スパーム・コンペティション・・・毎日起きている?

スパーム・コンペティションは、密かに人知れず起きている戦争です。
スパーム・コンペティションを知ったら、その巧妙さに目を見張るでしょう。
スパーム・コンペティションは、教科書には多分載らない、載せられない戦争です。

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  • スパーム・コンペティションとは・・・

  • スパーム・コンペティションとは、動物のメスの膣の中に入った精子が行う競争のことである。

    オスは自分の子孫を残すためには、メスに子供を産んでもらわなくてはならない。そのためには、交尾可能な年齢まで生き残ることはもちろんだが、メスとの交尾の機会を得て、実際に交尾に到らなければならない。

    だから動物のオスはいろいろと競争をする。クジャクのオスが競ってきれいな羽をつけるのはこのためである。しかし、種にもよるけれども、この競争は交尾をした時点で終わるのではない。

    オスとメスがつがいになっていて、発情期のあいだは他のオスが近寄るということがまったくないというような種であれば別だが、そうでない種であれば、メスは受精可能な時期に複数のオスと交尾をする。したがって、メスの膣の中では複数のオスの精子が入り交じることになる。

    これらの複数のオスの精子が受精という最終目的を目指して行う競争がスパーム・コンペティションである。

    この競争はかなり複雑なメカニズムによって行われていることがわかっている。たとえば一口に精子といっても一様ではなく、いくつかの種類が役割分担をしている。アメリカン・フットボールが例として適当かもしれない。敵(別のオスの精子)に遭遇したときにやっつける種類とか、子宮にいたる道を塞ぐのを専門にする種類などがあり、ひたすら受精を目指して突っ走る種類がある。
    出典 :精子戦争
     

    人知れず体内の中で、ひょっとしたら毎日のように起きている戦争・・・

    なんとも壮絶な戦いでしょうか!

  • スパーム・コンペティションの戦略・・・

  • あまり知られていませんが、人間の精子には3種類あります。卵子に向かってひたすら走っていく精子、他の男性の精子が進まないようにブロックする精子、他の男性の精子を殺す精子の3つです。

    これは一夫一妻制の今では必要ないものですが、昔は人間も乱婚であったそうですので、自分の遺伝子を残そうとする名残といえるかと思います。

    そうやって精子を競わせ、優秀な精子と卵子で子供を作ることで、より強い子供を作り出そうとする自然の法則だったようです。

    また、人間ではないのですが、乱婚傾向にある動物の身体を調べると、体の重量に対する睾丸比が大きいこともわかっています。精子戦争に勝ち抜くために男性自身も進化をしたといえるでしょう。

    また、ヒトの精子量を調べた実験によると、精子の数に大きく影響する要因は下記の通りです。

    ●前回性交からの時間

    ●その間のパートナーとの共有時間

    ●女性の体重
      (マンチェスター大学のベイカー&ベリスの実験)

    これは自分のパートナーとの滞在時間が長く、他の男性に精子を注入させられている可能性が低いと精子数は少なくなり、逆に他の男性に精子を注入されている可能性が高いと、他の男性の精子に勝たなければならないという本能で多くの精子を出すようになるようです。これは精子戦争(競争)と呼ばれています。

    また女性はふくよかな方の免疫力が強く、妊娠しやすいことから、精子量も体重に影響されるとのことです。
    出典 :ちょいモテ妻の方が妊娠しやすい? [不妊症] All About
     

    現代社会では立て前と現実とがありますから・・・引用元の著者も苦笑を押さえながら原稿を書かれていたかもしれません。

    男からすればパートナーに貴方の子と言われて信じるしかありません。果たしてそれが事実なのか・・・

    でも、スパーム・コンペティションが起きるような状況下であったとしたら、女にもその子の父が誰だかは???

  • スパーム・コンペティションの原因・・・

  • セックスを5日以上間をあけずに連続で行うことを二重性交といいます。

    そして、精子は通常5日間程度生きるので、二重性交を行った場合、二人目の男の精子が女性の体内に入ったとき、まだ前の男の精子が生き残っているわけです。

    そうなると、そこで戦争が勃発します。
    出典 :セックスのあとの精子戦争が壮絶すぎる件について。 - 他人のアタマで考える
  • 二重性交自体は全性交の1000分の1ほどしかないと言われていますが、興味深いことに、二重性交に持っていくのは女性が多いと言われています。

    自ら優秀な遺伝子を残そうとしているのかもしれないですね。
    出典 :セックスのあとの精子戦争が壮絶すぎる件について。 - 他人のアタマで考える
     

    すごいことがさりげなく書かれているところが・・・凄い!

    ヒトもまた動物。そして、遺伝子に操られている!!

  • スパーム・コンペティションの主役は・・・

  • 精子戦争の主役は、当然精子です。でも、個々の精子ががむしゃらに戦うわけではありません。

    それぞれの精子は、良く見てみると形が異なり、いわゆる「オタマジャクシ」の頭が大きかったり小さかったり、丸かったり尖っていたり、しっぽが長かったり短かったりするわけです。そして、彼らにはちゃんとそれぞれの役割があります。

    そう、精子戦争では、精子それぞれに明確な役割まで決まっているのです。
    出典 :セックスのあとの精子戦争が壮絶すぎる件について。 - 他人のアタマで考える
     

    スパーム・コンペティションの主役は・・・精子・・・であります。

  • スパーム・コンペティションの主役たち・・・

  • 外敵の子宮侵入を阻止

    ブロッカー精子は年老いた精子が中心で、役割は子宮頚(けい)管内に多く留まり、群れを作って他人の精子の子宮内への進入を防ぐことにあります。そのため形状は尻尾がコイル状に曲がっていたり、胴体が曲がっていたり、デカ頭や複数の頭を持っていたりと、子宮頚部に留まりやすい構造になっています。1回の射精で数は数千万です。
    出典 :医学のうんちく/精子戦争 - 山形のフリーペーパー やまがたコミュニティ新聞 ONLINE
     

    ブロッカーは子宮の入り口で待ち伏せをして、後から進入してくる精子を止める役割を持ちます。

  • 大量毒殺も狙う

    キラー精子は他人の精子に出会うと、自分の鋭い頭の先で相手の頭の横の弱い部分を狙って突っつき、腐食性の毒素を注ぎ込み殺してしまいます。1匹のキラー精子が持っている毒で大量の相手の精子を毒殺することができます。
    出典 :医学のうんちく/精子戦争 - 山形のフリーペーパー やまがたコミュニティ新聞 ONLINE
     

    殺し家精子というよりも大量殺戮とは・・・化学兵器を使用しているようです・・・怖わッ!

  • エリートはひと握り

    エリート集団は受精のためのひと握りの精子でエッグ・ゲッター(卵獲得)精子と呼ばれています。

    エッグ・ゲッター精子はキラー精子と同様よく動きまわり、外見も酷似していますが、頭部がキラー精子よりやや大きいのが特徴です。 

    約100万匹のエッグ・ゲッター精子は約2億匹のキラー精子に囲まれながら卵子を求めて行動します。
    出典 :医学のうんちく/精子戦争 - 山形のフリーペーパー やまがたコミュニティ新聞 ONLINE
     

    勝ち残るのは、100万分の1ですか・・・精子が少なければ難しいのも無理はナシ?1