麻疹とは何か?症状と対策、予防についてまとめてみた

近年流行して話題になっている麻疹。その症状などについてまとめました。

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  • 麻疹とはどんな病気?

  • 麻疹(はしか)とはどんな感染症か

     麻疹ウイルスによる急性熱性発疹性のウイルス感染症です。感染力が極めて強く、死亡することもある重症の感染症です。日本を含めた世界保健機関(WHO)西太平洋地域では、2012年までに麻疹を排除することを目標に決めています。
     空気感染、飛沫(ひまつ)感染、接触感染、いずれの方法によっても感染し、好発年齢は1歳代が最も多く、次いで6〜11カ月、2歳の順です。近年、成人麻疹の増加が問題となっており、10〜20代での発症が多く報告されています。
    出典 :麻疹(はしか) - goo ヘルスケア
  • 最近は大人の間でも流行するようになり問題となっています。

  • ■はしかにかかりやすい年齢と時期

    ・1~2歳(母親からの免疫が切れる時期)
    ・10~20歳後半(ワクチンの効果が薄くなった時期)
    出典 :麻疹(はしか)の症状 これってはしかかな?
     

    麻疹にかかったことがある人もワクチンを子供の頃うった人も注意が必要ということですね。

  • 麻疹にかかるとどんな症状が出るの?

  • 麻疹は症状が出るまで潜伏期間があります。

  • はしかの潜伏期間、つまり感染してから発病するまでの期間は約10日です。この期間があることと、麻疹ウイルスの感染力が強いことで、はしかは非常に流行しやすい病気になっています。

    麻疹ウイルスは飛沫感染するため、例えば感染者が咳などをしてその唾がそばにいた人の衣類や髪、肌などに付着したとします。その人は何も気づかないまま、例えば学校などに行きます。本人は、この時点ですでにはしかに感染していますが、潜伏期間が長いためまだ症状に表れていません。

    飛沫として付着した麻疹ウイルスが他の人の肌などについたり、大気感染で吸い込んだりして、麻疹ウイルスがその教室や学校に広がっていきます。ここで、すぐに誰かが発病すればはしかの流行が判明して予防できるのですが、まだ誰も気づきません。

    潜伏期間が10日というのは、非常に微妙な期間です。もしもっと短ければ、つまり3日とかでしたら、感染が広まる前に誰かが発病して、その場でくい止められる可能性が高くなります。逆にもっと長ければ、つまり1ケ月とかなら、感染が広まっている最中に最初に感染した人が発病し、その後の感染ルートから感染者を割り出して予防できます。

    10日の潜伏期間は、最初に感染した人が発病するまでに、流行するのに十分な感染者を出すことができて、しかも誰かが発病すると立て続けに発病する、つまり流行するわけです。
    出典 :はしかの潜伏期間は約10日
     

    感染しても症状が出ない期間が長いため、気づかずに感染を拡大させてしまうのが麻疹の特徴なんですね。

  • 麻疹の症状は
    1.カタル期
    2.発疹期
    3.回復期
    の3段階があります

  • ・カタル期

  •  麻疹ウイルスの感染後、10~12日間の潜伏期ののち発熱や咳などの症状で発症します。38℃前後の発熱が2~4日間続き、倦怠感(小児では不機嫌)があり、上気道炎症状(咳、鼻みず、くしゃみなど)と結膜炎症状(結膜充血、目やに、光をまぶしく感じるなど)が現れて次第に強くなります。

     乳幼児では消化器症状として、下痢、腹痛を伴うことも多くみられます。発疹が現われる1~2日前ごろに頬粘膜(口のなかの頬の裏側)にやや隆起した1mm程度の小さな白色の小さな斑点(コプリック斑)が出現します。コプリック斑は麻疹に特徴的な症状ですが、発疹出現後2日目を過ぎる頃までに消えてしまいます。また、口腔粘膜は発赤し、口蓋部には粘膜疹がみられ、しばしば溢血斑を伴うこともあります(上気道炎症状や結膜炎症状をカタル症状といい、以上を「カタル期」あるいは「前駆期」といい、「潜伏期」とは異なります)。
    出典 :麻しん Q&A
  • そして最初の発熱が下がってくる頃、ほほの内側に細かな
    白い発疹(コプリック斑)がみられるのが麻疹の症状の
    大きな特徴といえるでしょう。
    出典 :はしか はしかの症状について
  •  

    頬の内側の白い斑点が特徴なんですね。

  • この期間が一番感染力が高いです。

  • 発症した人が周囲に感染させる期間は、症状が出現する1日前(発疹出現の3~5日前)から発疹出現後4~5日目くらいまでで、学校は解熱後3日を経過するまで出席停止となります(麻疹は、学校保健安全法に基づく第二種学校感染症に指定されており、学校をお休みしても、欠席扱いにはなりません)。なお、感染力が最も強いのは発疹出現前のカタル期です。
    出典 :麻しんとは|和歌山市感染症情報センター
  • ・発疹期

  • 発疹期:(3~5日間)

    カタル期の発熱が一旦下降(1℃程度)したあと、半日位後に再び高熱(多くは39.5℃以上)を発すると共に、疾患特異的な発疹が耳介後部、頚部、前額部より出現し、翌日には顔面、体幹部、上腕に広がり、2日後には四肢末端にまでおよぶ。ウイルス曝露から発疹出現までおよそ2週間である。発疹が全身に広がるまでの3~4日間は39.5℃以上の高熱が続く。発疹は当初は鮮紅色扁平であるが、まもなく皮膚面より隆起し、不整形の斑状丘疹となる。指圧により退色することも特徴の一つではあるが、次第に融合していき、次いで暗赤色となり、出現したときと同じ順序で退色していく。発疹期には上気道炎症状、結膜炎症状等のいわゆるカタル症状はより強くなる。麻疹の臨床経過での特徴はこのように前駆期(カタル期)と発疹期が比較的はっきりと分かれており、発熱もカタル期の終わりに一旦下降した後、より高熱を呈する(二峰性発熱)。
    出典 :麻疹/はしか
  •  

    この画像のような発疹が出るのが発疹期です。

  • 発熱から3~4日後に一度熱が37℃台に下るが再び上昇し、39~40℃にまでなることがある。はじめの熱よりさらに上昇するため、熱性けいれんを起こすこともある。
    この再発熱とほぼ同時に耳の後ろ・顔から発疹が現れ、次第に胸やおなかにと2~3日で全身に広がる。
    発疹の大きさはさまざまで、発疹同士がくっつき、まだらになる。はじめは鮮紅色で4~5日たつと暗赤色から茶褐色に変わってくる。発疹に痒みや痛みはない。
    眼の充血や声のかすれ、咳などの症状がもっとも重い時期。
    出典 :はしか(麻疹)
     

    熱が上るのが危険ですね。

  • 経験された方はわかると思いますが、
    大人になってはしかにかかるとかなり大変です。

    大人になって麻疹を発症されると、
    40度以上の高熱、目の充血、もうろうとした意識など
    心配で入院される方も結構いらっしゃいます。
    出典 :麻疹(はしか)の症状 これってはしかかな?: 麻疹 はしかの症状
  • ・回復期

  • 回復期は発疹が出て約3日以降で、発熱や全身の倦怠感が次第に緩和されます。発疹はその後、赤みが薄くなり黒ずみ、約1ケ月で消滅します。

    回復期に入って1週間から10日後に回復します。

    尚、解熱後も咳や鼻汁がしばらく残ったり、口腔内の粘膜が痛んで水や食物の摂取が難しくなるため、乳幼児は脱水症状の危険があります。
    出典 :はしかの症状は3段階
  •  発疹出現後3~4日間続いた発熱も回復期に入ると解熱し、全身状態、活力が改善してくる。発疹は退色し、色素沈着がしばらく残り、僅かの糠様落屑がある。カタル症状も次第に軽快する。
    出典 :IDWR: 感染症の話 麻疹
  • 麻疹を予防するにはどんなことに注意すればいいの?

  • I-2 麻しんはどうやって予防するのですか?

    麻しんは感染力が強く、空気感染もするので、手洗い、マスクのみで予防はできません。麻しんワクチンが有効な予防法といえるでしょう。また、麻しんの患者さんに接触した場合、72時間以内に麻しんワクチンの予防接種をすることも効果的であると考えられています。接触後5、6日以内であればγ-グロブリンの注射で発症を抑えることができる可能性がありますが、安易にとれる方法ではありません。詳しくは、かかりつけの医師とご相談ください。
    次項でも述べるように、最近は成人の麻しん患者の割合が増加しています。定期接種の対象者だけではなく、医療・教育関係者や海外渡航を計画している成人も、麻しんの罹患歴や接種歴が明らかでない場合は予防接種を検討してください。
    出典 :麻しん(はしか)に関するQ&A|厚生労働省
  • やはりワクチンをうつのが一番なようです。


  • 麻疹の免疫は終世免疫(=一度かかれば、一生大丈夫)と、昔は思われていました。免疫記憶細胞の推定寿命からすると、これは間違い。麻疹が「終世免疫」になるのは、一度感染した後に免疫記憶がある状態で、再び症状が強く出ない状態で感染し、免疫記憶がしっかりと更新された場合のみです。

    この免疫記憶の更新機会がどの程度あるかは、現在の日本では不明です。強い空気感染力と、終生免疫にならないという特徴からも、麻疹の感染を防ぐのは難しいことだと分かると思います。

    すぐにできる事は日ごろの健康管理という事になります。夜更かし、寝不足状態、食事の摂取が不規則、などが続く時は、できるだけ人ごみは避けましょう。花粉症の方でマスクの装着に慣れている方は、花粉症の時期以外でも、人ごみに行く時はマスクをすれば、感染の機会を減らす事が可能です。
    出典 :2/2 大流行の麻疹(はしか)の予防は可能か [子供の病気] All About
     

    一度抗体を持っても失ってしまうという事です。
    一度かかれば一生かからないというのは俗信なんですね。

  • 麻疹にかかってしまったらどうすればいいの?

  • 対処法
    01水分を十分にとる

    とくにはしかでは発熱によって大量の汗が出るので、こまめに水分を補給しましょう。果汁ジュースや麦茶、紅茶などは、汗で失ったビタミンや塩分も補うことができます。また、赤ちゃんは発熱があると機嫌が悪くなって飲まなくなり、脱水症状を起こすこともあります。こまめに飲ませて、十分な補給を心がけましょう。

    02発熱時には頭部を冷やす

    熱があるときは、氷枕や冷却ジェルなどで頭を冷やすと楽になります。また、発熱で体力を消耗しますから入浴は控え、かわりに蒸したタオルで顔や体を拭くとスッキリとして気分も良くなります。

    03暑すぎない程度に保温し、保湿する

    室温は20~25℃くらいにして、ときどき換気をするようにしましょう。加湿器や濡れタオルで室内の空気を保湿することも大切です。はしかや三日ばしかのときは、体が熱いのに手足が冷えてしまうことが多いので、薄手で長袖の寝巻きを着て、靴下や手袋などで手足の先が冷えないようにしましょう。

    04病院で診察を受ける

    発疹や発熱など、はしかや風疹と思われる症状があらわれたらすぐに内科や小児科を受診しましょう。また、他の人にうつさないためにもはしかは熱が下がってから3日間、風疹では発疹がおさまるまでの間は幼稚園や学校、会社は必ず休みましょう。
    出典 :はしか・風疹 症状・疾患ナビ | タケダ健康サイト
  • はしかの治療

    はしかの治療も、他の多くの感染症の治療と同じで対症療法となっています。
    解熱剤、鎮痛剤で体の痛みを取り除き、自然に回復するのを待つのが治療法です。
    ごくまれにみられる合併症の可能性があるときは、抗生物質を使った治療も行います。
    出典 :はしかの症状と対処法 -家庭の医学- カラダノート
  • 安静にして他の人に伝染ることのないように外出しないのがいいようです。