炎、菌血症などがあります。本来であれば菌が検出されない場所(血液や脳脊髄液など)から菌が検出される病態(髄膜炎、菌血症など)を特に侵襲性肺炎球菌感染症(IPD)と呼びます。侵襲性肺炎球菌感染症は5歳以下の乳幼児と65歳以上の高齢者に多く発症することが知られています。また、細菌による感染症はペニシリンなどの抗生物質により治療しますが、近年は抗生物質が効かない薬剤耐性菌が増えているため、治療が困難になっているという問題があります。そこで、ワクチンにより、病気をあらかじめ予防することが以前にも増して大切になってきています。現在、肺炎球菌感染症を予防するワクチンとしては、2歳以上で肺炎球菌疾患にかかるリスクが高い人および高齢者を対象とした23価肺炎球菌多糖体ワクチンと、9歳以下の小児を対象とした7価肺炎球菌結合型ワクチンの2つが発売されています。
    出典 :肺炎球菌 | ワクチンのお話 | ワクチンについて | 一般社団法人日本ワクチン産業協会
     


  • 肺炎球菌ワクチンの接種率
    肺炎球菌ワクチンの接種によってインフルエンザなどに感染して免疫力が低下した患者が肺炎球菌に感染、重症化することを防ぐことが出来ます。
    米国では高齢者の60~70%が接種していますが、これまで日本では再接種が認められていなかったため、接種を控える人が多く、高齢者の4~5%程度しか接種をしていないと言われています。
    今後は再接種を受ける方、再接種が可能となったため初めて肺炎球菌ワクチンを受けられる方、今回初めて知り予防接種を受けられる方など、広く普及すると思われます。

    しかし、5年間有効のため、5年分一括払いと同じです。インフルエンザ予防接種を数年分受けるような金額となるため、医療機関へお問い合わせをしてください。
    出典 :肺炎球菌ワクチンで高齢者の肺炎を予防
  • 日本でも、高齢者の肺炎球菌の予防接種の助成金がある市町村が増えています。

  • 成人用肺炎球菌ワクチンの公費助成について

    下のリンクを参考にして下さい。

  • 一度、ご自分の住んでいる市町村に問い合わせてみてはいかがでしょうか?