麻疹(はしか)についてよく知りたい

麻疹は身近な感染症ゆえ、よく知っているようで実は知らないことがいっぱい。
もう一度、麻疹について、勉強し直しましょう。

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  • そもそも麻疹とは?

  • 麻疹ウイルスによる急性熱性発疹性のウイルス感染症です。感染力が極めて強く、死亡することもある重症の感染症です。日本を含めた世界保健機関(WHO)西太平洋地域では、2012年までに麻疹を排除することを目標に決めています。
    空気感染、飛沫(ひまつ)感染、接触感染、いずれの方法によっても感染し、好発年齢は1歳代が最も多く、次いで6〜11カ月、2歳の順です。近年、成人麻疹の増加が問題となっており、10〜20代での発症が多く報告されています。
    出典 :麻疹(はしか) - goo ヘルスケア
     

    子供だけがかかる感染症だと思っている人多くないでしょうか?

  • 紀元前3000年頃の中近東地域が最初の流行地であったと考えられている。日本では、平安時代以後度々文献に登場する疫病の一つ「あかもがさ(赤斑瘡/赤瘡)」は今日の「麻疹」に該当するというのが通説である。江戸時代には13回の大流行が記録されており、1862年の流行では江戸だけで、約24万人の死者が記録されている。
    出典 :麻疹 - Wikipedia
     

    紀元前からあった感染症とは驚きです。

  • 麻疹の症状

  • 発疹が出た状態

     

    このときは、横で見ているのも辛いですね。

  • はしかの症状は主に3つの時期の症状に分類できます。

    1.カタル期(前駆期)
     平均すると、ウイルスに感染してから、その症状が発症するまで10日前後かかります。この時期はカタル期(前駆期)とよばれます。
    はしかが発症すると、「38℃前後の発熱」、「鼻汁」、「咳」、「くしゃみ」などの風邪と同様の症状が見られ、さらに「めやに」や「結膜充血」などの症状がみられ、徐々に悪化してゆきます。
    しかし、はしかは途中で短期間解熱する(1℃くらい下がり気味)という特徴があります。
    そして最初の発熱が下がってくる頃、ほほの内側に細かな白い発疹(コプリック斑)がみられるのが麻疹の症状の大きな特徴といえるでしょう。
    そしてこのような症状が出始めた時期(カタル期)が他の人への感染力が最も強力な時期です。

    2.発疹期
    そのように、一時的に熱が下がりますが、その後に熱は再び上昇し始めます。
    この2回目の発熱は、最初の発熱より高くなることが多く、40℃を超えることもあります。
    そして、はしかの症状の特徴である発疹が同時に出現してきます。
    発疹はどのように出てくるでしょうか?
    発疹は、はじめ赤い2,3ミリ程度の小さな発疹として首や耳の後ろに出てきます。その後、互いに融合して、不整形の赤い斑点として見え、次第に顔から体全体、手足の末端へと広がってゆきます。 
    特に人間の胴体部分の発疹の各々は、徐々に癒合(ゆごう)して大きくなってゆき、やや盛り上がって、色は濃くなっていきます。そして発疹が全身に広がった頃に、熱は徐々に下がってきます。
    発疹の出現は、ウイルス曝露の約14日後で、発疹が続く期間は、発疹出現後、だいたい72時間程度持続します。

    3.回復期
    発疹が出て約3日続いた発熱も、回復期にはいると解熱し、全身の倦怠感は緩和されてきます。
    発疹はその後、赤みが薄くなり黒ずんだ色が残りますが、約1カ月くらいでなくなります。
    7~10日後には合併症のないかぎり回復します。
    出典 :はしか はしかの症状について
  • それぞれの状態をきちんと認識することが重要です。

     

    詳しく症状と経過を知っていれば慌てることはありません。

  • 上記の三ステージを表にしたものです。

     

    こうすると、判りやすいです。

  • まずは予防! 予防接種の大切さ

  • ワクチン接種をしましょう

     

    麻疹は風疹と混合ワクチンになっています

  • 麻疹の治療

  • 水分の補給をしながら安静に過ごす

  • はしかの治療は、基本的にそれぞれの症状に対する対症療法になります。発熱していれば解熱剤を、痛みには鎮痛剤を、咳には咳止めをといった具合で、病気そのものは自然治癒に任せるしかないのが現状です。

    麻疹ウイルスを殺す薬がないため、いったんかかってしまうと病気が進行して自然治癒するのを待つしかないのが現状です。よって、はしかはかかる前の予防接種が重要になります。これは、感染者を出さないというだけでなく、感染者がいても流行させないためにも必要なことです。

    しかしながら、不幸にもはしかに罹患してしまった場合はどうすればいいのでしょうか。前述のように、症状に対して対症療法を行うのはもちろんですが、高熱のために脱水症状が見られたら水分補給したり、合併症を予防するために抗生物質を投薬する等が一般的です。
    出典 :はしかの治療は自然治癒
     

    かかったら安静にし、部屋の温度や湿度を適度に保つ。水分や適度の塩分を補給するなど、風邪のときと非常によく似ています。

  • 対症療法とは、例えば、風邪を引き起こしている菌に対しては特に治療はせず、鼻水や咳などの症状に対して薬で緩和するというもの。
    病気そのものの治療は行わず、病気によってあらわれる症状に対して治療を行うものです。

  • 麻疹全般について説明している動画です。

  • 【はしか】から身を守るために(その1) - YouTube

     

    少し長いですが、わかりやすい説明です。

  • 【はしか】から身を守るために(その2) - YouTube

     

    その2です。