最近、「妊娠糖尿病」が増えているらしい

日本人女性の肥満率の上昇、晩婚化傾向などが原因で、「妊娠糖尿病」が増加傾向にあります。妊娠糖尿病の実態と予防法を紹介します。

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  • 妊娠糖尿病の定義

  • 妊娠糖尿病は、妊娠中にはじめて発見された糖代謝異常で、妊娠前に診断された糖尿病や、妊娠中に診断された“明らかな糖尿病”は含めません。
    出典 :早産・切迫早産:病気を知ろう:日本産科婦人科学会
  • 妊娠中に血糖値が高くなったり、血糖値が高い状態が初めて発見された場合を妊娠糖尿病といいます。
    出典 :妊娠糖尿病 - goo ヘルスケア
  • 妊娠糖尿病の原因

  • 欧米化された食事や運動不足から来る肥満率の増加が挙げられている。肥満妊婦の妊娠糖尿病発症率は正常体重妊婦の14倍というものや、肥満妊婦の半数が分娩後3年で「本当の糖尿病」にかかっているという調査結果も出ているのだ。また、35歳を超えると妊娠糖尿病にかかりやすくなるため、近年の晩婚化も増加の一端を担っているのだろう。
    出典 :赤ちゃんの先天異常を引き起こす「妊娠糖尿病」にご注意。 | Narinari.com
  • 妊娠時には胎盤(たいばん)で血糖値を上げやすいホルモン(インスリン拮抗ホルモン)などが産生されるため、妊娠中期以後にインスリンが効きにくい状態になり(インスリン抵抗性)、血糖値が上昇しやすくなります。

    正常の妊婦さんでは、インスリン抵抗性になる時期には、膵臓からインスリンを多く分泌して血糖値を上げないように調節します。しかし必要なインスリンを分泌することができない体質の妊婦さんでは、血糖値が上昇します。

    体重が重い、両親や兄弟姉妹に糖尿病がある、尿糖陽性、先天奇形や巨大児の出産歴がある、流産や早産歴がある、35歳以上、などの場合には血糖値が上昇しやすいといわれています。

    また、妊娠中に検査をして、血糖値が高いことが初めてわかることもあります。とくにインスリン抵抗性のない妊娠初期に判明した場合には、妊娠前から血糖値が高かった可能性が高いと考えられます。
    出典 :妊娠糖尿病 - goo ヘルスケア
  • 妊娠糖尿病の基準

  • 妊娠糖尿病:75g糖負荷試験において次の基準の1点以上を満たした場合に診断する。

    空腹時血糖値 ≧92mg/dl 
    1時間値 ≧180mg/dl   
    2時間値 ≧153mg/dl   

  • 妊娠糖尿病の治療

  • 食事療法

     

    妊娠中の理想ダイエットは、

    ●お母さん(母体)と胎児がともに健全に妊娠を維持するのに必要なエネルギーを供給し、

    ●食後の高血糖を起こさず、

    ●空腹時のケトン体産生を亢進させない、

    ・・・という三条件を満たす必要があります。

  • インスリン治療

     

    妊娠中の厳格な血糖コントロールを達成することが食事療法のみで不可能なときにはインスリンで治療を行います。経口血糖降下薬は原則として妊娠中には用いません。母体の血糖コントロールのために使ったインスリンは、胎盤を通過して胎児に移行しないため、妊娠中の治療に用いられます。

    経口血糖降下薬で治療をしていて妊娠を希望される場合には、妊娠前にインスリン療法に変更します。

  • 妊娠糖尿病を予防するには

  • 食べ過ぎないことと、栄養のバランスをとること
    無理のない、適度な運動
    出典 :糖尿病の予防法は?|厚生労働省
     

    妊娠する前からこれらに注意して、糖尿病予備軍に入らないようにすることがとても大事。